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可愛い風俗嬢




――私は無害だ。それをみんなわかってくれてる。

それだけでここにいやすくなる。




『可愛い風俗嬢』




底辺の底辺、可愛い風俗嬢が入店してきた。

まだ18歳。職歴はデリヘルからセクシーパブ、クラブみらい。

前の店でも売れっ子だったらしく、客を引き連れて移動してきた。

最初は好調だったけど、メイちゃんはすぐに客が離れていった。




売上が落ちるたびにヘラヘラとメイちゃんは笑った。

気にしてないふりをするのが得意なのだろう。

そしてミミさんも煽った。

それでも気にしないふりをしたのは

この落ちぶれている店では自分が一番可愛いと自負していたのだろう。

18歳で風俗に落ちるほどのおバカちゃんの考えには笑えた。




マミさんもメイちゃんを嫌っていた。

ミミさんもマミさんもメイちゃんをヘルプに

つけるのを嫌った。




「メイちゃんヘルプで使いたくないのよね。

あの子の言い訳は向こうからよって来ちゃうっていうのよ」




ミミさんの声は怒っていた。

プライドの高いミミさんを煽り返すバカさ加減には

あきれて物も言えなかった。




ヘルプにつきたくない言い訳だったのかも

しれないが、私や先輩を自分のヘルプにつけて

優越感に浸るのが彼女の楽しみだったのだろう。

だんだんとやる気をなくしていく姿は

他の先輩も笑っていた。

『所詮身体を売っていた女』

それが全員の答えだった。




また客にチヤホヤされないと

キレる節もあったため、それもキャストの間で

話のタネになっていた。




「アバズレクソビッチ」




その言葉を聞かない日はなくなった。

アキちゃんがいない今、標的はメイちゃんだった。





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