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犬ですよ?  作者: たけす
魔鉱都市カプラ編
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新たなる旅立ち

フェンリルから球を貰いマルコの元に急ぐポチ!

マルコの運命は!

そんな中ポチを待ち受ける新たな運命が!

魔鉱都市カプラ編スタートです!

宜しくお願いします!

ヒュンメルが新たな国王をたて歴史を刻もうとして歩み出した頃俺は一刻も早く東の村に走っていた。


村に到着するとすぐ村長の家に案内され、行くとロスの看病をしてくれていた村長がいた。


「おお、犬神様!お戻りなさいましたか!して、解呪の球は見つかりましたか?」


「遅くなってすまない。これがそうなのか分からないが見てくれて。」


そう言ってフェンリルに貰った球を村長に渡す。


「ふむ、これは・・・・確かに解呪の球ですじゃ。

しかし・・・・この球は」


なんだかとても言いづらそうにしている村長。

あまり良い返事では無い。


「どうした?これなら解呪できるんじゃ無いのか?」


すると村長は球を俺に見せて


「解呪の球は本来手のひらぐらいの大きさなのです。

恐らくは何かの原因で分散されてしまったのでしょう。この大きさでありましたならばあと2つは何処かに在りましょうぞ。」


「これだけではダメなのか。あと2つだな。探して来よう!しかし何処を探せばいいのやら。」


流石に情報も無しに闇雲に球探しなんて出来る訳もない。途方に暮れていると1人の村人が


「あの!犬神様!よろしいでしょうか?」


手をあげてこちらに声を掛けて発言を求めている。


「ふむ、どうした?申してみよ。」

神様風に言って見る。


「はい。この村から南の方角に大きな都市があります。工業が盛んで人も多くそこなら誰か球の事を知っているかも知れません。」


「なるほど、そうか情報は人が多い方が集まりやすい・・・か、それもそうだな。してその都市の名前は何と言うのだ?」


「工業都市カプラまたの名を魔鉱都市カプラ」


「カプラ・・・か」


俺がそう呟いた時


「う、うっううう!」


ロスが急に苦しみ出した。


「だ、大丈夫か!?ロス!しっかりしろ!」


「おい、解毒の薬を!急げ!」

村長が声を荒げて言う。


ロスに解毒薬を飲ませて容態は安定した。

村長が言うには解毒薬の効果もだんだん短くなって来ているらしい。

火傷の跡も治る事もなく現状維持が精一杯だそうだ。


「すぐにカプラに向かう」


そう言って東の村を出るのであった。


☆★☆★☆★☆


その頃


コンコンとドアをノックされ男がドア越しに言う


「ローランド様、アズガルド様がお見えになりました。」


「うむ、通せ」


ローランドがそう答えるとドアが開いて細身の男が入ってきた。


「これはこれはアズガルド殿ようこそおいで下さいました。ささ、そちらにお座りくださいませ。」


ローランドがソファーのほうに手をやりアズガルドを案内する。


「うむ、失礼するよ。市長殿。」


アズガルドがソファーに腰を掛けたと同時にメイドがお茶を持ってくる。


「ありがとう。よく教育されたメイドですな、市長殿。」


アズガルドはそう言いながらお茶に口をつける。


「ポール!アレを持って来い!」


ローランドがドアの向こうに声を掛けるとさっきノックをした秘書の男が大きな箱を持って来た。


「こちらでございます。」


そう言って箱にかけられた布を外すと箱からおぞましい空気が漂う。


「オオオオオオオオォォォ」


箱から聞こえる低い唸り声を聞き

「いつ聞いても慣れませんな。ハハハ。」


ローランドは冷や汗をかきながらアズガルドを見る。


ポールは一礼をして部屋を出る。

それを見てアズガルドは箱を開けて中身を確認して収納魔法でその箱の中身を入れると、その中から別の袋を取り出してローランドに渡す。


「今回百人分だ。また頼むよ。」


アズガルドはそう言って袋を指さす。


ローランドは袋の中身を確認して一つ取り出してまじまじと眺める。


「ありがとうございます。これほどまでの美しい輝き。最高の純度でございます。ヒッヒッヒ。」


「市長殿も悪い人だね。」


そう言われてローランドは


「いやいや、アズガルド殿こそ。」


「「ウハハハハ!ヒッヒッヒ!」」


悪い笑い声がカプラの空に響き渡るのであった。


ニックの自粛生活


朝筋トレ

昼筋トレ

夜筋トレ


ニック「我ながら素晴らしい!」


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