一プチ日常①
手抜き回です。たまにやります。羽休みですね。
〜朝ご飯〜(煌と瘉)
「お粥だね」
「お粥だな」
「誰か作ったの?」
「俺」
「嘘でしょ」
「料理教えてるの瘉だろ」
「煌が朝ご飯を作っていることが驚きなんだけど」
「おいこら家ではたまに作ってるぞ」
〜持ってきたもの〜(煌と瘉)
「体の調子はどうだ?」
「少し体がダルイ程度。怪我は完全に治ったよ」
「よし持ってきて正解だったな」
「泊まりに来る荷物が多いと思ったらコントローラーやカードゲーム、ブルーレイ、アケコンまで」
「昨日熱中症で倒れたからな。今日一日は安静だ。家でできるものをできるだけ持ってきた」
「今日一日中ソシャゲの『日白』さんコラボイベント周回予定だよ」
「………………」
「………………」
「………………」
「………………」
「俺も」
〜推しに貢ぐ〜(瘉と煌)
「当然の天井。水着仕様の着せ替え別売りだわ。ちょっとカード買ってくる」
「僕はいいや」
「日白さんは推しだろ。貢がなきゃ」
「僕は昨日既に『瘉』と言う美少女に色んなものを貢いでこれ以上課金すると遊ぶお金が無くなっちゃうよ」
「……………推しには貢がなきゃ」
「始めて男に一目惚れされて嬉しいと思ったけどそれは気持ち悪いよ」
〜推しとソシャゲ〜(瘉と煌)
「はあ?! 何で日白さんの髪の色が白固定なんだよ! 食べ物与えても変わんないんだよ! 日白さんの食べ物によって髪色が変わる体質知らねえのか運営さんよぉ?!」
「何でボイスの数少ないの?! 日白さんが『歌姫』だってことわかってないんじゃないかな! 」
「アプデとかで追加とかないのか!」
「夏祭衣装の追加としか書かれてない!」
「勿論ボイス等追加あるよな?」
「ない」
「これは運営に問い合わせメール100通くらい送るしかねえ」
「それは甘いよ煌。パソコン、スマホ、タブレット、全てのアカウントで送らなきゃ。一時間ぐらい」
〜金の出どころ〜(煌と瘉)
「煌はそんなに課金して良くお金付きないね」
「あの学校生徒に割の良いバイト紹介してくれるから」
「いいなぁ。僕は紹介してもらえなかったのに。喫茶店でバイトだよ」
「ずっと思ってたけど瘉は親に頼めば貰えるのに何でバイトなんて始めたんだ?」
「去年全推しのクリスマス仕様に課金しまくったら過去最高の金額になって帰ってきた親に怒られた。おかげで上限ができたよ」
「どんまい」
〜アマゾンプ○○ム〜(煌と瘉)
「周回してる間暇だから映画見ようぜ」
「アマ○ンプラ○ムに入ってるから無料で好きなの見れるよ」
「まじかよ○マゾン○ライム強いな。どのぐらい見れるんだ?」
「さあ、アニメだけでも100作品以上は見れるはず」
「すげえなア○ゾ○プライム」
「じゃあ見たい映画せーので言おう」
「「せーの」」
「ドラゴンボー○」
「のん○んびより」
「どっちもある」
「流石は○マゾンプラ○ム」
〜昼ごはん〜(瘉と煌)
「昼ごはんどうする?」
「カップラーメン」
「無い。作り置きの味噌汁ならあるよ」
「昨日のやつか」
「あと海苔」
「ご飯はある?」
「ある」
「決まりだな」
「決まりだね」
〜カップラーメン〜(瘉と煌)
「カップラーメン無いって、世界一売れているどの家にも常備されているものだぞ」
「今日はたまたま無かった」
「たまたまって、最後にいつ食ったんだよ」
「4月」
「今日(60日)は無かったのか」
〜スタミナ切れ〜(瘉と煌)
「回復アイテムも含めてスタミナが切れた」
「いざという時の為にアイテムは貯めておかないと」
「アイテムって言ったってゲームスピード5倍で10時間周回すれば流石に尽きる」
「僕はあと5日ぶん残ってるよ。今回のイベント500位以内は目指す」
「ガチ勢め」
「ガチ勢です」
〜時間〜(瘉と煌)
「そろそろ帰る」
「わかった」
「映画5本ぐらい見たな」
「どれも面白かったけどデッ○プールは流石に手が止まったよ」
「あれは夢に出てくる」
「忘れ物ない?」
「あっても大丈夫」
「煌、今日はありがとう。また明日」
「また明日」
「………………………………………………」
「……………………………………………」
「スマホ忘れた」
「あっても大丈夫じゃなかったの?」
〜よく気づく人〜(天宮煌と天宮栞)
「母さんただいま」
「おかえり、瘉ちゃんは大丈夫?」
「なんて開口2番目が瘉なん?」
「わかるわよ。電話越しでも、平然としているふうに喋ってるけど瘉ちゃんの事心配で泊まるって言ったんでしょ?」
「…………………」
「どうしたの?」
「母さんが母さんで良かったなぁと」
「母さんは母さんよ」
(普段から瘉ちゃん呼びしてるから気づいているのかいないのか判断つかねぇ)
天宮栞。
瘉の事をとても気に入っている。女の子だったら煌と結婚できたのに…………