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ヤンデレ彼女は終わらない!



おそらく彼女たちも彼の元へ集まると思う

彼女たちが私の大切な友達だからといって容赦はしない

私には彼に伝えることがあるから



優美


轟さんに譲ろうと言ったのに結局みんな聞かなかった

そう言う私も抜け駆けしようと思っていたからお互い様なんだけど

あの日からもう一ヶ月以上たつ

あの日から私たちはもっと仲良くなって

もっと手強いライバル同士になった



理奈


轟ちゃんが何て言おうと私は諦めない

あの日から一ヶ月たつけどもっと彼が好きになったから

いろんな人を巻き込んでいるから中途半端じゃ終われない

早く彼の元へいかなくちゃ!



舞華


みんな甘いのよ

同じ考えだとわかっているんだからその裏をかけばいい

彼の心はまだ轟ちゃんに向いているのかもしれない

けど彼は言った

そしてそれを取り消していない

今日が勝負の日




今僕は仰向けに寝ている

両手には手錠、両足には足枷

僕を跨いで口論している美少女が2名

その隙を狙って僕のズボンのチャックに手を伸ばしてる美少女が1名

それを見て止めようとスタンガンを取り出した美少女1名

状況は把握できた



いやいやできないって!


「あの…なんでこんな状態になってるの?」

「あ、柳くん起きたんですね!」

僕が起きたことに気がついて僕のことを見下ろすように並ぶ彼女たち

「簡単に言うと誰が柳くんと一緒新年を迎えるかって話になってね」

「みんな同じ考えだったみたいで…今の状態になったんです」

…うん、わからない

「夕凪高校の年末に大掃除登校日という謎の登校日があったからみんな鉢合わせちゃったんだよね」

「年末に登校日があるとは思いませんでした」

「あのさ」

「なんですか?柳くん」

「じゃあ、僕がその誰とって決めていいの?」

みんなが一緒に頷いた

「じゃあ…みんなで年越そうか」

その答えにみんなが笑った

そして口を揃えて言った



柳くんならそう言うと思った






僕が答えを言った後

きみちゃんは諦めたわけではないと言って外国へ帰った

僕たちはとりあえず家に帰りその日は眠りについた

次の日からは何事もなかったかのように日常が戻ってきた

その日常は僕の答えが間違ってなかったから訪れたも…違う

この日常は彼女たちのおかげで訪れている

僕の答えは頼りないものだったと思う

僕のことを想ってくれてる人がいるならそのすべての人に幸せになってもらいたい

答えになってないかもしれない

でも、本心から出た言葉


…いつかまた会えた時にきみちゃんにも伝えたい


好きと言ってくれてありがとうと






あけましておめでとうという言葉を本心から言ったのは初めてだ

でもなんか今のこの状況はめでたくない

「柳くんの彼女は私です!」

「別れたまんまでした!友達でもそこは譲れないです!」

「お兄ちゃん理奈と付き合ってくれたらいいことしてあげるよ!」

「柳くんは私の王子様よね?」

そういえば僕、轟と別れると言ったんでした

てっきり忘れてたからその言葉を撤回すると言っていなかった

「えっと、みんな」

「「「「柳くんは黙ってて!」」」」

「はい!」

こんな感じで僕は生きていけるのか

不安もあるけどわかってることがある

それは



彼女たちとはずっと一緒だってこと




おわり!




更新遅れまして本当に申し訳ございません!


遅れましたがついに最終回です

2年と3ヶ月かけて終わりました

…長かった(内容はそんなに多くないですが)

当初思い描いていた結末と少し違う形で終わりましたがほぼ満足です

ここまで読んでくれた読者様にな大変感謝しています!

更新が不定期で誤字も多く読みづらい点も多かったと思います

これをかてにこれからも作品を書いていきたいと思います


では最後に一つお知らせを

ヤン囲はこれで最終回ですが…まだ完全に満足できてません

つまり、書き直したいんです

いつになるかはわかりませんが、大幅な加筆修正をしたヤンデレ彼女に囲まれてを載せたいと思います

描かれなかった話や後日談をそこで書いていきたいと思っています


長くなりましたがこの作品に最後までお付き合いいただき本当にありがとうございました

他作品の方もどうぞよろしくお願いいたします


感想、レビューなどお待ちしております


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