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YUI~優衣~  作者: 丹
新たな出会い
31/51

天使の羽根。

短いですが…若干優衣視点かな。

「ねぇ、優衣。」

「なぁに?」


ほんのり窓辺から光のカーテンが舞い降りる。

天使の羽根みたいにふわふわな柔らかな日差し。


「好きだよ」


ちゅっと軽いキスをしてくれた玲。


「優衣もだよ」


えへへと笑いながら、優衣も玲に甘いキスをした。


幸せな雰囲気を纏いながら、このまま時間が止まればいいのにと何度も思い直す。私たちはもう学生じゃない。大人だから、次にやることは決まってる。


優しく私の手を引っ張るとお互いが触れ合った形跡として、脱いだ洋服が残ってる。その洋服を冷静に着直して、私たちは天国から現実へと舞い戻る。


ドアにまだ鍵が掛かってるのかと思いきや…あっさり開くドアノブ。


「蜜柑さんと、叶さんには手紙書かないとな」

「そうだね」


恐らく叶の部屋に居ることは分かってる。でも、敢えて開くまい。聞かないし。


2人でクスクス笑いながら、手紙を書く。



その手紙を書き終えた後、私たちは、家を出て、とある所に向かう。


戻って来た優衣の家。これからまた、愛の試練が始まる。

家出は案の定解消??UPするのが遅れてすいません、短いし。次もお楽しみにv

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