白水優美〜story1
できました!どうぞ読んでくださいませ!
は、初めまして。夕凪高校1年A組白水優美です。B組の柳くんの愛人です…ぅぅ…やっぱ恥ずかしぃ。
…あ、猫が捨てられてる。…誰もいないみたい。…私が!
…あら、また動物にふれたのね。…ん?私は誰だって?いやね、白水優美よ。ふふ、どーしてこーなるのか知りたい?
だーめ、教えてあげないわ♪
その代わりに…どーして私が柳のことを好きになったのかを教えてあげる
そうね、あれは高校の入学式の時…
白水優美〜story1
夕凪高校入学式
私は家から1番近いしそこそこ偏差値も高いからという理由でこの高校に入った
けど、中学は少し離れたところの私立の女子校だったのでここにはまだ友達がいない
高校も女子校で良いんだよ?と親に言われたけど…
社会に出たら男も女も関係ない、そう思って共学校を選んだ
…そして入学式の途中で気持ち悪くなって保健室にいる私
両隣が慣れていない男の人だったからだと思う
こんなことじゃあこれからが不安だった…
入学式が終わりショートホームルーム、いわゆる帰りの会がおわって下校
家につき自分の部屋に入ってすぐにベッドにうずくまる
あー不安だー!って思いながら無意味に転がってた
次の日
まだちゃんとした授業は始まらず、自己紹介とか係り決めをした
自己紹介はなんとかできてほっとした
係りは無難な図書委員
女の子の友達もできたし…ちょっと元気でた
そして今日3日目
今日は夕凪高校名物といわれる交流会がある
交流会というのは新一学年生徒がクラス関係無しに仲良くなるために踊ったり遊んだりするイベントのこと
私は端っこで目立たないようにするつもり
ダンスなんて…全然知らない男の人と手なんて繋げないし
遊ぶのだってちょっと怖い
だからおとなしくしていようと思う
「君、なんていう名前?」
「可愛いね!僕と踊らない?」
「Beautiful!Shall we danse?」
…困った
知らない男の人に囲まれてしまった
端っこで目立たないようにしてたのに
怖い
どうしようもない不安、恐怖
男の人って乱暴でガサつで怖くて
ふっと視界が暗くなる
また、気を失ってしまうのか
しょうがない、だって怖いんだもん
共学にしたいなんて言うんじゃなかった
「おい!お前らどけよ!その子が困ってんだろ?!」
急に聞こえた声にはっとした
「男がか弱い女の子を囲んでみんなして誘ってたら怖くなったりするだろ!そんぐらいわかれよ!」
その場が、会場がその声によってしんとなる
「わかったんなら今は離れとけ!その子が落ち着いたら1人ずつ誘ってみればいいから…てかちゃんと謝ってから離れてけ!」
その声に従い私を囲んでた人たちは謝ってから離れて行った
…その声の主は自分の役目は終えたと言わんばかりに離れようとしていた
「待ってください!」
できるだけ大きな声で呼び止める
振り向いた彼に言う
「名前を教えてください!」
彼は答えた
「白凰寺柳だよ。可愛いお嬢さん」
ああ、これが一目惚れというやつなんだな
それから数ヶ月後に私は彼に私の思いを伝えた
振られちゃったけど…この思いは消えない
諦められないほど強い思い
彼はあの時の私のことを覚えていなかったけれど…私はあの時のことを忘れないし
ずっと彼のことを愛すると決めた
いつか振り向かせて見せるんだから!
おわり
はいおしまい
あの時の柳はかっこよかったわ
まあ、あの時のこと柳は覚えてなかったんだけど
誰でも構わずいつもあーゆうことしてるからかしらね…
でも、そういうところもかっこいいから許すとしましょうか
どうも、奏夢想夢です
今回はあけおめーとも言えない日になりましたが白水さんの話を載せました
ぶっちゃけ白水さんて1番書きづらい子なんです
理由は簡単、秘密がたくさんあってめんどくさ…ごほんっ
とにかく書きづらいんですよ…
秘密というか謎というか…謎の多いキャラ一位ですよ
性格変化とかピーとかピーとか(まだ言えない)
ちなみに2位は柳、結局主人公は秘密がいっぱいこれ基本
本文はなんか短い気もしますがあとがきが長いという…てことでここらへんで
次回は一ヶ月後くらいの更新だと思います
面白いと思ってくださったら幸いです!次回も期待しつつ応援してくれると嬉しいです!
感想等お待ちしています