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この作品には 〔ボーイズラブ要素〕〔ガールズラブ要素〕〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

十日丁の最初の不幸 前編

作者: 山野抹茶

主人公の十日丁は両性です。

暴力表現などもあります。

以上の文章や表現について不快感や嫌悪感を感じる恐れのある方、苦手な方は閲覧をご遠慮ください。


十日丁と書いて「とうかひのと」と読む。

両親は他界していて、肉親である10歳程年の離れた兄貴とは連絡をとってはいない。仲が悪いわけではないのだが、まともに連絡を取る手段がないのだ。携帯電話なんて文明の利器をもっていない。

今年20歳になったからと、働いてみることにした。

働いてみるのは『やちよ』というクラブで、客層も年配者が多いからか落ち着いた雰囲気のある店だった。

クラブのママはやちよさんという名前で、きびきびとした女性だった。いつも着物を着て背筋がピンと伸びている。雰囲気はおっとりしているのだが、時々鋭いことを言う。

面接の時も「黒服というのは影です。お店のために、働いてる女の子のために働いてください」と言われた。

その時はピンとこなかったのだが、黒服という仕事がいかに大変かと言うことが、あの一言に込められていたのかと後に思った。

わたしに一から仕事を教えてくれたのは矢田さんだ。

「どこかで働いていた経験がありますか?」

「喫茶店で働いていた経験ならありますけど」

「・・・・どこか別のクラブで働いていた経験はありますか?」

「ナイデス」

「篠原さんとはどこでお知り合いに?」

篠原というのは喫茶店のマスターだ。美味しい紅茶を淹れる人だから、ついつい店に通ってしまっていた。普段ならそんなことはしないのだが。今回仕事を紹介してくれたのは、そのマスターだ。

「マスターの店に紅茶を飲みに通っていたんです」

「それだけですか?」

「それだけです」

矢田さんは少しだけ首をかしげただけだった。

「わたしは篠原さんから頼まれたので、あなたを黒服として働けるように教育はしますが、それ以上はご自分でなさってください」




背格好が似ていたからか、マスターは自分が着ていたというスーツをくれた。

「働き始めたら自分で買えよ。このスーツ、型は古いんだから」

とマスターは言われたが、スーツの型が古いと言われてもよくわからない。ありがたく頂戴して、丁寧に使うように心がけていくようにした。

黒服には必需品があるという。

ライターとペン、紙にハンカチ、それと携帯電話。

「携帯電話はおもちですか?」

「・・・・持ってません」

丁はこの世で、電化製品ほど苦手なものはなかった。相性が良くない。

「印鑑と身分証明を持って買ってきてください」にっこり笑いながら、青筋を浮かべて矢田さんはそう言った。

矢田さんが言うには、とにかく電話が出来てメールが出来ればいいらしい。

そこらへんにある携帯ショップに行って「電話とメールができる携帯電話をください」といって携帯電話を買うことにした。

平日だからかショップには人も少なければ店員も少ない。

色々種類があることを店員から説明され「最近はスマートフォンが主流ですよ、ボタンがついているのもありますし、打ちにくいということもありませんよ」と言われたのだが。

電化製品が苦手で、出来れば持ちたくはないのだ。簡単で、馬鹿でも使えるものの方がいいと店員に伝えたが。持ってきてくれたものはどれも難しそうなものばかりだ。

頭を抱えてソファに座り、しばらくぼんやりしていると、目の前に人間が入ってきた。

徐々に視線を合わすとその人間と目があっていることに気がついた。意識して見ていたわけではないのだが、とりあえずにっこり笑って頭を下げておく。男は一瞬眉根を寄せた。見ない方がよかっただろうか。

