平穏な毎日
ふと気がつくと顔は膨れ上がり、全身は激痛を発し、動く事すら出来ない。
目の前には人が2人。
気絶していたのだ。
今思えば、これは当然の末路だったのだ。
~1ケ月前~
「おにーちゃん起きろー!!」
「ぐはっ!!」
妹の美乃里が俺を起こすために踵落としをしてきたのだ。
しかも見事に鳩尾にクリーンヒットだ。
「何だよ美乃里!!」
「おにーちゃんが起こせって言ったんだろ!!」
美乃里は頬を膨らませながら言った。
両親は海外出張でいないので美乃里に目覚ましを頼んでいたのだ。
「悪い悪い、忘れてた」
「ふーん!!」
「学校帰りにシュークリーム買って来てあげるからさぁ~」
「おにーちゃん大好き!!」
朝ご飯のパンを食べると学校に行く時間だった。
「おにーちゃん行ってらっしゃーい!」
「おう、行ってくる!
鍵かけるの忘れるなよ~」
学校に遅れそうだった尚輝は町を走っていた。
すると黒い修道服を纏った少女と肩がぶつかった。
と、同時に決定的に何かが変わった。
具体的には、町の、風景が、
小説書くの初めてなので何か指摘があれば、コメントお願いします!!
魔法要素は次章から取り込んでいきますので今回は多めに見て下さい^_^;