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クエスト

薬師ギルドの前についた時、丁度30個目のポーションが完成した。せっかくなので薬師ギルドに寄って行くことにした。

冒険者ギルドにクエストがあるんだから、薬師ギルドもあるはず……これも実験だね。




「すいません、薬師のクエストってありますか?」



ギルドのカウンターにいるお兄さんに話しかけると笑顔で案内してくれた



「はい。ミーナさんはレベル4ですので、ただいま受けられるクエストは薬草作製のみですがよろしいですか?」



「よろしくお願いします」



「それでは。薬草10個をお渡ししますので、本日中にHPポーション10個を納入してください」



既に出来上がっているポーションを渡して150G貰いクエストは終了した。

薬草はタダで貰えたけど、クランで売っていれば800Gだったのにな。もう絶対にギルドのクエストはしないっと決めた。

150Gを見つめてため息をついていると、初期装備のローブを着た男の人とすれ違った。



「すいません、クエスト受けに来ました」



「え!なんで?」



思わず声を上げて振り向いたら、目が合ってしまった。気まずい……



「いえ、なんでもないです」



逃げるように薬師ギルドを出た。





さて、これから何をしようかな。

カフェで読書もいいけど、外で読書も気持ちがいいかもしれない。のんびり落ち着ける場所探しをしよう。



人の少なそうな路地を入り、しばらく歩くと小さな公園があった。

木陰になっているベンチで本を読もうと近づくと《ポーション作製を中断しますか?》という警告がでた。よく見ると、ベンチの下に小さな先客がいた。スズメのクエストなのかと思い《はい》を選んだ。

スズメは「チョンチョン」と鳴いて、すぐに飛んでいってしまった。なんだったのかな?

私の手には『スズメのバッチ』が握られていた。なんだコレ?

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