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万象命名士  作者: 龍青 そら
第二章 天象司顕塔
9/16

閑話1 虎太郎を歓迎する会@居酒屋

 更新が遅くなってすみませんでした。

 閑話なのに本編の文字数を超える不思議

 それは、俺が〝万象命名士〟として本格的に就労してから3日ほどが経った頃。

 今日も今日とて上司に訪問者の何割かを任せてもらいながらあくせく〝命名〟をこなし、依頼が捌けて一息ついていた時のことだ。


 入り口の扉がキィと開いたかと思うと、見覚えのある茶色の髪がひょっこりと覗いてきた。


 それに気づいた俺は、「やあ」と明るい口調で声を掛ける。


「ウェルマ、こんにちは」


 そうすると、ウェルマもにこりと笑って言葉を返してきた。


「こんにちは、虎太郎! あ、今日は〝命名〟の依頼はないから、そのまま休んでいてよ」


 そう言って、ウェルマはてくてくとこちらに歩み寄って来る。

 俺は笑顔で出迎えたが、隣で同様に彼の言葉を聞いていたサリナルヴァは微かに目を見開いていた。


 エリシムールの件があってからこの小さな先輩は度々こうして様子を見に来てくれているのだが、そもそも〝命名〟の依頼がないのに『下界環境補整塔』を訪れるという行為は、今までにはあまり見られなかった光景らしい。

 勿論全く無い、というわけではないし、他の部署から敬遠されているという後ろ暗い理由があるわけでもない。

 しかし、他部署が連携や(しがらみ)といった好悪混交な理由で多少なりとも繋がっているのに対し、この部署は下界との窓口―― 一方的なではあるが――であるため、部署同士の連携や相互理解の必要性が殆どないのである。

 役所で譬えるとしたら、『下界環境補整塔』は『送られてきた原稿を手に、市内放送をするだけ(・・)の部署』といったところだろう。勿論下界の役所で働いていた広報担当は他の仕事もしているのだろうけれど。


 そういった理由で、この場所に〝命名〟ついでに雑談をしに来ることはあっても、雑談を主目的にして訪れるというのは珍事に等しいのだ。


 だから、訪問者=依頼者の方程式が体に染みついているサリナルヴァはいまだに拍子抜けした反応を示してしまう……らしい。らしいというのは、それを聞いた俺が注意深く観察してようやく見つけたのが『気のせいかと思うほどわずかに目を見開くこと』だけなので、いまだに拍子抜けしているのかを半信半疑に思っているからなのだが。


(まあ、俺もここ数日で依頼以外の理由で来た人間なんて、アルミナとウェルマしか知らないもんな)


 そういう意味でいえば、顔を見るためだけに部署を訪れるウェルマ少年は少し変わり者なのかもしれない。

 だがその変わり者の天使から心の平穏を得ている俺としては、彼がそういった気質の持ち主でよかったと思える。

 ……アルミナ? もちろん感謝している。でも彼女を常識枠に入れてしまったら、今頃世界の人間はみなマイペースで会話が全く嚙み合わない困った人種だらけになってしまう気がする。


 だから彼女は古今東西完全無欠で変人枠なのだ。うん。


 そんな失礼な想像を久しぶりにしていると、ウェルマはにこにこと穏やかに微笑んだ表情のまま俺の前に立った。


「今日はねえ、虎太郎たちを誘いに来たんだ」


「誘い?」


「うん。あのね、明日の『補整塔』の休息時間って、3人とも用事あるかな?」


「用事? いや、俺は特にないけど」


 隣や壁際にも目を配ると、こくりと頷きが返ってきた。ちなみに壁際にいるのは、金色の髪と青色の瞳をもつ変わり者さん第1号である。


 俺たち全員の返事を拾ったウェルマは「本当!?」と喜び、光輪が差すような満面の笑みで提言してきた。


「じゃあさ、明日の休息時間、一緒に飲みに行こうよ!」


「……飲みに?」


「うん!」


 にこにこと頷き返す天使のような少年(・・)を前に、俺はさてどこからツッコんだものかと頭を悩ませ始めるのだった。





***





「いや、まさか、天界に居酒屋なんてものがあるなんて思わなかったよ」


「まあ、天界人には飲食は必要ないからねえ」


 俺の呟いた言葉を、ボーイソプラノの声が愉快気に拾う。


 現在、俺はウェルマの誘いにありがたく甘え、『輪廻転生塔』付近の居住区にある、とある居酒屋で(さかずき)を交わしていた。


 ちなみにアルミナは急な仕事が入ったらしく、お招きに(あずか)ったのは俺とサリナルヴァの2名のみである。


「じゃあ、なんでこんな店があるの?」


「君のように下界から来た人間は、天界に来てもしばらくの間お腹が空く錯覚があるらしいんだよね。だから、こうして飲食施設が構えられるわけさ」


 半週も経っているのでもはや『そういうものだ』という感覚になってしまっているのだが、俺は天界に来てから、一切の飲み食いをしていない。

 それでも全くの異状なしでいられるのは、天界(こちら)に来た時に肉体も天界人として造り変えられたからなのだ、と白髪の上司から聞かされたときは、俺は大いに驚いてしまったものだ。


