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80.やっぱり鍛冶は鍛冶屋に頼んでみよう。

アレフシアへ、戻ってみました。


マックスさんがうるさいので、コープラントへ向けて出発しました。

もう一泊くらいしてもと考えていたのに!


もう馬車の中で暇しない俺達!俺対シュウ・ラヴィーニャ対ジュリアでリバーシをレイリーと剣聖さんは剣術の話で盛り上がっています。


マックスさん?知らん!「俺も同じ馬車に乗せてくれ」とか言っていたが満員御礼ですといって断った。


この馬車にはリア充しか乗れないのだよマックス君!

ってことでマックスさんは馬車を借りてついてきています。


昼食休憩のための準備を俺がしていた時に、シュウへ手紙が届いたようだ。

どうやら剣聖さんの剣の調整が出来たようなので、昼食後に向かうことにした。


メイド達はどうする?一緒に行く?

「いえ私達はここで野営してますので、勝手にどうぞ。向こうで宴会になっても夕食までに戻ってきなさいね!」

了解であります。


「ん?どっかへ行くのか?剣聖様逃がしませんよ!」

では、皆さん手を取って〜 転移。


「えっ?えっ?えっ?き、消えた?剣聖様〜〜〜〜!」

「うるさい!アレフシアへ転移しただけです、その内戻ってきます。静かに待ってなさい!」

「えっ?転移って・・・うろだろ・・・?」


「うるさいくてお菓子が不味くなりますのでその辺で・・・」

「・・・・・・・」


こ、このメイド恐いんですが・・・

「なにか?」


「・・・・・・・」



鍛冶工房の前に転移した俺達は早速アムラスさんの店へ入る。

「おう!待ってたぜ神裸のあんちゃん!それと爺さんありがとな。」

ん?ドワーフにしては小声で剣聖さんにお礼言ってる?が丸聞こえだ。

まぁいいか、そんなことは置いておいて、剣聖さんの剣できたって?


「おうよ!儂が腕によりを掛けて調整したんだ自信をもってお返しするぜ。」

凄い自信だな?そんなに自信満々で大丈夫か?俺の目は厳しいぞ。


「なんで神裸のあんちゃんが厳しく評価するんだよ!こっちの爺さんが納得すればいいだろうよ!」

それもそうだ・・・俺より剣聖さんのが見る目あるし。


「で、爺さんどうだい?」

剣聖さんは鞘から剣を抜き色々確認している・・・ニギニギしたり、突然シュッと振ってみたり・・・

あ、あの、ここ狭いので外出てやってもらっていいですか?


「あぁ〜すまんすまん、余りに良い出来だったもので思わず振り回してしまったわい。」

にっこり微笑みながら店の外へ出て剣の感触を確かめるように振るう剣聖さん、なんだか楽しそうだ。


「うむ、素晴らしい。そして何やら特殊効果が付与されているようじゃが?」

「おう!よくわかったな爺さん!儂らが本気を出せば何らかの特殊能力がつくってもんよ、っていっても儂ぐらいのベテランにならんと無理じゃがの!がはははは。」


で、何が付いたのかしってるの?

「がはははは、知る訳ないだろ、がはははは。」

・・・・。これがレイリーの剣が安かった理由です。


「う、うむ。納得いった。」


鑑定の結果、力と素早さがUPするようで剣聖さんも納得の出来らしい。

ちょっと見直したぞアムラスさん!


「がははは、やっと儂の実力を見せることが出来て儂も満足ってもんよ。」

そうなの?満足なの?じゃ〜帰るね?


「待て待て待て〜〜〜、これで二度目だぞ神裸のあんちゃん!そう簡単には引っ掛からねーぜ!本当はもっと他にも用事があるんだろ?例えば酒が出したいとか?」

確かに他の用事もあるけど、なんで鍛冶屋でお酒だす用事があるんだよ!


「おっ違ったか?本業の方の用事か?なら真面目に聞かんといかんな。」

本職って・・・副業は何なのさ・・・?


「副業で宴会隊長をやってるぜ!・・・いかん、いかん、神裸のあんちゃんと話してるとスグにそっちへ話がズレちまう!誰が用があるんだ?」


「私なんですが・・・これくらいの短い剣が欲しくて。」


「わらはもなのじゃ、この拳に火を纏いたいのじゃがどうにかならんかと思ってな。」


「あ〜っと私も、えっと〜何だっけ?」(ジュリア殿〜〜〜〜〜〜〜)


剣聖さんとジュリアの仲が良いな、楽しそうで何よりだ。


「レイリーの嬢ちゃんはその辺から気に入ったの選んでみてくれ、こっちの嬢ちゃんは・・・そのグローブに魔鋼で細工すれば出来ると思うが・・・そんな発想をした奴が今までにいなかったからやってみないとわかんねーな、でそのちっこい嬢ちゃんは?」


「わ、私は無しで・・・」


「お、おう!また頼むぜ。嬢ちゃんグローブ貸してみろ、ちょっと細工してくるからよ!」

ん?このおっちゃん仕事が出来る職人みたいだな?


「職人なんだよ!それも結構凄腕だぜ!」

が〜〜〜〜ん、知らなかった・・・お酒出せしか言えない呑兵衛の方だとばかり・・・。


「そういえばそうだったな、神裸のあんちゃんには酒出せしか言ってないかもしれねー、まぁ少し待ってろこんなのすぐだからよ!」

アムラスさんは奥へ引っ込み、すぐに金属を叩く音が聞こえてくる。


店内を見るのにもあきた俺は、不思議っ子ジュリアのほっぺをつんつんして遊んでいる。

「お、お兄ちゃん・・・な、何でもない・・・」

・・・?

「私、もっと頑張るね・・・」


・・・?


何故かジュリアはへこんでいた・・・?



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