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第14話 ④

「そんなものか機械人形!ドラッグを倒したのはお主であろう!!」


未知の金属がガイアを襲う。


「それともなにか!先ほどお主から出て行った人間がいないと何もできないのか!!」


ファットの攻撃にガイアは防戦一方だった。


(くっ!!なんだこの力は!ドラッグよりはるかに強い!)


金属と金属が当たっているはずなのにガイアの装甲ばかりが削れていく。


(おそらく烈がいてもこいつには勝てない・・・アレス!)


「ライノミサイル!!」


サイの口から放たれたミサイルがファットを襲うが簡単に弾き飛ばされてしまう。


「それがお主の本気か?!弱い!弱すぎるぞ!良きことを思いついたぞ!最後は我の本当の力を見せてやろう!冥途の土産と言うやつだ!!来い、馬ぁ!!!」


その言葉に応えるように馬がファットに近寄る。


「ハァーーーーーーーーーーーーーーー!!!」


黒いオーラがファットと馬を包みその体が一体化しているのがわかる。


「これが王の力!“裕福”とは“力”なり!“力”とは“武力”なり!!


そこから現れたのはケンタウロスの姿になったファットだった


腕を組む王の風貌は小さいところと変わらないどころかさらに威厳を増し、常人ならひれ伏してしまいそうになる


「さぁ控えよ!これが王の姿なるぞ、はぁ!!」


ファットが手を伸ばすとそこから黒いオーラを纏った鋭い金属がガイアを襲う


「くっ!!」


ガイアは何とかそれを躱すが肩に残撃を受け、パーツが弾き飛ばされた。


「む、大きくなって感覚がズレたか・・・だが次は外さん!!」


またも力をためるファットにガイアが一歩下がる。


『ガイア!地下へ飛ばすんだ!』


突然健太郎から通信が入った。


『今、後藤隊長がそこに行く!飛ばしたら態勢を立て直すんだ!』


空からJ-ウイングの音が聞こえる。


「しかし、それでは誰がファットを倒すんだ!」



「「俺たちだ!!」」



突如声が聞こえ、力を溜めていたファットに横から蹴りをした赤いロボットがいた


ファットは耐えながらもその体を歪め纏っていたオーラは消え去った


「何者だ!」


ファットが見るとそこには見たこともないロボットが立っていた。


「何者だ?顔を忘れんなよ!」


その赤い体はガイアの体に似ていたがそれよりシャープで力強さを感じられた。


一番目を引いたのはその胸。赤い宝石が燃え滾る炎のように輝いていた。


「アレス!」


応えたのはガイアだった


「待たせたな兄貴!」


「すまない。という事は・・・」


「ガイア」


アレスの中の烈が問う


「烈・・・すまなかった」


「後で話がある、それまで・・・倒れるなよ!!」


いつもの烈の元気な言葉だった


「わかった・・・。一先ず地下に飛ばすぞ烈!!」


「おいおい兄貴、俺もいるぜ!レオ!!何やってるんだよ!!」


「・・・うるさいわい」


そこに獅子が現れる


「いくぞみんな!!」


「「「おう!!」」」


ガイアの言葉にアレスと烈、獅子が答えた。


「ヘルメスは地上を頼む!」


「わかった!」


勢いよく走り出したガイアとアレスはファットの足と左手にしがみついた。


「ぬ!!離せこの機械人形が!!」


ファットが右手でそれをはがそうとするが獅子の噛みつきによって阻止された。


「今だ後藤隊長!!私達ごと飛ばすんだ!!」


『わかった!ジャンパーボルト、シューーート!!』


J-ウイングから4本の柱が飛び、ファットを囲むようにして地面に刺さった。


『ジャンプ!!』


健太郎の声が響くと4本の柱は振動を始め、内部の空間が歪んでいく


「機械人形が何体かかろうと我には勝てぬ!!後でこの世界も滅ぼ・・・」


ガイアたちがいなくなった後にはボロボロになった建物があるだけだった


次回予告

アレス:ナイスガッツだ烈!

烈:伊達に鍛えてないからな!

ガイア:・・・・・

アレス:どうした兄貴?

烈:俺も怒ってるんじゃないんだぜ?

ガイア:・・くない

烈・アレス:えっ??

ガイア:私の出番が少ないではないか!!タイトルと違うぞ!!

烈・アレス:あぁっ!!

ガイア:次こそは!次回「真実まことのパートナー」!

アレス:兄貴・・・

烈:お前も大変だな・・・


どうも作者です。読んでいただきありがとうございます。

ちょっと急ぎ過ぎた感じはしますがこれはこれでよかったと思っています。

あんまり日常パートをうまく書ける自信がないので・・・。

最近読者数が増えた気がします。ユニークももう少しで1000いきそうで作者も嬉しい限りです。

まだまだ頑張ります!!


ロボットの神様ぁーーーーー!!

私にレゴと時間と熱い心をぉーーーーーーーーーー!!

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