男の視界から消えるように椅子から立ち上がり、一度ショップの中をぐるりと見て回って、片手に携帯電話、片手にスマートフォンとやらを持って見比べていた。

「どっちがいいんだ」

どう見比べてもいまいち違いがわかない。

「何に使うんだ?」

いきなり隣に現れた気配に驚いてきょとんとしていると、男は「何に使うんだ」ともう一度聞いてきた。

よくよく顔をみると、先ほど目の前に座っていた男だった。

「何にって、電話とメール?」

「仕事か?」

「そうそう」

「機種変?」

「機種変?」

言葉の意味が分からなくて男を見ていると、男の顔の眉根がよった。

「おい?」

「はい?」

「・・・・もしかして電話もつの初めてか」

「あ、うん」

「じゃあ、これはどうだ?」

と男が持ってきたのは薄くてごついやつだった。

「防水で、落としても壊れないぞ」

「え、落すと壊れるの?」

「あぁ」

「えぇ?このデザインの可愛いのも?」

「壊れるぞ」

「・・・・じゃあ、これにする」

お店のお姉さんに声をかけて、そのスマートフォンを購入することを伝える。分厚い説明書を渡されたが、表紙を見ただけで嫌になった。

くそ。マスターに勧められたけど、働くの辞めたくなった。

ふと隣をみると、先ほどの男が別の店員と電話片手に何かを話している。目の前の店員さんも何を話しているのか分からないが、隣の二人の会話も分からない。

分からないことだらけで頭が痛い。

やや現実逃避していると、隣に座っていた男が来てくれた。

「大丈夫か?」

「・・・・もう勘弁してくれ」

そう言うと、男は店員に向き直って話を聞いてくれた。二人が話していることはどう聞いても日本語なのだが、頭が理解できない。

しばらく二人のやり取りを見ていると、男が「おわったぞ」と言ったので、これ幸いとショップから飛び出した。

「悪い、ありがと。助かった」

「お前、今度から買いに来るときは人と来た方がいいぞ」

「そうだなぁ」

わたしは男を近くのファミレスに誘って、早速スマートフォンとやらの使い方を教えてもらった。

かなり理解度の悪いわたしに、噛み砕いて説明してくれたので3時間程度で電話をかけて切ることと、電話番号を登録することくらいは出来るようになった。

腹も減ったから、ついでにご飯も食べた。最近は食欲が増してきたので三人前を食べると目の男は「よく食べるな」と言った。そういう男もよく食べている。

「最近は食欲があるんだ。特に食べちゃうんだよな~~」

おまけに眠い。燃費が悪い。前はこんなことなかったのに。

「あ、ごめん。こんな時間までつきあわせて時間大丈夫?」

「あぁ」

男はきらきら光って重たそうな腕時計を見ながら言った。

「電話番号の登録の仕方は覚えたか?」

「もちろん」

「じゃあ、この番号を登録してみろ」

差し出された携帯電話に表示されている数字を早速自分のスマートフォンに登録する。何回か間違えて数字を押して、なんとか登録することができた。

「電話はかけられるか」

「もちろん」

登録した番号を表示して、通話ボタンを押す。耳にあててみるが、何も音がならない。

「・・・・ん?」

「お前、通話ボタン押してないぞ。」

「え?コレじゃないの?」

「こっちだ」

「ん?」

言われた通りに押すと、電話がかかった。

「しっかり覚えとけよ」

「ごめんごめん」

電話帳を見ながらふと思った。

「ねぇ、なんて電話帳に登録したらいいの?」

男は携帯電話をしまいながら「・・・・亘理と登録しとけ」と言った。

「なにか困ったことがあったら連絡してこい」と男が言ったので「頼りにする」と頭を下げてお礼を言った。




マスターのスーツを着て店に出勤すると、矢田さんは少し顔をしかめた。

「・・・・おかしいっすか」

靴のサイズは篠田さんの方が大きかったからもらえなかったので「スーツに似合う靴をください」と靴屋の店員にお願いして選んでもらったものだ。動きにくいけど。

「いえ」

矢田さんは電話にいくつかの番号を登録するようにと紙を渡してきた。ついでに番号を教えるように言われたのであらかじめ紙に書いていたものを渡した。

出勤初日は矢田さんに色々と仕事を教えてもらうことから始まった。一回で覚えられないから紙に書こうと思ったが「書かずに覚えなさい」と矢田さんには言われた。おかげで昨日から脳みそフル回転。勘弁しろよ。

一連の業務内容を伝えられると、後は実地のみと開店している店のホールへと放りだされた。その時の仕事は注文と取ることと品物を運ぶこと。

これが案外難しい。

酒の種類がいまいちわからないから同じ黒服の男に聞いたりしないといけないし、持っていくタイミングが悪かったら後ろで女の子に怒られるし。割ものなんて専門用語、わかんねーよクソ。

「初めてだからって理由にならないのよ。ちゃんと空気よんでよ」

御説ごもっともなことを綺麗なおねぇさまに言われるから、しゅんとなっちゃうよね。

とにかく、初日からさんざんで。

早く帰りたいと思ったら、閉店した店の片づけが残っていてマジかよと頭を抱えた。普段なら体を動かす作業は喜んでするのだが、頭を使った後では勘弁してくれ、と思う。

朝陽がのぼる前に店を出ることはできたがマスターからもらったスーツはよれよれだった。他にもいくつかスーツはもらっているから問題ないとは思うのだが。




店の雰囲気に慣れるより先に、注文を取る以外に席についてる女の子のフォローにつかされることも多くなってきた。女の子と言っても、みんな年上なんだけど。

でもフォローにつくよりも、仕事ではまだまだ怒られることが多くて口からはいつも「すんません」という言葉しか出ていないような気がする。生まれて初めてこんなに謝った気がする。

