第2回人名録追加 及び 第2回覆面座談会
前書き
なんともはや申し上げようのないテイタラク、
どうかお許しください。
言い訳その他見苦しゅうはございますが
後書きの方をも、どうか
お目通しいただけますよう
伏してお願い申し上げます。
第2回人名録追加
ドォムル・レェスカー; → 「た」行の巻へ移動済
皇太后宮外局・書記官房長官
冷徹で鳴るが何故かテュスラとは気が合うようだ、もっとも表向きはツンケンしているので、
これは所謂、ツンデレというヤツか? いや、デレたとこなど誰も見たことはないのだが・・・
名無しのオオガラス; → オオガラス を見よ → 「な」行の巻へ移動済
マリーア・スダン; → 「ま」行の巻へ移動済
皇太后宮・外局四等書記官、外交第二分署補佐
新人の女官だが、早々にテュスラに目を付けられてしまう不運な少女。
初登場時、18歳を自称しているが、些か疑わしい。
書記官房長官による庇護を受けることになる過程については
かなり不明瞭な、微妙かつ不穏当な消息を含むらしいのだが・・・
ヤクザな木の箱車; → 「や」行の巻へ移動済
毛皮交易宿・銀の山猫亭の裏の納屋に巣食う荷物運搬用の車輪付きの木箱。
主に泥炭、干し草、乾燥牛ふん馬ふん鶏ふんその他軽燃料・肥料類、準鉱石等の少量運搬用に使われたもの。ひじょうに中途半端な大きさ。故に
疑いもなく、ただアトゥーラを使役、酷使するための虐待用小道具として用意されたのではないかと疑えば疑える代物。
小さい頃、よくこの中へ潜り込んで寝た、とはアトゥーラの言。
一度完膚なきまでに分解され、また再構成される。その際補充された部材は、
ドナドナとラグンにより選別、変換された一本のトネリコの若木の一部であり、
第二世界樹としての潜勢力を分有している(という見方がある)。
従って、この箱車の非常識な性能と形態変移のアリサマは、ある意味納得できるものなのである(という解釈がある)。
ある時、名を「ホルキス」であると自称しているが、アトゥーラによって鼻であしらわれている。
【補注】
分解・再構成以前、の状態で既に何らかの変性作用を受け、意識が発生していたという可能性は否定できない、というより、それは必然である。なんとなれば、アトゥーラとの直接的な肉体接触という局面においてこの箱車ほど濃厚な接触を保っていた存在は他にはないからである。
暫定的に 20231109 但し 未公開
20231221 補記
第2回覆面座談会
【承前】
コオロギ
「うむむむむぅーーー」
訳者
「さてさて、これにて第二回編集会議を始めたいと思いまっす!」
姉
「待てーーーい、一体これは何? 大体編集会議って何よ? 誰が何を編集するっての? 意味不明なこと止めてよね、」
司会
「いやいやいやいや、お姉さま、大変に意味あることなのでございます、」
姉
「おねーさまって、何ゆっとん? って、あんた誰?」
司会
「あたくし、不肖浅学非才の身ではありますが、
円滑かつ実り多き議事進行のため、
粉骨砕身この身を捧げ、もってこの一大クロニクルの究極の完成を目指し、
粉骨砕身!」
姉
「いや、フンコツはもういいから、この茶番の首謀者って・・・
おまえかーーー、こんっっのアホ妹よ、
って、あーーーん、なぁーーーんか、おんなじよおなことゆうとったよおな気がするぞ、」
訳者
「ほほほほほ、おねいちゃん、ねぼけてはる?
