表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
YUI~優衣~  作者: 丹
一緒に暮らしましょう。
34/51

愛されたい気持ち。

何であそこで優衣を拒んだんだろう。でも、愛してほしいんだ。愛されたい。愛したいの交差が憎たらしいぐらい(玲目線です)

優衣、ごめん。


ごめんな、傷つけた。


ずきんと心が久しぶりに痛んだ。

今まで笑顔だった優衣の曇る顔をあれ以上見たくなかったし、これ以上自分の都合を押し付けたくもなかった。


恰好つけたけど…


正直、優衣と上手く行くことなんて想像してなかったんだ。


最低だとか、根暗だとか、矮小とか、言われてもしょうがない。


一生片思いのつもりだったよ。

君を抱きしめてキスしても、抱き寄せて愛の言葉を囁いても、手に入らない熱い気持ちを君にぶつけていたと思う。


冷めたわけじゃない、本当に優衣を「愛す」事が怖くなった。


愛してしまえば、優衣が離れてく時に俺はもう生きていけない。


そのぐらい、本当に好きで…


愛って言葉が外国人みたいに「I LOVE YOU」って言えれば良かった。優衣が段々デートの度に不満そうな可愛らしい顔をするものだから、もう逃げちゃえよとかも思ったけど…


でも、好きで好きで堪らない。それが怖い。


親父は、俺を試したんだ。

親父も…母さんを亡くしてるから。

この気持ちをどう伝えるかが今後のポイント。

優衣「だから」受け入れてくれるとか、そういう狡い事を考えるのは辞めよう。


逃げないで、俺を憐れまないで、俺のこと好きでいて。


少しでも「好き」なら。

少しでも「愛してる」なら。


この気持ちを説明して受け入れてほしいんだ。


女の人は、分からないかな。

バカにするかな。あほだって言うかもしれないな。滑稽だよな。

ロマン抱えて子供で、ナイーブな俺のこと本気で好きなら、


愛してほしい。



そしたら、きっと乗り越えられるよ。



玲君の本音はこんな感じです。実はこれちょっと私が過去好きな人に重ねてあります…。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