いつも怒られるたびにあ~、絶対に今日こそ辞めてやると思っている。

一週間働いて、とうとう矢田さんに「辞めさせて欲しい」と伝えた。矢田さんは少し考えるようなしぐさをして「どうしてですか」と聞いてきた。

矢田さんのように店の雰囲気をいつも見ているつもりなのだが、どうも場の雰囲気をよむことが難しい。喫茶店とかとは比べ物にならないのだ。

はじめ、黒服というのはお客さんから注文を取ったりテーブルに飲み物を運んだりするだけだと漠然と思っていた。

黒服は、ただ単にそれだけが仕事じゃない。

店内に常に気を配っていなければならない。困ってそうな女の子が目に入ったら お客さんに挨拶をしながら場の雰囲気をうかがい助けが必要かどうか判断する。お客さんがいい感じで飲める様に雰囲気を作る。そういうのは、経験がなければできないと思った。

先輩黒服との会話もそうだが、働いている女の子や客ともコミュニケーションを取らなけれなならない。人間を相手にしているのだから、その人間の好みや話題性も必要だ。新聞も読むしテレビでニュースも見る。もともと頭の出来はよくないのでテキトーに生きてきたわたしには向かない仕事だったかもしれないと思うのも無理はない話で、それが辞める理由だった。

「紹介してくれたマスターには悪いけど、店の雰囲気悪くしたくないから、辞めさせてください。」

そういうと、矢田さんは一つ頷いていった。

「そこまで分かっているのなら、あともう一か月働いてみてください。一か月働いて、同じように思うのでしたら、どうぞ辞めてくださって結構です」

「えぇ?!」

辞めさせてくれるんじゃないの!?と顔に出ていたらしい。

「表情は顔に出さないように。特に負の感情は」

矢田さんはそういうと「仕事はまだ終わっていませんよ」と言ってわたしをフロアーに放りだした。

クソっ。


たぶん、矢田と書いて黒服と読むんだと思う。

そのくらい矢田さんは仕事が出来る。

矢田さんは特に店に金を落としてくれるお客さんからよく声をかけられる。ママも矢田さんのことは信頼しているようで、特に大事な客の時にはテーブルに矢田さんをつけているようだった。

だから、矢田さんがいるテーブルの近くには近寄らないようにしていた。そういうときのお姉さま方はヘマをすると後ろでマジで首を絞められるからだ。

特に怖いのは、お店のナンバー3の万里子さんだ。背はわたしよりも低いのに、下から見上げてくる睨みはものすごく怖い。「あんた、邪魔」とか「どこ見てんのよボケ」とか。お姉さま方の中では珍しくドレスを着ているから、ピンヒールの靴で容赦なく蹴ってくるのも、ものすごく痛い。ひたすら謝ると「謝ってすむなら警察いらないのよ」と言われるしまつ。胃が痛いぜ。

とにかく、マスターに言われるがままに黒服という仕事をすることに決めたのだが、黒服というか夜の仕事なめてた。人を相手にしてるから、とにかく毎日が戦争だし気が抜けない。寝ないでいるのは割と平気だったのに、今は寝たくて寝たくて寝たくて仕方がない。


そんなこんなで2週間もすぎるような頃。

万里子さんに「ちょっとあんた、仕事終わったらヒマ?」と声をかけられた。

「いえ、暇ではないですけど」

「なに、用事あんの?」

「店の片づけとか?」

「その後は?」

「帰って寝ます」

「じゃあ、暇じゃない。ちょっとつきあいなさいよ」

そういうと、万里子さんはフロアーに戻っていってしまわれた。

まじかよーーー。

あれとあれと言う間にその日の仕事は終わり、万里子さんと店を出ることになった。

万里子さんは「行きつけの店があるのよ」と言って、少し離れた居酒屋に歩いていった。

「好きなもの頼んでよ」

そういうと、万里子さんは早速ビールを頼んで一気飲みしていた。

お言葉に甘えて、とりあえずビールを頼んだ。

いくつか食べ物を頼んでもくもくと食べていると「この間は悪かったわね」と万里子さんが唐突に言った。

この間。なんのことだ?

前に蹴られた時のことか?