今日はもう、2023xxxx年8x月17xx日、お盆(お正月)休みの最終日、明日からまた地獄の出勤日が始まるとゆう、ゆぅぅーーつきわまる日常の再開が・・・」
姉
「ああああああーーーーーー! 思い出した、誰が一張羅の着たきり雀で化粧品もよう買わん
コミュ障の喪女やとぉーーーー!」
★第1巻第2部第1節の続きその19 「手術終り 続きその13 大雀蜂ジーナ その12 門の前 続き シルバ・シルバの上にて・続き~~~~の終り・・・ の終り」の後書き参照★
訳者
「誰もそんなヒドイ事ゆうてへんやん、」
姉
「ヒドイという自覚はあるんやな、」
訳者
「だからっ! ヒドイ事なんてゆってないっちゅーーのに!」
姉
「ゆーといたるけどな、こおいうのは一張羅って言わへんねん、あたしは気に入ったらトコトンそればっかし着る主義やねん、ほら、クロゼットの中見てみ、
おんなじ黒のスーツばっか13着あるやろが!」
訳者
「13着てオネイチャン、どう数えても7? 6? うんにゃ5着しかないで、」
姉
「アホかい! んなもんカッコのつくエエ数字をちょっと盛っただけやん、
アタシが毎日着替えてんのん知らんかったんかいな、」
訳者
「そ、そりゃあまあ、なんとなくはわかっとったけど、いっつもエエ匂いしてたし、
毎朝、そりゃキマットルなっとは思とった、」
姉
「フン、エエ匂いて相変わらずキモいやっちゃな、
まあええわ、ほんでからその匂いかて ほらほらほらほらわかるやろ
縁の下の13番やねんからそんじょそこいらのヤスモンとはちゃうねんで、」
訳者
「え、縁の下って、ナニソレ? ま、まあええわ、
そやけど年がら年中おんなじもん着てて飽きひんのん?」
姉
「そりは秘密や」
訳者
「と、とにかく、」
【後書き】
と、ここまで来たのが去年の8月のことでありました。
遠い目・・・
すなわち、2回目追加の【前書き】の前書き、としては、
さらにずれ込み
「ま、まさかの七ヶ月後更新となってしまいました。
下の本来の前書きにあるように、先月ごろに更新しようと
思ってたのですが、諸事情によりこの年末にまでずれ込み
まことに申し訳ありません・・・」
と書きかけて ウプもせず イエ、 デキマセズ、
止まってしまったのが11月・・・
いな、12月?
で、今なんと5月です、冗談抜きの一年振り更新です!!!
「まさか、次回、また一年後、とはならないとは思いますが、なるたけ気長ーーにお付き合いいただけましたら幸いです。
人名録の方はより間遠とはなりますでしょうーが、お許しください。
本編の更新ともどもどうかよろしくお願い申し上げます。」
これ書きましたのは、去年5月5日でございました。
なんとまあ
小賢しい先回りっぷり、予防線張りまくりの減らず口、
自分で言ってて悲しいですが、
本当に申し訳ありません
あの まさか が全然 まさか でないテイタラク
お恥ずかしゅうございます。
で、匿名座談会!?の続きもサッパリできませず、
今ここにこうして至っております。
重ね重ねお詫び、
いえ、
謝るだけなら事は簡単、
肝心なのは本編、名鑑共に精進し
ウン、ウン、今月もあんまり待たされずに済んだぞ、っと
思っていただくことこそが・・・・・・
ブックマーク様他、読者の皆様に対する
絶対の義務であると、心に誓う今日このごろなのであります。
さて、
この一年間、
リアルの上では、
仕事上の変転はともかく、
一身上では最大最後の「経験」をいたしました。
そのため、心身ともに、かなりキワキワの状態が続き
その事自体は先月ようやっと終局を迎えることができました。
・・・ ・・・ ・・・
さてさて、ここからは、
残りの人生を悔いなく使い切ることができますように、
と、改めて自分自身に誓いを立てているところでございます。
奇しくも巡り合うこととなったアトゥーラの人生ともども、
ありえる終局、ありえない終局ともども
最後の最後まで見届けたいと考えておりますので
どうか、よろしくお付き合いいただけましたら
幸いでございます。
匿名座談会をこの形で続けることは
時系列の齟齬混乱を避けるためには賢明ではない、
と姉と相談いたしました。
人名録はこのまま続けたいと思いますが、
座談会は、本編それぞれの後書きの方へ移行して行きたいと
考えています。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
20240502