「ちなみに、もともと天界に住んでいる僕たちの中にも、趣味として飲食を好む人もいるんだよ!」


「それは分かる気がする」


 くぴくぴと可愛らしく喉を鳴らす上司を横目で見て、そのまま視線を真向いにスライドさせた。


「それにしても、貴女が今回の発案者だとは思いませんでしたよ」


 そう言って徳利を掲げると、「そう?」と言う声とともにすっと猪口が差し出される。


「私としては、虎太郎の歓迎会を兼ねたつもりなのよ? それに、私自身もこういうお店好きだし」


 くいっと猪口を傾けて、イリーナベルが赤紫の瞳を幸福そうに細める。


「ウェルマとは呑み友達でもあるのよね。だから、貴方と親しい彼に橋渡しをお願いしたのよ。今日はどんどん飲んでちょうだい」


「あはは……未成年なんでお手柔らかに」


「下界で酒類が制限されているのは、身体に影響があるからでしょう? 天界のお酒はほろ酔いくらいにはなるけれど無害だから遠慮することはないわよ?」


 だから隣の白髪少女と向かいの茶髪少年は、物怖じすることなく酒杯を空けているのか。


 いや、それならば俺も身体を心配することはないのであろうが、なんといっても中身は成年前なのである。

 酒を飲んだ経験など皆無と言っていいし、必然的に酒の旨さが判るほど飲み慣れているわけでもない。

 幼子が酒をちびっと嘗めて、その味の異様さに涙目になるのと同じレベルなのだ。


 イリーナベルから注がれた酒を苦戦しながらちびちび嘗めていると、ウェルマが「カクテル頼もうか?」と心配そうな目を向けてきた。どっちにしろ酒の味は判らないから、と返すと、ウェルマは自分が飲んでいた黄色く曇った色の酒を滑らせてくる。


「じゃあこれ、僕の好きなカクテル。飲んでみて?」


 少しだけ口に含むと、口の中にオレンジの味が広がった。舌の上に、アルミ箔を嚙んだ時のような何とも言えない味が少し残るが、さっき飲んでいた酒と比べると喉の拒否感がない。


 酒の味のせいでオレンジの爽やかさは減じているが、それはまるで酒というよりジュースのようだった。


「お。虎太郎、いい反応♪ じゃあ、お酒初心者向けのカクテルを見繕って頼んであげるね。僕もお酒っぽい味はそんなに好きじゃないから、2人で分けて飲も!」


 そう言ってウェルマは飲み終わったコップを1つ確保し、次のカクテルを注文していた。あのコップで半分に分けるらしい。


(いろんな種類のカクテルを飲ませたいから、1杯の量を減らしてくれているんだろうなあ)


 『沢山の種類のお菓子を食べたいけどお腹に限界があるから、半分こずつして食べよう』というのと同じ理論である。

 カクテルとは言え酒の味に慣れない俺としては、その気遣いがありがたい。


 甲斐甲斐しく後輩の世話を焼いてくれる天使に感謝の念を送っていると、今度は(はす)向かいから声がかかってきた。


「こーちゃんこーちゃん、飲んでるぅ?」


「あ、はい……ってこーちゃん!?」


 誰だそんなふうに呼んでくるのは!?


「私のお酒は嫌々飲んで、ウェルウェルのカクテルは美味しそうに飲むなんて~。お姉さん妬けちゃうぞぉ~」


 くふふふっと愉快げに笑ったのは、お姉さんことイリーナベルである。

 赤紫の瞳が濡れてとろんとしており、僅かに紅潮した頬と相俟(あいま)って、なんだか妖艶な雰囲気におなりあそばされている。

 誰だよ『ほろ酔い程度にしかならない』って言ったのは! ってイリーナベルだったよ!

 全然ほろ酔いじゃないじゃん! ガチ酔いじゃん!


