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「真実の愛のために、君の嫉妬を魔法で消そう」と言われたので、婚約者の性欲もついでに消してやりました

作者: yurihina
掲載日:2026/09/28

「ジェラード。君の嫉妬を、魔法で消してもらえないだろうか」


 ニックの屋敷の応接室で、三人分の茶が出された直後だった。


 向かいの長椅子には、婚約者のニックと、ローラが並んで座っている。ジェラードが訪ねてきたときには二人の間にわずかな隙間があったが、今はローラの広がったスカートが、ニックの膝にまでかかっていた。


 二人が付き合っていることは、もう知っていた。今日こそ婚約をどうするか決められると思って来たのに、よく分からない提案を出されたものだ。


「ローラとは真実の愛で結ばれている。でも、そのために君を捨てるのは間違っているだろう?」


 ニックは真剣な顔で続けた。


「君との婚約は守るよ。ローラにもこの家へ来てもらえばいい。ただ、君が彼女に嫉妬したままだと、暮らしにくくなると思うんだ」


 妻としてこの家に入り、夫と恋人が仲よくするところを毎日見て暮らす。その暮らしがうまくいくかどうかを、自分の気持ち一つに任せられても困る。


 そもそもローラがいなくなれば元に戻れる、という気もしない。別の女性を好きになったあとも、こちらとの結婚はそのまま進められると思っているらしい。


「それで、私の嫉妬を消すという話でしょうか?」

「感情を消せる魔女がいるんだ。君も苦しまずに済むし、僕たちも君の前で気を遣わなくてよくなる」


 ああ、そちらも大事なのね。今でも十分、気兼ねなく過ごしているように見えるけれど、これからはそれを見て不愉快になることまでやめてほしいらしい。


「私も、その方がいいと思います」


 ローラが口を添えた。


「好きな人の幸せを喜べないのは、つらいでしょう? そんな気持ちだけなくせるなら、ジェラード様も楽になれると思うんです」


 言いながら、ローラはニックの腕に両手を添えて身を寄せた。ニックは当然のようにその肩を抱き、近くへ引き寄せる。ローラは彼を見上げて笑ってから、またこちらへ顔を向けた。


 もう結婚したいとは思わない。それでも、目の前でローラばかり大事にされるのは悔しかった。


 ジェラードは膝の上で組んでいた手をほどいた。


「その魔女は、嫉妬以外のものも消せるの?」

「できると聞いているよ。消したい感情や欲求を伝えればいいそうだ」

「他の欲求もってことですわね」

「うん。詳しいことは本人から聞こう。心配なら、僕たちも一緒に行くから」


 ニックは安心させるように言った。ジェラードは、彼の腕の中にいるローラを見た。


 真実の愛で結ばれているのなら、ニックにも手放して困らない欲求はあるはずだ。三人で幸せになるために何かを消すという話なら、彼にも同じことを頼めるだろう。まずは、その魔女に会ってみたい。


「分かったわ。私の嫉妬を消してもらいましょう」


 ニックの顔が明るくなった。


「よかった。君なら分かってくれると思っていたよ」


 ローラも嬉しそうに彼の腕を抱き直した。


「これで、誰も我慢しなくてよくなるのね」


 ニックが頷き、早速、馬車を出させようと呼び鈴へ手を伸ばした。


 結婚するとは言っていないのだけれど。


 ジェラードは訂正せず、魔女の屋敷には自分の馬車で向かうと告げた。二人はもう、ローラがこの家へ来るときの話を始めている。彼らの中では、話はすべて片づいたらしかった。



     *



 魔女は三人の話を聞き終えると、ジェラードに向き直った。


「消すのは嫉妬だけでいいんだね。記憶や、ほかの感情はそのまま残る。消したものが自然に戻ることはないよ」


 ニックは隣で頷いているが、魔女は彼の方を見なかった。


「戻すこともできる。ただし、施術を受けた本人が戻したいと望んだ場合だけだ。周りの人間に頼まれても戻せない。それでいいかい」

「ええ。私の嫉妬を消してください」


 ジェラードが答えてから、魔女は額に指を添えた。そこが少し温かくなった。何かが抜けていく感覚も、胸が軽くなるような変化もない。指が離れると、魔女はもう終わったと言った。


