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私とあなた

空が赤色で染まる頃に、私はあなたに出逢いました。 [千文字小説]

作者: 尖角

この作品は、篠宮 楓様からのリクエスト、

「夕陽」をテーマにしたものであります。


また、一度しか「夕陽」という言葉は出てきませんが、

「虹」という言葉と共に「夕陽」を思い描いていただきたいです。



そうすることで、朝の(夢を掴もうとする)元気さだけではなくて、

夕焼け(失敗)の悲しみも感じ取ることができるかもしれませんので。



では、そんなことを少し頭に置きつつ、作品の方をどうぞ!!






 ――赤い空に包まれ、太陽が西の海へと沈んでゆく。








 夕陽が沈む頃、 大空には 七色に光り輝く綺麗なモノが現れる。



 私は、 そんな虹を  毎日 必死になって 追いかける。




 しかし、どんなに懸命に追ったとしても、 今まで一度も虹を掴め事はない。



 だけど、 私は今日も懲りる事無く、  必死になって虹を追い続けた。


 ――何度も何度も挑戦する。   決して諦める事だけはしないんだ。



 そうやって、多分 明日も『掴むんだ!』と必死になって追いかける。








 なぜなら、この町には 遠い昔から伝わる伝説があるからだ。



  “虹を手で掴む事が出来た者に、運命の道は開かれる”






 この伝説にある、“運命の道”とは“好きな人との将来”だったり、


 “子供の頃から思い描いている職業に就く”だとか、 とにかく夢が叶うのだ。





 要するに、虹を掴む事が出来れば、 同時に 夢を掴む事も出来るのだ。







 ――だから、私は今日も必死に追いかける。 例え、「無駄だ」と言われても。


























































 私はこの町の伝説を知っている人を、沢山 知っているけれど、



 伝説を知っていても本気(・・)で虹を追いかける人を 私は知らない。







 ふざけて興味本位で追いかけている人は、 確かに何度か(・・・)見た事あるけれど、



 それでも何度か・・・ 数回だけで、  ほとんど、全く 見かけた記憶は残っていない。
















 だから、学校とかでも、私はよく 馬鹿にされている。


 「虹を追いかける暇があるなら、夢でも追いかけたら? 勉強したら?」


 「なんで、諦めないの?  まるで、馬鹿の一つ覚えだね・・・」  って。








 そうやって、私は何度も馬鹿にされてきた。  だけど、私は諦めない。



 何度も何度も追いかける。   いつかは『掴める』と信じているから。






 だって、諦めたら そこで終わりでしょ?


 私は“叶う可能性”が1%でもあるなら、何度だって追いかけるよ。






 決して、諦めない。  決して、諦める事だけはしない。




 ――例え、他人に負けたとしても、自分にだけは負けたくないもん。






















































































 そんな今の私の隣には、 貴方が居る。





私「今日は掴む事が出来るかな?」


君「わかんないけど、 とりあえず頑張ろうよ!!」






 そうやって、必死になって、二人で追いかける。











 ――昔の私の夢は、“大切な人を見つける”ことだった。




 だけど、今の私の夢は、“大切な人と大切な将来を作る”こと。






 だから、その夢が叶う事を信じて、私は今日も追いかける。






 虹は栄光の架け橋だと、 虹は自由の女神だと。  願えば、絶対、叶うから。




 だから、私は今日も追いかける。  大切な貴方と、大切な未来を想像しながら。









































篠宮さん、駄作ですみませんでした;;


しかし、読者の皆様も含め、

少しでも“何かを必死に掴む姿”等が伝われば幸いです^^




ありがとうございました。。。

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― 新着の感想 ―
[一言] リクエストに応えて頂いて、ありがとうございました^^ 素敵なお話ですね。 >他人に負けたとしても、自分にだけは負けたくないもん。 この言葉に、激しく同意です。 周りに何を言われようと、自…
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