「ねぇ聞いてるぅ? こーちゃぁん」


「は、はい! 聞いてますっ!」


「も~、固いわよぉ? 私もウェルウェルみたいにフランクに接してくれていいのよ?」


 蜂蜜を垂らすような口調で言いつつ、あでやかな流し目を向けてくるイリーナベル。

 ウェルウェルことウェルマが『あちゃあ』と額に手を置いているのを視界の端に収めながらも、俺はしどろもどろになりながら言葉を返す。


「い、いや。流石に年上の方にタメ口で話すのは……」


「そんなのどうだっていいじゃない。私はこーちゃんともっと仲良くしたいのよぅ~。それにそんなこと言ったら、こーちゃん天界(ここ)では丁寧語しか使えなくなっちゃうじゃない~」


「い、いや、仲良くするのは嬉しいのですが、それとこれとは……」


「……イリーナベル、虎太郎が困ってるからそのくらいにしてあげて」


「だって、ウェルウェルばっかりこーちゃんと仲良くしてずるいじゃない~。それに今日も控えめにしか飲んでないし~」


「……僕まで潰れたら、誰が君を送っていくのさ。虎太郎、ごめんね? 軽く流してあげて。はいこれ、さっき頼んだお酒」


「え、ああ、う、うん。ありがとう。」


 ウェルマが間に入ってくれたことで、イリーナベルは彼をターゲットに替えたようだ。

 いまだに彼女の変わりように戸惑いつつも、気持ちを落ち着けるために渡されたカクテルをごくりと飲む。


 柑橘系のすっと通った酸っぱさのおかげで、頭の混乱が収まっていった。思わず「はふぅ」と息を吐く。

 …………。

 そういえば、なんかさっき、すっごいことを聞き流したような?

 …………気のせいか。


「やあん! ちょ、ウェルウェル今の聞いた!? 『はふぅ』って! こーちゃんの溜息すっごく可愛い!」


「良かったねイリーナベル。ほら、お酒のお代わり来たよ。注グカラ飲ンデ飲ンデ」


 俺の溜息の何が琴線に触れたのか知らないがテンションが爆上がりしたイリーナベルを、ウェルマが張り付けたような笑みで接待している。『飲み仲間』とはイリーナベルの弁だが、俺にはウェルマが保護者にしか見えない。


 しかし可愛いと来たか。俺の溜息が。

 そんなのよりも可愛い天使(もの)に酌をさせていることに気付かないとは、世も末である。単にイリーナベルの感覚が麻痺しているともいうが。


 だいぶ出来上がっているみたいだし、そろそろお開きかな。

 そう思いつつウェルマおすすめのカクテルをちびちび飲んでいると、何か感極まったイリーナベルが「ああん、もう!」と悶えだした。


「こんな可愛い後輩ができるなんて、サリーちゃん羨ましすぎるわぁ! 私の所の新人と交換してほしいわよぉ」





 ズダアンッ!!





「「「…………へ?」」」


 静寂。

 大きな衝撃音に、俺たちだけでなく周辺の席の時間までもが一瞬凍り付いた。


「……渡さない」


「え、えっと、サリー?」


「虎太郎は私が一人前に育てる。渡さない」


 そう言ってぐいっとグラスを傾け、中身を一度に飲み干すサリナルヴァ。

 再びズダアンッ!! と卓に叩き付けたグラスへ、手酌でとくとくと酒を注ぐ。


 ……なんかあの酒の液面、陽炎みたいにもやもやしてないか?


「さ、サリー? スピリ〇スをストレートで飲むなとは言わないけど、一気に飲んでいいお酒じゃないのよ、それ。大丈夫なの?」


 ……スピ〇タスって、たしかアルコール濃度95%の尋常じゃないレベルに強い酒じゃなかったっけ?


 酔いが醒めておろおろしているイリーナベルに続き、俺とウェルマも気遣う言葉をかける。

 だが我が上司は一切意に介さず、


「大丈夫」


 とくとく。くぴくぴ。


「私はこの程度で」


 とくとく。くぴくぴ。


「潰れることはない」


 とくとく。くぴくぴ。


 呷る呷る。

 たしかに、あんなに豪快に飲んでも顔色一つ変えていない。というか、それをハラハラ見守るイリーナベルたちの顔が赤くなったり青くなったりしている。

 酒を飲むとすぐに赤くなるタイプと顔に出にくいタイプがいる、なんて耳にしたことがあるが、サリナルヴァは後者らしい。

 いや、そもそも彼女はどういう状態なのであろうか? 高濃度の酒を何杯も飲んでいるはずなのに、俺にはいつものぽやっとした顔にしか見えないのだが。


「あ」


 ボトルの中が空になり、サリナルヴァが声を上げる。

 ようやく飲み終わったか……とハラハラしていた胸を撫で下ろす俺たちだったが、次の瞬間再び凍り付いた。


「すみません。もう1本追加で」


「「「い゛っ!?」」」


「……何を驚いてるの? 皆だって飲んでる。だから私も飲む。それだけ」


「いや、まあそうなんでしょうけれども……」


 ペース単体で見れば、俺たちと同じか少し遅いくらいなので何も問題ないかもしれない。しかし、カクテルは4~5%、酒は12~15%くらいなのに対して、ス〇リタスは95%なのだ。

