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夏祭り大事件〜一麦理菜

どうも…この話で理菜ちゃん編終わりです

新キャラはでません…予告しといてすみません

それと、またあとがきが長いかもです

ではお楽しみください


懐かしいなぁ

今年も行けるかな、海

あ、瑠々美ちゃんは病んでないからね?

別に気にしてないか

じゃあどうして理菜ちゃんがこんなになっちゃったのかを話そう

それは僕が帰る日の前日にあった夏祭りが原因だと思う

夏祭りで理菜ちゃんが起こした大事件のことを話そう





夏祭り大事件〜一麦理菜




あれから数日たち帰る日がもう明後日にまで近づいていた

僕としてはもう少し自然が多いここに残っていたい気分だけど仕方ない

「ねえねえお兄ちゃん!明日ってお祭りなの?!」

元気良く大声で話しかけてきたのはあの理菜ちゃんである

なぜお兄ちゃんと呼ばれているのかというと…

理菜ちゃんは僕より一つ下の中学2年生らしく、瑠々美ちゃんが僕のことをお兄ちゃんと呼ぶのだから私も!ということだ

…ちょっと恥ずかしいからやめてほしいのだけど(瑠々美ちゃんは本当の妹のようなので平気)

「あのさ理菜ちゃん。そのお兄ちゃんってのやめて欲しいかな」

「それよりさ!明日お祭りでしょ!うわー!楽しみだなっ!」

話を聞いてもらえなかった





「肉焼けましたよ!」

僕は今肉を焼いていた

というかBBQをしていた

明日は午後お祭りにいっちゃうし明後日は朝早くにここを出ないと行けないから

瑠々美ちゃんも含めてみんなでお別れ会的なのをやっているのだ

「お兄ちゃん野菜ちょーだい!」

「お兄ちゃん肉ちょーだい!」

先に言ったのが瑠々美ちゃん

後が理菜ちゃん

「瑠々美ちゃんはもっとお肉食べないと大きくなれないよ。理菜ちゃんは野菜を食え」

「「えー」」

配る人(焼く人)が優秀なので好き嫌いは許さない

そう、たとえ緑のあいつが嫌いでも食わないといけない

「お兄ちゃんはピーマン食べれないんだよ」

「へーそうなんだぁ」

ちびっこ2人が影で何か言っているが…僕はピーマンが嫌いだ

子どもだなとかいわれるかもしれないが中学生だってまだまだ子どもだ

しかし今はちびっこ2人の前だから見栄をはろう

そうこのピーマンを食ってやろう!