 これで、なくなったのだろうか。自分の気持ちを確かめるより先に、ニックがローラを引き寄せた。彼女も嬉しそうに身を預ける。


「どうだい。僕たちがこうしていても、平気かな」


 あの腕の中にいるのが自分だったら、とは思わなかった。ただ、施術が終わった途端に目の前で試されるのは、やはり好きになれない。少し待ってくれてもいいのに、とも思う。嫉妬がなくなれば何でも快く受け入れられるわけではないらしい。


「ええ、大丈夫よ」

「よかった。これで安心だ」


 ニックはローラと顔を見合わせた。


「こんなにすぐ済むなら、もっと早く来ればよかったね」


 ジェラードは、額に残っていた温もりが消えるのを待った。


「では、次はあなたの性欲を消していただきましょう」


 ニックの笑みが止まった。


「待ってくれ。なぜ僕まで施術を受けるんだ?」

「三人のために、邪魔になる感情や欲をなくすのですよね。私だけでなく、あなたにもできることがあると思うの」


 予想外の提案に、ニックはローラの肩に置いた手を離し、魔女を見た。


「性欲をなくしたら、今までどおりにはいかなくなるんじゃないですか」

「性的なことをしたいという欲はなくなるよ。それ以外の気持ちを消す施術ではない」

「でも、実際にどうなるかは……」


 ニックはそこで口を閉じた。ジェラードにも、受ける前は分からなかった。なくしてよいかどうかを考える時間さえ、彼の中では必要なかったようなのに。


 今になって慎重に考え始めた彼を、ローラがのぞき込んだ。


「ニック、私たちなら大丈夫よ。真実の愛に、性欲なんて必要ないでしょう?」


 彼女はためらわず、ニックの手に自分の手を重ねた。


「あなたが私を愛してくれる気持ちまで、なくなるわけではないんだもの」

「もちろん、僕は君をそういう目的で好きになったんじゃない」


 ニックはすぐに答えた。それから魔女の前の椅子を見て、しばらく黙った。ローラは手を重ねたまま待っている。


「……分かった。受けるよ」


 ジェラードが席を譲ると、ニックはそこへ腰を下ろした。魔女は急かさず、本人に確かめた。


「あんた自身が、性欲を消してほしいんだね」

「はい。消してください」


 魔女の指が、今度はニックの額に触れた。ジェラードのときと同じくらいの間を置いて、指が離れる。ニックは一度目をしばたたき、自分の手元を見た。


「もう終わりですか」

「ああ」

「そうですか。思っていたより、何も変わらないものですね」


 声も、話し方も、いつもどおりだった。隣に立つローラも、ほっとしたように笑っている。これから二人がどう付き合っていくかは、二人で確かめればいい。


 ジェラードには、帰る前に済ませる話が一つ残っていた。


「それでは、私たちの婚約は解消しましょう。正式な手続きは、家を通して進めてもらいます」


 立ちかけていたニックが、椅子に座り直した。


「どうしてそうなるんだ。君はもう嫉妬しないんだろう?」

「ええ。でも、あなたと結婚したいわけではないの」


 口にしても、惜しいとは思わなかった。これは魔法のせいではない。今日、彼の屋敷へ向かったときから、結婚の準備より、婚約を終える相談をしたかった。ようやく、その話ができただけだ。


「三人で幸せになるという話に、納得してくれたんじゃなかったのか?」

「私の嫉妬を消すことには同意したわ。あなたとローラと暮らすことには、同意していませんわ」


 ニックは何か言いかけ、ローラを見た。彼女も戸惑った顔をしていたが、ジェラードを引き止めようとはしなかった。妻がいなくなるのなら、むしろ二人には都合がいいはずだ。自分が残って気を遣う理由を、こちらから探してあげるつもりはない。