 大雑把な計算だが、アルコールの摂取量は俺たちの20倍を上回っているのである。


(それでも、顔色一つ変えないんだもんなあ……)


 普段から嗜んでいるのかは知らないが、見た目は12,3歳の子供であるサリナルヴァ。

 そんな彼女がくぴくぴとジュースみたいに酒を飲み干す光景を見て、俺は小さく息を吐いてしまった。


 それを見とがめたサリナルヴァが、こてりと首を傾げる。


「虎太郎? どうしたの、溜息ついて」


「え? いや、なんていうか……サリナルヴァ、酒豪なんだなあって。あんな強い酒ぐいぐいいっちゃいますし、少し意外だったというか……」


 ガチャンッ!

 ぶわっ!


 途端、サリナルヴァの持っていたグラスがテーブルの上に落ち、彼女のラピスラズリの瞳からしずくがあふれ出した!

 え、なにこれ!?


「……虎太郎がイリーナベルの所に行っちゃう」


「は?」


「虎太郎がイリーナベルの所に行っちゃう」


 ぼろぼろぼろっ!


 な、何だかよく分からないが、サリナルヴァが涙をしとどに零しているように見えるのは俺の気のせいだろうか。


「お、落ち着いてください。なんで俺がイリーナベルの所に行くことになるんですか?」


「……虎太郎、私がお酒強くて引いた。私のこと、嫌いになった。だから、私の所から出て行っちゃう。イリーナベルの所に行っちゃう」


「嫌ってませんし行きません! そもそも俺は〝命名士〟を辞める気がないんだから、サリナルヴァのもとを去るわけがないでしょう!」


 そう力強く否定すると、幼い上司はまたぼろぼろぼろっと涙を溢れさせた。

 なんで!? 今度は何!?


「なるほど、サリーは泣き上戸だったのね。いつも様子が変わらなかったから知らなかったわぁ」


「絡み上戸のイリーナベルは少し黙っていようか」


 向かいでイリーナベルとウェルマが何やらやり取りしているが、俺はサリナルヴァの相手でそれどころではなかった。


 なぜかというと、この子、表情を一切変えずに涙を流しているのだ。

 さっきの悲しそうな声音の時も、今の……よく分からないけれど悪い状態ではないのだろうという時も、あのぽやっとした表情のまま涙をぼろぼろ流しているのだ。


 ただでさえ酔っ払い相手の経験は乏しいのに、無表情なのに泣き上戸とか、扱い方が判らない。


「本当? 本当にまだ私のもとで働いてくれるの?」


「当たり前じゃないですか」


「そう。……よかった」


 そう言って微かに唇を緩めると、ぼろぼろっと追加で涙が零れた。

 見ているこっちは全くよく(大丈夫じゃ)ない。


「あー……なんだか、歓迎会って雰囲気じゃなくなっちゃったね。ごめんね、虎太郎」


 サリナルヴァを宥めていると、こちらも相方を宥めていたらしいウェルマが申し訳なさそうに眉を下げていた。

 その相方は……潰れている。大丈夫なのだろうか、これ。


「イリーナベルは久しぶりに僕以外の相手と飲んだから、嬉しかったんだろうね。サリナルヴァが泣いたのを見たのは初めてだけど……。まあ、懲りずに、また誘いに乗ってほしいな」


 まだ虎太郎に勧めたいカクテルも残ってるしね、と茶目っ気たっぷりに微笑む天使に、俺も「うん」と頷き返した。


 こうして俺の、天界に来て、というか生まれて初めての飲み会は幕を閉じたのであった。






 なお、これは全くの余談であるが。

 天界の酒は酔っ払いはするが、毒性がないため次の日に響くことはないし、記憶が飛ぶこともない(・・・・・・・・・・)


 翌日、俺と顔を合わせたサリナルヴァとイリーナベルがどんな反応をしたのかは、本人たちの名誉のために伏せておこうと思う。

酔うとどうなる天界人


サリナルヴァ……泣き上戸(但し無表情)

イリーナベル……絡み上戸(呼ぶときは愛称に)

ウェルマ……天使→小悪魔→堕天使にクラスチェンジ

虎太郎……テンパる


アルミナ……???





 ちなみに筆者は愚痴上戸です。ウェルマにあしらわれたい

 お読みいただきありがとうございました!

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