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2.この世界の最後の妹の姿


「あまねそろそろ家出るぞ。」

家に帰り仕度をしていると夜になっていた

あまねは朝の様にバタバタとしている

「待ってお兄ちゃんもう少しでおわるから。」

準備をしている妹をみて僕は異世界チケットの事を思い出した、あまねにあれが渡ったら居なくなるのだろうか、半信半疑だがやっぱりなにかモヤモヤする

なによりも見せの店長が怪しい

黒服に黒杖異世界祭りを意識している様なのだが

なんだか今日は嫌な予感がしていた

「お兄ちゃん準備出来たよ。」

ようやく終わったかと、そこには

黒マントに黒い杖見せの店長と同じじゃないかと思いながらもポカーンと見ていると

あまねが顔を赤くして

「お兄ちゃんかわいいい?」

と聞いてきたので僕は

「似合ってると思うよ。」

半分冗談で言ったつもりが

本気にしたようなのか、もっと顔を赤くして

玄関に走っていた

すぐに僕は追いかけて家の前にあまねがいた

「お兄ちゃん、チケット絶対当てるんだからね。」

嫌々チケットなんて要らないだろ

頷きながらも家から会場に歩いていった

「お兄ちゃんもうすぐだねもうすぐだね。」

僕が言うのもあれだがあまねはかなりのお兄ちゃん大好きっ子だ

会場に着くとサナもいた

「あ、きたきたあまたくんおそいぞ。あまねちゃんもこんにちは」

ぷくっと膨れた様な表情で物凄く可愛い

けど、僕一緒に行く約束なんてしてないな

細かい事はいいか

「サナ早いね、もう少し遅く来るかと思ってたよ。」

「サナちゃんこんにちは。」

軽く挨拶を交わしサナも合流してお祭りを回る事に

した

「二人ともなに食べたい。」

サナとあまねは全く同じ事を言い出した

「異世界チケットがいい。」

「異世界チケット」

僕は呆れた様な表情ではいはいと頷き

「その前にお腹空かない。」

僕は朝からなにも食べていなかった為

お腹が空いていた

「そうだね、お腹が空いてては何とやらだね。」

しっかり言おうよそこ心の声が聞こえてないか心配だ

「その前にちょっと待っててお兄ちゃんトイレに行ってくるから。」

いってらっしゃいと手を振りサナとふたりで待つことにした




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