 ジェラードは魔女に礼を言い、部屋を出た。外では、自分の馬車が待っていた。


 帰ったら、まず家族に婚約を解消したいと伝えよう。理由を話すのは気が重いけれど、結婚したいふりをして準備を続けるより、ずっといい。行き先を尋ねた御者に、自分の家を告げた。



     *



 これからは、ニックを独り占めできる。


 魔女が席を外すと、ローラは彼の隣へ寄った。三人で仲よく暮らせればと思っていたけれど、ジェラードが自分から離れてくれるなら、その方がいい。彼と過ごす時間を、妻になる人に分けなくても済むのだから。


 いつものように腕へ抱きつき、肩に頬を寄せた。


「ちょっと、重たいから離れて」


 ニックが腕を振りほどいた。ローラは手を離し、彼を見た。


 こんなふうに離されたことはなかった。思いがけず婚約を解消する話になって、疲れてもいるのだろう。ニックは腕を動かしてから、椅子に深く腰を下ろした。


「帰ったら、家にも説明しないとな。三人でうまくやっていけるはずだったのに」


 やはり、ジェラードのことが気にかかっていたのだ。ローラには、そこまで残念がることとは思えなかった。自分がいる。無理に婚約を続けなくても、これから二人で幸せになればいい。


「私は、あなたといられれば嬉しいわ」


 そう伝えると、ニックは顔を上げた。


「うん。君が残ってくれてよかったよ」


 ほら、何も変わっていない。さっき腕を離されたことなど、気にしなくてよかったのだ。彼の口から聞けて安心したら、今度はちゃんと触れたくなった。


 ローラは椅子の背に手を添え、彼の顔へ自分の顔を近づけた。


 唇が触れる前に、ニックが顔を背けた。


 頬のすぐそばで動きを止める。彼がこちらを向き直るのを待ったが、ニックは上体を引いて距離を空けた。


「今は、そういう気分じゃないんだ」


 ローラはゆっくり身を起こした。今は、ということは、帰ってからならいいのだろう。まだ魔女の家だ。落ち着かないだけかもしれない。


「ねえ、今夜はあなたの家に泊まってもいい?」


 いつもなら、彼の方から帰らないでほしいと言ってくれる。でも、今夜は自分から誘ってもいい。


 ニックは首を振った。


「いや、今日は一人で休みたいんだ。君も家に帰るといい」


 微笑んだまま、次の言葉を待った。また今度、とも言ってくれない。ローラが泊まりたいと口にしたのは、寝る場所がなかったからではないのに。


 今までは、帰る時刻を気にする自分に、もう少しだけいてほしいと頼むのは彼だった。あの頃は、残ってあげるような顔もできた。自分の方こそ帰りたくないのだと、わざわざ打ち明けなくてもよかったのだ。


 今、同じように引き止めてほしいと頼んだら、どうなるのだろう。


 これ以上、自分だけが一緒にいたがっていると知られたくなかった。少しは彼にも、離れてしまうかもしれないと思ってほしい。いつでも隣にいると思うから、こんなに簡単に帰れと言えるのだ。


