聖魔導弓士ケイト
今回ケイト視点です。
楽しんで頂けると嬉しいです!
宜しくお願い致します!
私の名前はケイト・スレイニール。縁あって勇者パーティーに入る事になった。
はじめは軽い冒険の旅が出来たらと思っていたの。
幸い弓矢が小さい頃から得意だったから、山に入ってよく鳥やウサギは狩っていたからね。
これでも勇者パーティーに入る前は、いろんな人から誘われて引っ張りだこだったんだから。
ある日、私の生まれ育った町の冒険者ギルドに先代の勇者パーティーが来るっていうから、町は大騒ぎになった。
「勇者様一行が来るぞ! 見にいこうぜ!」
「あんたってほんとミーハーよねえー。」
勇者と聞いて興奮するジェイに言う。
「何だよ。別にいいじゃねえか。俺もいつかは勇者になるんだ! 見てろよ!」
「はい、はい。アンタに勇者の適正があればの話だけどねー。」
「もういいよ! 俺一人で見て来る!」
ジェイとは幼馴染で小さい頃からずっと一緒。
腐れ縁ってやつね。
この頃はまだ12歳で成人の儀式が終わって数日後だったかしらね。ほんと、ジェイっていつまでも子供なんだからって、思ってたっけ。
それから一年後の適性検査までジェイとコンビを組んで狩りしたなぁ。あの頃はただただ楽しかった。
その適性検査でジェイが勇者の適性があると出てから周りの目や態度が変わり、あまり一緒に狩りに行けなくなった。
いつもジェイの周りには貴族や商人、ケバい女が取り巻くようになっていた。
それを見るのが嫌で私は町を出た。
それから5年後・・・
「そっちに獲物が行ったよ! 」
「わかった! たぁ!!」
「よっしゃあ!」
私は生まれた国を出て隣の国で冒険者をしていた。
私には火と風の魔法適性があるらしく魔導弓士としてパーティーを組んでいた。
「このパーティーとももう3年目かぁ」
「そうだな。3年目だな。あのさ、ケイト。話があるんだ。ちょっといいかな。」
その時のパーティーリーダーに呼ばれた私は
「何? 改まってどうしたのよ?」
「あのさ、どうしても伝えたい事があってさ。」
「うん。」
そう言ってから1時間経った。
「あ、あのさ! 俺! ケ、ケイトの事が! ケイトの事! が!」
「うん。」
「ケイトの事が!す、す、す!」
その時だった。
「あれ? ケイト?」
違う方向から声をかけられ振り向くと、昔と変わらない笑顔でこっちを見つめるジェイの姿があった。
「ジェ、ジェイ? なんで? 何であなたがここにいるのよ!?」
「何でって冒険の旅の途中に決まってるだろ。」
「ケイト?そちらの方は?」
リーダーが聞いてくる。
「ああ、幼馴染みのジェイ。
ジェイ、こちらは今所属しているパーティーリーダーのコウさん。」
「あ、なんかお取り込み中でしたか。すいませんね。コウさん。」
「いや、いいんですよ。」
そう言ってコウさんは顔を引きつらせていた。
「それで何だったかしら?」
コウさんに向き直ると、
「いや! なんでもない! 今日はいつもより凄く頑張ってたなって!ハハ、ハハハハハ、ハァ。トホホ。」
「そう、ありがと。私今日はもう帰ります。また明日。」
「あ、ああ、お疲れ様。」
そう言ってリーダーと挨拶を交わし別れた後、私は胸の高鳴りを抑えきれず走っていた。
そう!大好きなジェイの所へ!
「ジェイ! 一緒に!」
「あ、ケイト。あのさ、俺達と一緒に魔王倒しに行かない?」
そう言って、また無邪気な笑顔でこっちを見て来る。
こいつ!ワザとか!って思うけど、
「うん! わかった!」
私は二つ返事をしてしまった。
翌日私は3年間お世話になったパーティーに別れを告げる。
「ごめんなさい。勝手な事言って。」
「凄いじゃん! 魔王倒しに行くなんて、普通じゃ経験できないよ!頑張ってきなよ!」
パーティーメンバーは笑顔で送り出してくれた。
リーダーは号泣だった。もう何言ってるかわかんない状態だった。
別れを告げた私は、ジェイ達が待つ酒場に行く。
はじめは歩いてたんだけど、勝手に足取りは速くなりいつのまにか走っていた。
酒場について、ジェイとニックを見つけた私は言う。
「おまたせ!!」
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ニックの幼少期の思い出
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