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三十一話



 翌日の朝はものの見事に晴れていた。


「じゃあ、行ってくるね」


 クレイ達は遠征の準備を終えてギルドハウスを出た。


 シャーロットは眠そうな目を擦りながら三人を見送る。


「生きて帰るんじゃぞー」


「縁起悪いこと言わないでよ……」


 クレイはげんなりしながらも手を振った。


 シャーロットはアリアとマリイに声をかける。


「あれはいざと言う時以外は使うでないぞ」


「は、はい」


「分かってる」


 二人は頷くとクレイと共に町外れへと歩き出した。


 シャーロットは三人の後ろ姿をあくびしながら見つめていた。


「まあ、これも試練じゃ。これから先はもっと大変だろうしのう。さて。妾は寝るとするか」


 シャーロットはそう呟くと大きな胸を揺らしながらギルドに戻った。


 そして部屋に入ってベッドにダイブするとスカートがめくれて中身が露わになっていることも気にせずすやすやと眠りだした。



 コリコ村はリンカーの南部に広がるスラン平原の西に位置する。


 クレイ達の住むリンカーからは馬車で半日ほどだ。


 歩いても行けるが時間がかかるため、クレイ達は予約していた馬車に乗っていた。


 御者の男は不安そうにしていた。


「あんたら、本当にコリコ村に行くのかい? やめといた方が良い。あそこはもう誰もいないよ。ゴーレムが出るからな」


「僕らは本部からそのゴーレムを倒すように言われてるんです……」


 御者は目をぱちくりとした。


「あんたらが? 女の子の旅行かなんかじゃないのかい?」


「違います……。僕はこれでも男なんで……」


 業者は後ろに座るクレイ達をまじまじと見つめた。


「あんまり戦う風には見えないなあ。特に兄ちゃん」


「あはは……。僕は紋章使いなんで……」


 クレイが苦笑いすると御者は前を向き直した。


「まあ、本部に言われたなら仕方がないか。悪いことは言わない。危なくなったらすぐに逃げな。そうすれば本部も本腰入れてプラチナやダイヤのギルドを派遣するだろう。オレも見たことあるが、あれは普通のギルドじゃ歯が立たないよ」


 御者の言葉は実感が籠もっていた。


 クレイは忠告を聞いて顔を青くする。


 不安そうなクレイにマリイが抱きついた。


 クレイの顔がはりのある谷間に埋もれ、咄嗟に伸ばした両手が胸を鷲掴みにする。


「な、なに?」


 クレイが見上げるとマリイは笑った。


「大丈夫だって。きっとなんとかなるよ」


 アリアもおっとりと頷く。


「だといいですねえ」


 楽観的な二人に感化され、クレイも僅かに気を緩ませた。


「う、うん。頑張ろう」


 マリイの胸に埋もれたまま口を動かしたせいで柔らかい感触がクレイの唇に触れた。


「あん。それいいかも♪」


 ビキニの先を尖らせながらマリイが気持ちよさそうによがるとクレイは恥ずかしそうにズボンを膨らませた。


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