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Season story〜バレンタインデー


書きました!一日遅れのバレンタインストーリー!

私が好きなキャラNo.2の瑠々美ちゃんが主人公です!


好きな人にチョコを渡して自分の想いを伝える日

バレンタイン


その日におこった


小さな恋話





好きな人がいるかという質問をされたら

私は『はい』と答えます

好きな人はたくさんいるから

お母さんにお父さん

おじいちゃんとおばあちゃん

近所のおばあちゃんにお姉ちゃんに

夏に来てくれるお兄ちゃん

みんな大好きです


けど、好きな男の子はいるかという質問は困っちゃいます

クラスの子はみんな誰が好きだとかで話してるけど私はついていけません

好きな男の子といったらお兄ちゃんが1番好き

けど、それはみんなの言う好きとは違うのかもしれないし

あー…よくわからないです


なんでこんなことを考えているのかです

それはバレンタインデーが今日だから




小さな恋とチョコレート




その日いつも通りに佐々波中学5年1組の教室に入る

そうするといつも通りみんなが挨拶をしてくれて良い気分になる

席に着くと女子のみんなが寄って来てチョコをくれた

みんなしてつくりすぎたから、と言っていたから、みんな気合入ってるんだなぁと思った



放課後になるといつもは男子が残って騒がしくなる教室は今日は静かだった

やっぱみんなチョコ渡すのかなぁ

私はお父さんとおじいちゃんにあげようとおもってるけど

毎年お父さんとおじいちゃん、それとお兄ちゃんに贈っている

けど手作りは大変だし得意じゃないからお店のを渡してる


まあ、バレンタインデーは私にはそんなに関係がないことでした





と思ったら

「星川…今暇か?」

「あれ、ショーイチくん?一応ひまだよ?」

6年3組の横田翔一くんが話しかけてきた

帰ろうとしてたし予定はないからいいかな



「星川ってさ…誰かにチョコあげた?」

「お父さんとおじいちゃんとお兄ちゃんにあげるよ」

「…そっか」

学校のあまり人が来ない裏庭の花壇の近くにある大きな木の下で話す

「俺さ…チョコもらったんだ」

「え!良かったね!」

「…告白もされた」

「へー!すごいね!」

「すごいねってお前…」

なんか呆れられてる?

けどよくわからないしなぁ

「…ま、お前はそういうやつだよな」

「うん!そういうやつだよ」

「…」

「どうしたの?」

ショーイチくんはじっと私のことを見つめて


「俺は星川のことが好きだ」


いわゆる告白というものをした







あの後、すぐに返事はいらないと言ってショーイチくんは帰ってった

ぽかーんとするしかなかった

『星川のことが好きだ』

頭の中で何回もリピートされる告白

初めてされたなぁ

少女漫画とか読むと告白されたら胸がドキドキとするらしいんだけど

…そんなことないなぁ

思うことは、そっかショーイチくんは私のことが好きだったのかってこと

なんて返事をしよう

ショーイチくんとは同じクラスになったこともあって仲良しだとは思ってる

そういう意味では好きだけど

告白の好きとでは意味が違うらしい

前にお姉ちゃんが言ってた



悩んでも好きの違いがわからなくて、返事もどうしたらいいかわからない

…そうだ!お姉ちゃんに相談しよう!

私は部屋を飛びだして近所のお姉ちゃんに会いに行く





お姉ちゃんはもう夕食が近いのに来た私に少し驚いていたけど

何も言わずに部屋にいれてくれた

お姉ちゃんは大人

どんな仕事かは知らないけど、働いている社会人というやつだ

「で、ルルは恋愛というものがよくわからないから聞きに来たのね」

お姉ちゃんに全部話した

ふーんって言いながらニヤニヤし始めた

「ルル可愛いからね。告白されて当然!」

「は、恥ずかしいよ!お姉ちゃん…」

急に大きな声で恥ずかしいことを言わないで欲しいな…

「…ルルはその子のこと好きかどうかわからないんだよね?」

「うん」

友達の好きとは違うのならわからない

「…じゃあ、ルルはその子を見てたらドキドキする?」

「ドキドキ?」

「鼓動が早くなるの、息をするのも苦しいくらいに」

「ならないかなぁ…なったら病院行く」

「それよ」

「へ?」

「恋ってものは病気みたいなものよ。相手のことが好きになると、その人のことしか考えられなくなるの」


「それが友達の好きとの違いかな」






次の日

私はショーイチくんと話した

「ごめんなさい」

「…理由ってきける?」

「…私、好きの違いがわからなかったの」


「けどわかったから、だから、ごめんなさい。ショーイチくんとは付き合えないです」


「…そっか。じゃあ仕方ないな」

「あ、でも…」



「私を苦しませるくらいにドキドキさせられたら付き合ってあげるからね!」






ショーイチくんの告白を断って

好きの違いもちゃんとわかって

そのことをお姉ちゃんに言ったら『痴女wwwww』って言って笑われて


なんだか今年のバレンタインデーのおかげで少し大人になれたかな



おわり



どうでしたか?良かったですか?

気に入ってもらえたなら嬉しいです!


今回の話は前から考えてまして…

バレンタインストーリーでは無くて別に書こうとしてました

ですが!なんと!

次のメインストーリーまだ出来てないんですよね


うん、難しいの

謎が多いキャラ多いし、変な子も多いから


それと違ってるるみちゃんは普通!

この話ではもう6年生のようですね


では早めにメイン更新させますので、期待して待っていてもらえると嬉しいです!


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