表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
犬ですよ?  作者: たけす
氷の国ヒュンメル編
39/45

僅かな光の先

ぼちぼちとやっていきます。


今回ポチ視点です。

回想っぽいですが楽しんで頂ければ嬉しいです。

宜しくお願いします。

この小さな女の子が空間を操るという。

確かに今この目で見たが、何も無い所にさもあったかのように避難場所を作って見せた。

自分にもそんなスキルが有れば良いのになと思っていると

「ポチさんはこの中に入って。」

と言うので、よく分からないで首を傾げていると

「考えがあるから」

と言うので何かあるんだろうなと思い空間の中に入った。


どうやら周りからは俺がいる事は見えていないらしい


そういやさっき巻き込まれるなよって言われたなと思い出しながら走っていると前を走っている森の動物達が騒ぎ出した。


「すごい殺気がするよ!」


確かにビリビリと殺気を放ちおぞましい感覚に包まれる。


「アタシに楯突こうってのは何処のどいつだい!いるんだろフェンリル!出てきな!」


恐らく叫んでいるあの女がドルジ・ナスだろう。


「兄者はいないよ。」


ヘルは俺を空間に入れた後動物達の前に出てドルジ・ナスに答えた。

動物達が壁になりあまり前が見えないので空間の中で見える所を探していると前の隅?の方で動物達の隙間から少し覗ける所を発見して状況を伺う。


何やらやり取りがありドルジ・ナスがヘルを指指した時嫌な予感がして俺は叫んだ。

「ヘル!避けろ!危なっ」


その刹那、ドルジ・ナスの指先から赤いレーザーのようなものが出てヘルを貫いた。

ヘルは口から血を吐き倒れる。


「ヘルーーー!クソ!この空間から出られないのか!

どうやったら出れるんだよ!」


見えない壁に体当たりしたが空間からは出られない。

そうしている内にドルジ・ナスが倒れているヘルの方へフラフラと歩いていく。


倒れたヘルに何かするつもりなのかと思い叫ぶ。


「このヤロ!俺が相手してやる!その子に触れるんじゃねえ!」


しかし俺の声は外には届いてない。


クソ!どうすりゃいいんだ!と焦っていると


ヘルがムクリと起き上がる。

そしてドサっと音がした方を見ると動物が一匹倒れていた。一瞬何が起こったか分からなかったが、ヘルには一切傷が無いことから日本で言うヒトガタのような事なのかと自分の中で理解する。


ヘルが無事である事に安堵し戦況を見つめるが動きが速過ぎて何が起こっているのか分からないでいるとドルジ・ナスの手足が千切れ次の瞬間ドルジ・ナスが鬼になった。


次の瞬間、鬼人化したドルジ・ナスに横薙ぎの一閃を喰らいヘルが俺の前まで吹き飛ばされ

「カハッ、ポチさんごめんなさい。無理し過ぎたみたい。」


そう言って意識を失うヘル。

全てが一瞬の出来事だった。


「ヘルーーー!」


と叫び、空間が無くなった気がした。

術者が意識を失うと解除されるのかと理解して前を見ると鬼と目があった。


「ウガアアアアア!!!!」


鬼が俺を見て咆哮する。


ビリビリと身体で咆哮を受け俺は呟いた。


「ですよねー。」




ニック目撃情報


防具屋でニックさんらしき人を目撃!

私が買い物していたらニックさんは犬の首輪を見てニヤニヤしていました。少し気持ち悪かったです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