ギルドマスター ジャック・マッキンリー2
読んで頂きありがとうございます!
今回もギルドマスタージャック・マッキンリーの話です!
楽しんで頂けると嬉しいです!
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俺の名前はジャック・マッキンリー。
仏のジャックとは俺のことよ。まぁ前回も言ったから皆もう知ってるよな?
おっと、知らない奴は15話参照だ!宜しく頼むぜ!
あのヤバい犬を追って俺は街を出る。
街道沿いを歩いて特に変わった様子は無いな。
む、森の方に寄ったな?何か仕出かすつもりか?
そう思い俺はいつでも戦える様に拳にブーストをかける。
シャーーー。
小便か。脅かしやがって、全く。
奴はまた街道沿いを歩いていく。
もう街を出て大分歩いたな。街も見えなくなったなと思い振り返ると、やはり街はすっかり見えなくなっていた。
ふぅ、と今まで何もなかった事に安堵の溜息をつき、前を向き直るとそこに居たはずの奴が居なくなっていた。
しまった!!!見失ってしまったぁ!!
俺は急いで辺りを見渡して木陰や草むらを探す。
「うわ!ビックリした!」
「違うか。」
おっと、お取り込み中のカップルか邪魔して悪いね。
確かにさっきまですぐ前を歩いて居たんだがな。
おかしい、と思い振り返ると茂みから奴が出てきた。
さっき焦ってインビジブルを解除してしまったから、掛け直す。これでバレないだろう。
そう思って奴に視線を向けると、奴の後ろから謎の黒いコートを着た男が奴を連れて歩いているかの如く出てきたではないか!
一眼見た瞬間その禍々しさから、俺は魔眼を発動させる!
この感じは間違いない!奴等だ。
魔界のもの特有の瘴気に似たオーラだ。姿は変えても俺の魔眼は誤魔化せない。そう思って見ていると、
『そこの魔眼で覗いている者よ。邪魔はしてくれるな。しなければ此方も手は出さぬ。もし邪魔しようものなら命はないと思っておけ。』
頭の中に直接響く言葉と恐怖。正しく魔王の手の者だと確信した。これは最早俺一人だけでは太刀打ち出来ない。そう思い首を縦に降る。
横を見る様にしてそこから視線だけを俺に据えていた男はニヤリとして前を向いて歩き出した。
もう此処からは恐怖に対して打ち勝つことに集中するしかなかった。目の前に瞬殺されるかもしれない存在がいる。だが俺はあの犬を追わなければならない。
使命感と恐怖が入り乱れもう周りがどうとかの話ではなかった。
気が付けば村が凍っていてなのに村人はススだらけで、真っ黒に汚れていた。
家は消し炭になっているのに、凍っている。
意味がわからない状況だった。
よく見るとあの黒コートの男が村人を助けている。
「おい、俺にも手伝わせてくれ。俺にも立場ってもんがある。」
「ふっ、好きにするがよい。だが、急がないとポチ殿が帰ってくるぞ?」
「これくらいすぐだ。見くびるなよ!
ハイエリアヒール!」
すると、火傷で苦しむ人たちは回復して呼吸も落ち着く。それと同時にポチが帰ってくるのが見えた。
(ヤベ!)
俺は木の陰に身を隠す。
すると東の空からレッドドラゴンが現れた。
不味いな。あの犬だけじゃ倒せるのか未知数だ。
あの黒コートも手を出さないようだ。あいつなら一瞬で仕留めそうなのにな。折角バレない様に尾行して来たのにな!(黒コートにはバレたが)
仕方ない!俺がいっちょやってやるか!
そう思って木の陰から出ようとした瞬間だった。
ドガアアアアアン!!!!!
レッドドラゴンはいとも簡単に犬に討伐された。
「うわーーーーーーー!」
俺は驚き開いた口が塞がらない状態になっていた。
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子供によくぶら下がられる。
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