200文字小説シリーズ ケータイ(200文字小説) 作者: 敬愛 掲載日:2014/02/04 とある風俗店に行った時の話だ。 一通りのサービスが終わった後、女が「あ、ケータイ持ってますー?」 と聞いてきた。なんだろう? 割り引きでもあるのだろうか? それとも私に好意を持ち連絡先を交換したいのか? まさかな。 私はケータイを契約していないので「いや、無いです」と答えた。 すると「ケータイお忘れでしたか」と女は言った。 私はハっとした。今やケータイは何処でも何時でも 手放せないのが当たり前の時代になったのだと。