午後7時

僕は寝ていた

なんと熱をだしてしまったのだ

BBQで熱をずっと浴びてたのとストレスによるものだと僕は思う

緑のあいつが原因だと信じる

「お兄ちゃん起きてる?」

「あ、理菜ちゃん。起きてるよ」

「夕食どうする?」

「おかゆが食べたいなぁ」

「わかった言ってくるよ」

熱を出したときってなんかおかゆが食べたくなるんだよね



「はい持ってきたよ」

「ありが…え」

理菜ちゃんが持ってきたおかゆ(?)は赤かった

綺麗な赤いおかゆだった

「?どうかした?」

「…いただきます」

とりあえず見た目は無視

大事なのは味だ

「あれ、梅の味。おいしい…」

「え!本当に!」

梅の味がほんのりとしておいしかった

やっぱ見た目できめちゃいけないんだよ

「理菜ちゃんが作ってくれたの?」

「そうだよ。梅の味をおかゆ自体につけてみたんだ」

「おいしいよ!ありがとう」

「いやいや私もおいしいか気になっていたから…それに」

「それに?」

「薬も混ぜたからまずいんじゃないかな…と思っててね」

「…」

唖然の一言でした






次の日つまり祭りの日

僕は元気でした

多分理菜ちゃんのおかゆがきいたのかな

今理菜ちゃんは浴衣を着に行っている

あとちょっとでお祭りにいくからだ

つまりもう夕方

7時くらいから混むから6時には出るつもりだった

けど…お母さん達の声とともに聞こえる「帯がからまるーきゃー」という声から考えると6時には出れないかな



「お祭り楽しいね!」

遅れはしたもののお祭りにはこれて楽しめていた

瑠々美ちゃんは親とくるみたいなので一緒にこれなかった

少し残念

「次あれやりたい!なにあれ気になる!わー!」

けど自由奔放に動き回る理菜ちゃんのせいで僕はいっぱいっぱいでした





お祭りも花火が終わって終了

帰宅ラッシュが収まるまで僕達は丘の上に来ていた

木の下に座って休む

「いやーとっても楽しかったね!お祭りって初めてだったよ!」

「良かったね。射的のおじさん土下座しちゃってたしね」

理菜ちゃんの手には様々なおもちゃがぶらさがっていた

PB(プレイバケーション)3とか羨ましいなぁ

「だって射的面白くて…端っこの飾りみたいなのもとれるかなって気になっちゃって…」

「普通こういうのとれないしね。さすがだよ」

「えへへ、ありがとうお兄ちゃん…」

今日一緒に行動していて

僕は理菜ちゃんにお兄ちゃんといわれても恥ずかしくなくなっていた

本当の妹のように思えて来たってことかな

「あのさぁ、お兄ちゃん明日帰っちゃうんでしょ?」

「うん。また来年くるけどね」

「私も明日帰ることにしたの。お金は…」

「今日だってお小遣いもらったんだし最後まで遠慮することなんてないよ」

「…ありがとう。でね、次会えるのって来年でしょ?だから、待てないから…聞きたいことがあるの」

理菜ちゃんは少し赤い顔をして

上目遣いで僕を見ていた

「なに?」

「あのね、お兄ちゃんって…」


「生殖器って大きい方?」







「はい?」

「ねえ、どうなの?」

「いやいや待って質問の内容が理解できない」

「男の人ってみんな大きいのかなぁって思ったら気になっちゃって…」

「気にしちゃいけないでしょ!!」

「女の子は大小様々だよ」

「わかったからもう帰ろう!!」

なんだろう

少し期待した僕がバカだった






海とおばあちゃんおじいちゃんと瑠々美ちゃんと理菜ちゃんに別れを言って帰ってきました我が家に!

それが数日前

もう夏休みは終わったのです

また今日から学校だよ…

僕と同じように脱力した学生達が通る道で


「おはようお兄ちゃん!」


そう呼びかけられた

「え?」

振り返ると同じ制服を来た見知った顔があった

「理菜ちゃん?!」

大声を出してしまったが今は仕方が無い

「そうだよ。いやーお兄ちゃんの話を聞いていたら学校同じなのかなって思って来て。夏休み中に調べたらいたんだよね」

唖然

「けど、お兄ちゃんと学校同じだったとはなぁ…そういえばお兄ちゃんあの質問なんだけど」

逃げた

こんな人通りの多い通学路で卑猥なことを言って欲しくなかったからだ

「あ!お兄ちゃん逃げないでよ!」

僕の後を追いかけてくる理菜ちゃん

その顔は笑っていて

「一生追いかけるからね、お兄ちゃん」

そう言っていた




夏祭り大事件〜終わり



どうでしたか?

理菜ちゃんはヤンデレとは少し違うと思う人も多いと思いますが、まだまだ続きますからそこは目を瞑ってください(笑)

面白かったといってもらえると嬉しいです(^ ^)


では本題に

先日2つめの感想をもらいまして…悪い点としてキャラの容姿が無いと指摘してもらいました

その通り、この作品にはキャラの容姿が書かれていないのです!

忘れたわけでは無く意図的です


自分的には番外編のように登場人物紹介を書く方がいいかなと思ったためです

とりあえずヒロインを全員出した後に紹介を書くつもりです

まあ、実はもう考えて書いてあったりするんですけどね(笑)


まだまだまだまだ続きますので応援お願いします


より良い作品を目指すため感想等待っています






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