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第14話 兄弟分断作戦!兄side ①

ここまで読んでくれた方に感謝をぉーーー!!

どうも作者です。

遅くなってしまってすいません

ちょっと今回はガイアより烈の話なので(タイトルと違う!)

ちょっと手こずりました

段々と物語は盛り上がってきて、ハードスケジュール待ったなしのこの作品。

ついてこれるか!ごめんなさい。

ガンバって更新していこうと思いますのでよろしくお願いします。

そろそろキャラ表作ろうかな・・・

第14話 兄弟分断作戦!兄side


「「エレメンタルコネクトォ!!!!!!!」」


烈の声が聞こえるがそれは私とではない。


そうか・・・アレスが言ってくれたのか


2人とも、迷惑をかけてすまない


しかし1つだけ言わせてくれ


お前たちは決して兄に負けてはいない


お前たちは強い!それを信じろ!


---------------------------------------------------------


「烈、いくぞ!」


ガイアは烈を乗せて研究所を乗せて飛び出した


「とうとう相手も複数で攻めてくるようになってしまった・・・」


「なんだよガイア?!」


不安そうなガイアの言葉に心配する烈。


「いや、少し不安になってしまって・・・」


ガイアは烈にあのことを言えてないことから少し烈に引け目を感じていた。


「ガイアらしくねぇな?!心配すんな!俺がいるだろ!」


「そ、そうだな!すまなかった!」


「それにしても相手は2体なんだろ?!どうするんだよ?」


「グランガイアと連携して1体ずつ倒すしかない!」


「父さん!まだ地下は使えないのか?!」


『すまない。もう少し待ってくれ』


「一先ずEBFと協力して人々の避難を優先しよう!戦いはその後だ」


「わかった」


「「エレメンタルコネクト!」」


ガイアが勢いよく走っていると横にグランガイアが追いついてきた。


『ガイア!後藤隊長と行ってくれ!カタパルトにいる』


その声にガイアはカタパルトに急ぐ。


カタパルトに近づくとそこにはJ-ウイングがいた。


『ガイア君、烈君J-ウイングの下にアタッチメントがある』


後藤からの通信が響くとJ-ウイングがエンジンを始動させその機体が少しずつ浮き始めた。


「ちょっと待ってくれよ後藤隊長!」


「このままでは付けられないんだ!すまないが途中で頼む!」


そう言っている間にも少しずつ浮き上がるJ-ウイング。


『グランガイアはいつも通りエレベータで送るよ。・・・また発進方法も考えないとな・・・』


「それには私も同席させてもらおう!」


健太郎の独り言のような一言に勢いよく答えたガイアはスピードを上げた。


J-ウイングが20メートルくらい上がったところでガイアはカタパルトの下に来た。


「「いっけぇーーーー!!」」


猛スピードで突っ込んだガイアがカタパルトを直角に上り始めた。


キキュキュキキキ!!!


カタパルトの縁にタイヤを当てながら走るガイアとJ-ウイングは段々と近づいていく。


『よく来た!』


J-ウイングの下からガイアを掴むためのアタッチメントが現れた。


「飛ぶぞ烈!」


「おう!」


ガイアはそのままJ-ウイングのに突進した。


グガァーーン!


スピードのまま突っ込んだガイアをアタッチメントが掴んだ。


「後藤隊長!オッケーだ!」


「よし、では行くぞ!J-ウイング発進!!」


フルスロットルで加速するJ-ウイングは地上に向けて飛び立った。


---------------------------


龍神町中心部


ブバォーーーーーン!!


グゴォーーーーーーン!!


町では象と犀の半人が暴れていた。逃げ惑う人に構わずありとあらゆるものを壊し続けていた。


「きゃーーー!!」


「助けてーーー!!」


「おかーさーん!」


逃げ惑う人は混乱しながらも多くの人の流れに沿って逃げていく。


EBFの隊員も必死で避難誘導をしているが中心部ということで避難誘導が追いついていなかった。


次々に町を壊す怪物たちに、人は皆あるロボットの助けを待っていた。


今までもニュースで見てきたあのロボットの姿が早く来てくれることを祈っていた。


突然ジェット機の音が聞こえた。その音に2つの半人を含めすべての人の顔が一斉に向いた。


そこには4つの筒を背負い下に車を付けた飛行機がこちらに向かって飛んできていた。


ガチャ!


