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第1話 スレイプニル

俺は地球に戻っていた。元の魔導研究所の魔方陣に召喚されたのだ。


話せば長くなるが俺は召喚魔法で異世界に行っていた。


その世界で倒せば不老不死になるという巨大な龍と戦っていたのだ。ギガデストロイを86発撃ったところで戦いは終わった。

不老不死になれる龍だけあって回復力が並じゃなかった。龍の攻撃も並じゃなかったが、それを凌いで倒したところで俺は不老不死になった。そこでここに召喚された。今までにない熱い戦いだったのだ。まあいい。


モスコーヴィアは俺を呼びだそうとしたに違いないなぜだ?


「伝説の英雄を召喚できた!伝承通りの黒いエルフだ!」


なにやら喜び合っている。抱き合っている奴もいる。


「俺になんの用だ?」


「伝説の英雄にこの世界を救って欲しいのです!」


機人はあらかた片付けたはずだが、盛り返してきたのか?


「どこの地域で機人と戦っているんだ?」


「火星と木星の間にあるアステロイドベルトで機人と遭遇したのです!」


「はあ?、意味が分からん!」


どうやら、ここは俺が機人と戦った世界よりさらに500年進んだ世界らしい。

つまり俺が生まれた世界より1000年後だ。

人類は火星をテラフォーミングしている最中で、そこにドーム造り、生活をしているものも出てきているらしい。


魔石を人工的に生み出せるようになって地球から機人は掃討されたようだ。

人類はそこで宇宙に踏み出しのだ。月面にドームを作って生活を始め、火星の改良を行った。

そこからアステロイドベルトの小惑星ケレスを足場に木星へと手を伸ばしたところで機人と再び遭遇したらしい。


モスコーヴィアは俺が知っていているよりさらに高いビル群が並んでいた。その間をチューブが通っておりそれが列車のようなものらしい。某レンズを腕に嵌めた某銀河パトロール達が戦った未来のような光景だ。

燃料を宇宙から確保できたので急速に発展したらしい。


とりあえず、聞いてみた。


「宇宙で機人と何に乗って戦っているんだ?」


「バトルシップです」


うん、全く想像が付かない。


俺は実物を見るために、地球の宇宙ステーションへと昇ることになった。これは地表から宇宙までの伸びる広大なエレベータみたいなものだった。軌道エレベータというらしい。宇宙からの物資の搬入も行うためにこのような大きさになったということらしい。


その宇宙ステーションで最新鋭のバトルシップを見た。

4機の重水素による核融合ジェネレータを搭載し、艦首に主砲、両サイドに4門づつの長距離砲を積んだ化け物だ。

さらに魔導機関も備えているらしい。このバトルシップはスレイプニルと呼ばれている。


大きさは500mにもなり、ジェネレータにより攻撃はレーザーを撃つ。防御にはジェネレータによるエネルギーシールドを4つまで展開する。移動にはジェネレータによる推進力と魔導機関によるワープを持っているそうだ。

魔導機関をメイン動力にしないのはジャマーを無効にするために開発された機体だからだ。それに魔導機関ではエネルギーが足りないということもある。


俺のレベルは異世界で420まで達したがそんな問題じゃない。攻撃魔法撃つより強力なんじゃね?、これ。

俺は上級魔法を1100発、最上級魔法を550発、超上級魔法を225発は撃てるがそんなもんじゃねー。

4章がはじまりましたが、宇宙編です…。自分もびっくりでした…。

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