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1:バカな事、言わないで。

まず、この作品を見ていただき、誠にありがとうございます。


この作品について、一つ、お詫びしたいことがございます。

それは、更新が遅いことです。


この作品は、1話1話を、約三千文字くらいにするということにしております。

そのため、他の更新、または、文字数などの考えで、遅くなることがございます。

そこは深くお詫びし、この作品を見ていただきたいと思います。

遅くて、一ヶ月。早くて、一、二週間……でしょうか?私が最高潮であれば、1日という可能性も、なくはないので、そこもご理解願います。

長々と申し訳ごさいません。

では、作品へお移りください。

少女は人が嫌いだ。一生人とは、友達や、親友……そんな関係を一切持たない。

そのはずだった。それなのに……あいつがきたせいで……少女の人生は狂った。

そう、あいつのせいで。






時は流れて平安時代……ではなく。

現代。

20××年○×月×○日(水)。

少女は、千夏(ちなつ)盛山(もりやま)千夏。小学5年だ。

今現在、夏休みが終わり、2学期に入って少したったころの話だ。

転校生がきた。

桐谷(きりたに)和也(かずや)だ。まぁ転校したてで話が合わないかもしれない。そこはあやまっておく。悪い。そしてこれからよろしく」


……まず早口言葉かと千夏は思った。

そして、めんどくさそう、とも思った。

だが、この人が少女の……千夏の人生を変えるとは、思っても見なかった。


「ねぇ……君、名前は?」


唐突に聞いた声。その声の主は、転校してきた、桐谷和也だった。

まぁ、話しかけられたからって話そうなんて、思わない。それが盛山千夏だから。

「…………」


「……」

和也は、千夏をじっと見たまま、その後は何も喋らなかった。


次の日


また、あいつ……桐谷和也は話しかけてきた。

「なぁ、名前聞いてんだけど?」

……うるさい……


うるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさい


はぁ……


「……るさい……」


「え?」

和也の声がする。そして……

「うるさいっつてんでしょ!?だまってくれる!?」

千夏の声がした。


帰宅中


最悪だ……

あんなこと言うんじゃなかった…

千夏は今更ながら後悔しながら、家へと向かった。


「ただいま」

だれもいない家に千夏は、声を発する。

千夏の声は、だれにも届いていない。

そして、千夏は、帰ってすぐに、宿題をする。


それが済むと、ご飯を作り始めるのだ。


ん?千夏のお母さん??

もちろんいる。だが………


帰るのは、真夜中だ。

仕事、なんて母は言うけど、千夏は、直感的にちがう、そう思っていた。

そして、お父さんは5年前に亡くなった。その頃からだ。千夏の母の帰りが遅くなったのは。



ご飯を作ると、すぐに食べる。

そして、食べ終わったお皿は、水につける。

そして、お風呂にはいるのだ。

そんな日常が千夏の日常。

その中に、邪魔をする奴は許さない。


ただ、千夏にだって、趣味……というのだろうか?そんなものがある。

それは……いや、言わないでおこう。いずれわかるだろう。


その「いずれ」が、とても近いということを、千夏はまだ知らなかった。



今日の日付

○×月△□日(金)。

学校に着くと、千夏は本を読み始めた。

そこに、

「おはよう」

にこやかな顔をした、和也の声が…姿があった。

チッ、鬱陶しい……

千夏はそれを無視した。

和也がどんな顔をしてるかなんて、知らないが、自分の邪魔をしなければ、千夏は有無(うむ)を言わないことにしよう、そう思っていた。

さっさと、飽きればいいのに。

千夏はそんな事を思っていると、私の耳に口を近づけていた。そして、

「‼︎」

──案外……変わった趣味だね?


そんな言葉が、耳元で聞こえた。

趣味……趣味……趣味……!?

まて、千夏。冷静になれ……こいつの言い分なんかに耳を貸すな……


そう必死に心の中で唱える。


「なんのことか、わかんない……邪魔、しないで……」


千夏は、そう言って本に目を移した。


「………」


「こうであって……~~である」

先生がそんなことを言ってる。

簡単すぎ。退屈……

千夏は、そんなことを思っていた。

小5の勉強はだいたい終わらせていたからだった。

それより千夏は、和也の……


キーンコーンカーンコーン

キーンコーンカーンコーン


終わった……

千夏は、ハァとため息を吐き、号令をした。

ホームルームも終わり、千夏は帰り支度をする。


「千夏……ちゃん?」


!!