「北川のおっさんの時は助かった。ありがとう」

3日前のことだ。

万里子さんの太客に北川という男がいる。何かの会社の社長で、巨乳好き。万里子さんは店の中でも結構胸のサイズが大きくて、北川は万里子さんの胸目当てで万里子さんを指名する。万里子さんもそれが分かっているから、胸を触ってくる北川の手を自由にさせていたのだが。

その日は万里子さんが別の客の所にいて、北川のところに行くのが遅くなった。北川のおっさんは待たされることが嫌いだ。それを知っているから万里子さんも早くに席に着くようにしているのだが、その時はなかなかついている席を離れることが出来なかった。その時万里子さんが座っていた席も、万里子さんの太客の席だったからだ。

その月の万里子さんの売上はいまいちで、太い客に来てもらわなければナンバー3を維持することが出来なかった。だから万里子さんは一度に二人も太客を呼んだのだ。ただ、北川のおっさんが来るタイミングが悪かっただけで。

案の定、万里子さんがなかなか来ないことでイライラしていた北川のおっさんは不機嫌にタバコを灰皿に押し付けている。万里子さんが来るまでのつなぎの女の子も困った顔をしている。

一つ息をのみこんで、灰皿を片手に北川のおっさんのボックス席に近づいていった。

「北川様、灰皿の方、交換させていただきます」

にっこり笑顔。矢田さんの笑顔。とにかく笑顔。

北川さんがイライラしたようにテーブルの上のタバコに手をやるのをみて、素早くポケットからライターを出して火をつける。

口の中の煙を人の顔に向かって吹きつけてくる。煙たいぜ。

「万里子まだなんか。」

「もう少ししたら参ります」

「お前、ちゃんと仕事してんのか?はよ万里子連れてこんかい」

あぁ、イライラしてるぜおっさん。

「申し訳ありません、北川様」

関西弁がモロ出てるぜ。

「ワシ、帰るでもう」

「実は、ここだけの話なんですが北川様」

腰を上げかけた北川の耳にそっと声をかける。

「万里子さんからは秘密にしておくようにと言われたんで、秘密ですよ」

にっこり矢田さん出来るかな。

「北川さま、本日はお誕生日ではございませんか?」

「・・・・せや」

「実は、万里子さんは北川様のためにサプライズで誕生日ケーキをご用意しているのです」

「・・・・」

「が、そのケーキの到着が遅れているのです。ケーキの到着を、万里子さんはまっているんです」

「そいたら、なんで万里子だけでも先にけぇへんねん」

「いま万里子さんがついている席の方に気付かれないようにしているんです。なので北川様も気付いていないふりをしていただけませんか?」

北川はしばし睨むようにして見て、ソファに落ち着いた。

その場を女の子にまかせて裏へ戻ると、電話帳からケーキ屋の番号を調べ、使いなれないスマートフォンで電話をかけて「すぐにケーキを持ってきて。誕生日ケーキ!」と電話口で叫んだ。花屋にも電話をいれてすぐに花束を持ってきてもらうように頼んだ。

ようやく万里子が席を立つことが出来た時に裏で花束とケーキを準備したことを伝え、一緒に持って北川のまつボックス席にいった。店の女の子たちにも協力してもらって、盛大な拍手とクラッカーと、派手な演出で盛り上げることにした。万里子さんの自腹でシャンパンもおろした。

北川さんは機嫌を良くして、万里子さんがおろした以上のシャンパンやワインを注文した。

「うまくやる自信はあったんだけど。あんたが協力してくれなかったら、北川のおっさん機嫌悪くして帰ってたわ。ありがと」

「・・・・いや、たまたまです。」

「たまたまでも助かった。ありがと」

万里子さんはビールを再び一気飲みして「まだまだご飯食べて、飲んでよ」と言った。

「あんた、前にどっかで黒服してたの?」

「いえ、初めてです」

「へぇ。なんで黒服になろうとおもったの」

「喫茶店のマスターに勧められたからっす」

「喫茶店のマスター?なにそれ」

声を上げて笑う万里子さんは可愛い。

朝まで居酒屋で飲んで、千鳥足になった万里子さんをマンションまで運んでいく。

マンションにつくと「泊まっていきなさいよ」という万里子さんの言葉に甘えることにした。万里子さんは寝室でねて、わたしはソファを借りて寝ることにした。

起きると昼過ぎで、万里子さんもまだ寝ているようだった。

その日は店も休みで、しばらくソファの上でぼんやりしていたが、置手紙を書いてマンションを出ていくことにした。

マンションからほど近い地下鉄に乗って、見たことがある駅名まで乗り継いで家に帰る。

なんとか間借りしているアパートまで帰ると倒れるように寝た。




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