「あなたがその調子なら、ほかの男性のところへ泊まりに行くわ」


 ローラは口元に笑みを浮かべ、長椅子の背に身体を預ける。


「わたしを誘ってくださる殿方は、あなたのほかにもいるのよ。この前も、ぜひ二人で会いたいとおっしゃってくださったわ」

「そうなのか」

「ええ。あなたにはお話ししていなかったけれど、とても熱心な方なの」

「そうしたいなら、馬車で送らせようか」


 ローラは背もたれから身体を離した。


「送るって、その方のお屋敷へ?」

「ああ。遠くなければ、途中で寄れるだろう」

「わたしがそこで、ほかの男性と過ごすことになるのよ」

「そう言ったじゃないか」


 ローラは言葉を継がずに待った。ニックはしばらく彼女を見ていたが、やがて窓の外で砂利を踏む音がすると、そちらへ顔を向けた。


「ちょうど来た。御者に送るよう頼もうか」


 ニックが立ち上がった。ローラも長椅子から立ち、彼が扉へ手を掛ける前にその前へ回り込んだ。


「呼ばなくていいわ」

「どうして?」

「会いに行くつもりはないの」

「でも、今――」

「行かないと言っているでしょう!」


 ニックは扉へ伸ばしかけた手を下ろした。ローラはその手と顔を交互に見てから、声を落とした。


「わたしがほかの男性に誘われたら、嫌ではないの?」

「今は、別に」

「わたしがその方を好きになっても?」


 ニックはすぐには答えなかった。ローラが一歩近づくと、ようやく口を開いた。


「僕に妬いてほしいんだね」

「当たり前でしょう。いつもなら、ほかの男の話なんかするなって言うじゃない」


 ローラは彼の胸元に手を置いた。


「誰にも渡したくないって。あなた、そう言ってくれたでしょう?」


 ニックはその手を見下ろした。


「言ったよ。でも、今はそういう気分にならないんだ」

「送ってほしいんじゃないわ。私は、あなたと一緒にいたいの」


 ニックは分かっていて、引き止めなかったのだ。怒ってくれたなら、意地悪を言ってごめんなさいと謝って、抱きつくこともできた。行かないでほしいと言われれば、あなたが好きだから行かないと答えたかった。


 さっきまでのニックなら、こんなことにはならなかったはずだ。ここへ来る前は、ローラが寄り添うだけで抱き寄せてくれた。あのときの自分は、彼に触れていいかなど考えてもいなかった。


 もう一度、ああしてほしい。


 性欲などなくても大丈夫だと、自分で言った。その言葉を取り消すのは恥ずかしいけれど、このまま帰される方が嫌だった。


 ローラは隣室へ向かい、魔女を呼ぶために扉を叩いた。扉を開けた魔女に、ローラはすぐに頼んだ。


「ニックの施術を、元に戻してください」


 魔女は部屋へ戻り、椅子に座り直していたニックを見た。


「戻すには、本人の希望が必要だよ。あんたも戻したいのかい」

「いいえ。僕はこのままでいいです。特に困っていませんから」


 好きな人の幸せを喜べないのは、つらいでしょう?

 ジェラードに、そう言ったばかりだった。


「私は困るわ」


 思っていたより強い声が出た。ニックがこちらを見たので、ローラは続けた。


「あなたに触れたいの。一緒に過ごしたいし、前みたいに抱きしめてほしい。私だけがそう思っているなんて、嫌よ」

「でも、君も性欲なんて必要ないと言っていただろう?」


 言った。つい先ほど、自分で彼の手を取って、大丈夫だと勧めた。あのときは、愛しているなら当然そうしてくれると思っていた。彼が自分に触れたがることまで、なくなるとは考えていなかったのだ。


「ええ、言ったわ。なくなっても、あなたは私を求めてくれると思っていたの」


 ニックは黙っている。


「私が間違っていたの。だからお願い、戻してもらって」


 自分から認めれば、彼も考え直してくれるかもしれない。必要ないと言ったことを責めたいのなら、謝る。それでまた彼の腕の中へ戻れるなら、さっきまでの強がりなど捨ててよかった。