……

私の名前……どこで…

千夏は思考回路を巡らせる。クラスメイトにでも聞いた。そんな結論に出たのだった。

「……なんでしょうか?」

千夏は半睨みで、名前を言ってきた奴にそう言う。


「下の名前、千夏っていうんだね」

と和也はにこやかに言った。



「そうですけどなにか?」

千夏は、半睨みのまま言う。


「教えてくれてもいいのに。可愛い名前だね」

ナンパでもすんのかこいつ。千夏はそう思いながらも、

「だから?私に話しかける必要性が思い当たらないんだけど?」

そう言って、また帰り支度を進める。


「ひどいなぁ。一応、クラスメイトとは友達になりたいと思ってるんだよ?」


……やっぱり、嫌いだ。千夏はそう思っていた。

「あっそ。だからって私は友達になろうなんて思わないから」


丁度帰り支度が終わった千夏は、そそくさに教室を出て、家へと足を進めた。


帰宅中、千夏は和也のことを考えていた。恋愛的な意味ではない。

ただ、あいつの言葉使い、口調……色々なことを考えていた。理由は、ムカつくから。ただ、ムカつくからではない。猫被りに千夏には見えていて、その姿がまるでイラつく。そんなことだった。家の前に着けばそんな余計なことを忘れ、家に入るのだった。


「ただいま」


そんな千夏の声は今日も誰もいない家に声を発する。

千夏は靴を脱ぎ、さっさと宿題をし始めた。


千夏はお風呂に入っていると、

「明日は土曜日……」

ふと、声がした。その声は千夏自身だが気づかない。


そうして、次の日が来た。

千夏は、読んでいた本が読み終わったので、本屋に行くことにした。もちろん1人で。


千夏は支度をして、外へ出た時、「あいつ」がいた。


「どーも、こんにちは」


手をズボンのポケットに入れ、壁にもたれかかりながら和也はそう言った。

その姿を見た千夏はというと、とても驚いた様子である。それもそのはず、クラスメイトにも、住所など教えたことがないからだった。呆気にとられていると和也が話しかけた。


「どうして住所が分かったか知りたいの?そりゃ、先生に聞いたからだよ」

和也が説明をするが、千夏は納得できず、質問をぶつける。

「そんな事で先生は教えてくれないと思いますけど?」

右手にぐっと力を入れ、和也を睨む。

「ははっ、そうだな。千夏さんと友達になりたいので教えてくださいって言ったら、教えてくれたよ?」


和也は笑いながら、千夏の質問に答えた。


「……そうですか……じゃあ、私はこれで」

強制的に話を終わらせたかった千夏は、和也を通りすぎ本屋へ行こうとした。

が、手を掴まれ歩けなくなった。

「……まだなにか?」

離してください、と目で訴えつつ、睨みながら、そう言った。

「ひどいなぁ…いってるだろ?友達を増やしたいんだよ」

千夏はキッと睨みながら、和也はニコニコ笑いながら数秒の無言が続いた。


最初に口を開いたのは……千夏だった。

「…カな事言わないでよ……」


千夏は、かすれた声を出す。

「ん?なんて?」

和也の質問に応えるように、千夏は

「バカな事言わないでよ‼」

とても大声で、叫んでいた。


あーあ、爆発しちゃった……

気持ちは抑えてたはずなんだけどなぁ……

千夏は今更ながら後悔する。

「馬鹿な事?そんな事、言った覚えないけど?」

和也はニコニコと笑うのをやめ、真剣な顔になった。

「……」

千夏は、睨んだまま掴まれてる腕を思いっきり振り払った。

そして、やや大声で自分でも驚くようなことを言う。

「その猫被りが大嫌いなのよ!」

自分でも驚くが、すぐに平常心に戻り、否、強制的に戻し、足を本屋の方面へと進めた。




これで、1話目は終わりです。次の更新は、わかりません。

不定期ですが、更新はしますので、ご心配いりません。


こんな私ですが、この作品、あるいは、他の作品も、よろしくお願いします。

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