飛行機が2体の上に来たとき飛行機のアタッチメントが外れ、下にあった車が重力に従って落ちてきた。


変形チェンジ!!」


突如車から声が放たれると車が変形し始めた。


車体の前部が足に、後部が胴体に変形すると凛々しい顔が現れる。


「ガイアキック!!」


ロボットが足を伸ばし象の半人に向かって綺麗な垂直キックを決めた。


バォーーーーーー!!


鎖骨のあたりにキックを食らい象半人の立っていた地面がひび割れ、その巨体が地面にめり込んだ。


ロボットは上空をもう一度舞い、地面にスタっと着地した。


「烈、大丈夫か!」


ガイアは2体の半人に向かいながら言った。


「大丈夫だ!」


烈は周りを見て逃げ遅れていない人がいないか確認した。


ブボォーーー!!


象半人は地面から抜け出せない苛立ちを周りの建物にぶつけていた。


「まずはあのサイからやるぞ烈」


といってもガイアと犀半人の大きさは歴然としていた。


エレメンタルガイアになれば同じくらいだがガイア単体では2.5倍近く大きさが違う相手にどう戦うか。


それは


「真っ向勝負だな!いくぞ」


「「ガイアソード!!」」


剣を呼んだガイアは犀半人に向かって走り出した。


もとより不利な状況に小細工は不要と思った2人は、これ以上被害を出さないためにあえて正面から立ち向かった。


「てぇやぁーー!」


ガイアは剣を振りぬきその勢いのまま後ろに抜けていった。


グギャーーー!


切られた犀半人はその痛みに苦しそうに声を発した。


「まだだ!」


ガイアがまた犀半人に向かって走り出すがその視界の端にこちらに向かってくる細長い物体をとらえた。


「!!」


ガイアが咄嗟に避けるとそこに灰色の円柱状の物が通り過ぎた。


その根元をみると先ほど地面にめり込めせた象半人がその鼻をガイアに向かって伸ばしていた。


その鼻はガイアに避けられると先端をガイアの体に巻き付けようとしてきた。


「させるか!っなに!!」


それと息を合わせるように突進してきた犀半人を防御するために一瞬動きが止まってしまったガイアに象の鼻が巻き付いた。


そのガイアに犀半人の突進がぶつかり力を受け流すことができないガイアは体が軋む音を


聞きながらその突進を剣で受け止めた。


「くっ!!」


「ガイア!」


「だ、大丈夫だ」


すると上から犀半人を引きはがすようにバルカンが撃たれた。


『援護する!』


上からJ-ウイングがサポートをしてくれている。


「早くこの鼻をはがすんだ!」


烈の言葉にガイアは剣を振るおうとするがそれを許すまいと凄まじい力でガイアの体は宙に投げ飛ばされて地面に叩きつけれてた。


「ぐふぁ!」


苦しそうに立ち上がるガイアに犀半人の突進がまた迫る。ガイアも負けじと剣を構えるがその手に力は入っていない。


グォーーーーーーー!!


その巨体がガイアに迫る中その横から大型車のエンジン音が段々と近づいてくる。


グォーーーーーーーーーー!


迫る巨体に横から大きな物体がぶつかってきた。


グガァーーーー!!


最初の叫びは気合の入った声だったが後の声は苦しみの声に変わった。


「来てくれたか!グランガイア!!」


犀半人が突進してきた道にはグランガイアがガイアを守るように立ちふさがっていた。


『ガイア、遅くなってしまってすまない!』


健太郎の声が通信から聞こえる。


「ありがとう健太郎!それより避難状況はどうなっている?!」


『それならたった今完了したと報告が来た!だがあまり被害は出さないでくれ!』


象半人はようやく地面から抜け出し、こちらに向かって走ってきていた。


「いくぞ烈!合体だ!」


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