マルコ VS ロドリゴ
ハンクの元にたどり着いたポチ達の戦いが始まる。
マルコはロドリゴと戦い。
ポチはハンクと戦う。しかしポチはハンクにいとも簡単に殺されてしまう。
ポチは、マルコは一体どうなってしまうのか!
運命やいかに!
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「ポチ殿おおおおおおおお!」
マルコはポチがハンクの刀によって胸を貫かれたのを見て叫ぶ。
しまった。先代魔王が勇者によって倒されそのチカラが種子として分散された事を知り、魔界から旅をしてようやく出会うことが出来た真なる魔王の種子。
そしてロドリゴを殺されて以来開く事のなかった心。やっと心を開くことの出来る存在に巡り合ったのに。そう思いマルコの心の中に怒りの業火が捲き起こる。
「うおおおおおあああ!!!!!」
その爆発的なオーラは今まさにマルコを捉えようとしていたロドリゴに衝撃波として襲いかかり吹き飛ばす。
マルコの周囲は土埃が舞い上がり視界は0になる。
少しの沈黙がロドリゴを支配する。
視界は段々と良くなり土埃の向こう側にマルコが立っているのがわかる。
マルコの目は真っ赤に光り今まで以上に身体から発する瘴気が膨れ上がっていた。
だがハンクの命令に呼応しているロドリゴはまるで心を持たないゴーレムの様にマルコに襲いかかる。
マルコは両腕の周りにサークル状の瘴気で出来た刃を創り上げる。
「ロドリゴ、今度こそちゃんと眠らせてやるからな。」
そう呟くとマルコもロドリゴに向けて飛びかかる様に地面を蹴る。
ロドリゴは手に圧縮弾を作り直接マルコに叩き込もうとする。
マルコは体を捻り回転させ圧縮弾をギリギリのところで躱す。
お互いが着地した時、ロドリゴは膝をつき口から血が出る。
マルコはロドリゴの攻撃をギリギリ躱した様に見えたがそれはマルコが攻めに入って出来た間合いであった。瘴気纏ったサークルソードがロドリゴの脇腹を切り裂いていた。
「ウガアアアアア!!!!!」
ロドリゴは獣の様に咆哮を上げ、全身にブーストをかけ何かかけらの様なものを口に入れ噛み砕く。
「ウ、ウ、ウ、ウゴゴゴゴグアアアアア!」
ロドリゴは呻き声を上げ始め全身が変化していく。
身体は元の3倍くらいまで大きくなり腕や脚は筋肉がはちきれるほど膨らむ。顔はもはやロドリゴの顔ではなく、悪魔そのものに変わって目は白目がなくなりすべて黒く深い深い闇の色になっていた。
「最早、ロドリゴではなくなったか。」
「コ、コロス! コロス! コロス!」
マルコの右目から一筋の涙がつうっと流れ落ちた。
「友よ、俺の責任だ。あいつをハンクをあの時倒せなかった俺が悪い。だから俺がお前を止めてあいつを殺す!」
そう静かにそして力強く言い、サークルソードを一本の刀に形を変える。瘴気は今まで見たこともないほどに揺らめき周りにある物は紫色の炎に焼かれていく。
「これで最後だ! 静かに眠れ。」
そう言ったマルコはロドリゴに向け、横薙ぎの一閃を振り切る。
ロドリゴは大気を圧縮させた両手で抱えるほどのサイズの圧縮弾を投げてくる。
圧縮弾は刀を振り切ったマルコに命中し、マルコに大ダメージを負わせた。
「グハっ!なんの! これしき! 」
ギリギリだった。これでロドリゴを仕留めていなければもうやられるしかないと思った。
そう思いながらロドリゴの方を見る。
ロドリゴはよろめき、胴体から下の部分だけ立っていた。上半身がぐしゃりと地面に落ちる。
ロドリゴは完全に生命を絶った。
「やれやれ、ロドリゴくんやられたかあー。まあ、こっちは犬を殺しちゃったけどねえ。」
そう言って横で見ていたハンクがギリギリ立っているマルコにゆらり、ゆらりと近づく。
マルコは最早これまでかと目を閉じた。
その時だった。
ハンクが変な声を上げた。
「な、なんだ! お前! いつのまにそこにいた!!」
目を開けるとそこにはマルコにとって懐かしく頼もしい姿があった。
「おお、魔王様。」
鬼の姿をしたその圧倒的なオーラは間違いなく魔王のものであった。
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