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8話 神の気

 神の気を解放した高田健志は、煌々と光り輝くオーラを放っていた。


 駆動丸は身震いする。


「これが、神の本領発揮ってところか……! ワクワクしてきたぜ!」


 駆動丸も、全身に力を込める。


「はぁあぁああぁあっ……! ハァッ!」


 刀を使わなくとも、強さは健在のようだ。駆動丸も、高田健志と同じように、強力なオーラを纏った。彼は不敵な笑みを浮かべて、高田健志と相対する。


「フフフ、どうやら俺も神の気を纏えるようだぜ?」


 駆動丸は高田健志を挑発する。しかし、高田健志は動じず、駆動丸の全身を見渡した。


「駆動丸、お前は本当にすごいな。間違いなく、地球上で一番強いのはお前だ。……だが、お前が今纏っているのは『神の気』ではない。ただの気だ。」

「ごちゃごちゃ御託はいい! さっさとやろうぜ。」


 駆動丸はファイティングポーズで構える。しかし高田健志は


「残念だが、お前と戦っている暇はないんだ。」


 刹那。


「かはっ……」


 駆動丸の背後に一瞬で移動し、そして、首筋に軽く手刀を振り下ろした。駆動丸の意識は飛んで、一瞬でカタがついてしまった。


「駆動丸、お前のその力は、もっと別のことに使うんだ。」


 高田健志は神の気を沈め、立ち去った。

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