 ニックは少し考えてから、口を開いた。


「君がつらいのは分かったよ。でも、僕は今のままでいたいんだ。それなら、君も性欲を消してもらえばいいんじゃないか?」


 ニックは立ち上がり、そばにあった椅子を引いた。


「君が苦しいと言うから、楽になる方法を考えたんだよ。少し座ったらどうだい」


 ローラは座らなかった。


 つらいと打ち明けたのだから、抱きしめてほしかった。そんなことをさせてごめんと、以前のように触れてくれればよかったのだ。


「私がこんなに頼んでも、戻したくないのね」

「うん。戻す必要を感じないんだ」


 ニックは困ったように答えた。怒っているわけではなさそうだった。謝り方が足りないのでも、誘い方が悪かったのでもない。それなら、もう何を言えばいいのだろう。


 彼の手が、椅子の背にかかっている。その手を取って、自分の頬に当ててもらいたかった。少しだけでも以前のようにしてくれれば、今日はそれで我慢できる気がした。


 けれど、それも頼まなければならない。応じてもらえたとして、明日はどうするのだろう。また自分からお願いして、彼の気が変わっていないか確かめるのか。


「……私、明日になっても、あなたに触れてほしいと思うわ」


 ニックは何も言わなかった。明日には戻るかもしれないと、期待させてもくれない。


 今日だけ一人で帰れば済むのなら、そうしたかった。しばらく離れて、彼の方から会いたいと言ってくれるのを待てばいい。でも、会えたところで、また同じように腕を離されたら。


 今はもう、その場面を思い浮かべるだけで苦しかった。


 ローラは、引かれた椅子に腰を下ろした。消したいと思ってここへ来たわけではない。彼に求めてもらえるなら、こんな気持ちは一つも手放したくなかった。


 それでも、目の前にいる彼へ手を伸ばしたくなる自分を、このまま抱えて帰りたくなかった。


「お願いします。私の性欲も、消してください」


 魔女はローラの前に立った。


「あんた自身が、それを望んでいるんだね」


 頷こうとして、一度だけニックを見た。彼は魔女の邪魔にならないよう、椅子から手を離していた。


「はい」


 ローラが答えると、魔女の指が額に触れた。


 少し温かい。


 その指は、ほどなく離れた。


「終わったよ」


 魔女に言われ、ローラはニックを見た。本当に消えたのだろうか。自分では、あまり変わった気がしない。ただ、今夜は彼の家に泊まりたいとは思わなくなっていた。そういうことなのかもしれない。


「私、今日は帰るわ」

「分かった。家まで送らせるよ」

「ええ、ありがとう」


 ローラは立ち上がり、魔女に礼を言った。外へ出ると、ニックが御者にローラを家まで送るよう伝えてくれた。馬車に乗り込み、窓から彼へ顔を向ける。


「それじゃあね」

「ああ、気をつけて」


 御者が戸を閉め、馬車が走り出した。



     *



 ジェラードはニックとの婚約が正式に解消され、式のために空けていた予定を埋め直していた。これからは、誘いを受けるたびに彼の都合を確かめなくていい。


 施術後の様子を尋ねに来た魔女を自宅の応接室へ通すと、思いがけない話を聞かされた。


「あんたが帰ったあと、ローラも性欲を消していったよ。この間、その後の様子を知らせる手紙が来たんだが、ニックとは別れたそうだ」

「あらま」


 ジェラードは、持ち上げかけたカップを受け皿へ戻した。あれほど堂々と、真実の愛だと言っていたのに。


「消したのは、性欲だけなのよね?」

「そうだよ。ほかの気持ちには触ってない」

「必要ないものを消したはずなのに、一緒にいる理由がなくなってしまったのね」



最後までお読みいただき、ありがとうございました!




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― 新着の感想 ―
楽しく拝読させて頂きました。 「必要ないものを消したはずなのに、一緒にいる理由がなくなってしまったのね これって実に強烈なざまあですね~~ まあ、私も男の端くれですから少しは分かりますが・・(笑)…
男の性欲は女を満足させるためとか女とのコミニュケーションのためにあるわけじゃなくて、それ自体が男としてのアイデンティティになってるので 本人が性欲が消えたままでいいって思うことは僧侶でもない限りちょっ…
ニックって貴族の跡取り息子とかでは無いの?性欲完全に無くしたら跡取り作れないんじゃない?(,,・д・)
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