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仕方なく入った世界


――テレビで見たことのあるキラキラした夜の世界なんてここにはない。

あるのは醜い女たちの欲望だけだ。




『仕方なく入った世界』




田舎のキャバクラなんてたかが知れてる。

地方都市にまともな店なんて数える程度しかない。

昼のバイトでは時給1000円なんていく職業はパチンコ店しかない。

そんな感じでごく普通の女の子が夜バイトしたりする街だ。

夜の職業もあまり時給は変わらない。週末でも2000円程度。

それでも田舎では高給取りになれるのだ。

まともな教育なんてうけてなくても簡単に高級ブランドのバッグが手に入る。

こんな虫のいい仕事なんてキャバクラしかないのだ。




私はそんな田舎で育った。店での名前はミドリ。

夜の世界なんてお金以外の興味はなかったごく普通の田舎の女だ。

ただ働くことも男に媚びることも嫌いな女だってこと以外は。




貯金も底をつき始めた時に思いついたことは

田舎のキャバクラで働くことだった。




人と関わることが嫌いな私が男とキャバクラ嬢に媚びた2年間の物語。


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