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72/193

72.あ、あるんですかと言ってみよう。

向かっています、ヨンモリッツ帝国首都コープラントへ



どんぶらこどんぶらこ。船で移動してないが・・・

馬車の中では、剣聖さんとレイリーがあーでもない、こーでもないと剣術のお話中。

それが終われば、ラヴィーニャやジュリアにちょっかいを掛け楽しそう。何と言っても剣聖さんの話が面白いのだ!

完全に俺は空気になっている・・・


このままでは良くない、何か何か考えなくては・・・本当に女の子になるしか道が無くなってしまう!


仕方がないありきたりだが、取り敢えずリバーシ行っとこう!

昼食のため馬車を止め休憩をする。

近くに生えている木をリア充に斬ってもらい収納空間へ入れまずは板にするよう加工を頼む。

そして、シュウさんこんな感じで8×8の線書けないかな?

「ご主人それくらいなら出来るよ、まかせて!」

うんうん、俺を癒してくれるのは最早シュウのみ!可愛いのぉ〜可愛いのぉ〜。


よし次だ。もっと薄い板にも出来る?

「ご主人、これくらい?」

いいよ、いいよ!薄っぺらな板に丸を書き、また加工を頼む。

「ご、ご主人・・・これは出来ない・・・ごめんなさい。」

なんだってー。いいよ、いいよシュウは可愛いから全然いいよ!


チっ!仕方がないあっちのリア充共に頼むか・・・


楽しそうに話すレイリー達・・・グヌヌ・・・

レイリーさん、盛り上がっているところ悪いんだけどちょっといいかな?この木を丸く斬って欲しいのだけど、どうかな?

「イオリ様どうしたのですか?何か暗いですよ?」

いいから、いいから、この木斬れる?

「はぁ、これくらいならたいしたことないので出来ますけど?」

レイリーが斬った木の板は丸ではなく球になっている・・・それはそれで凄いとは思うけど今は違う!

えっと・・・この線に沿って斬ってくれると助かるんだけど?

「すみません、こうですね?」

スパッと木を丸く斬る。

そう、そうこれこれ。これと同じ大きさであと127枚お願いね!

「えっ?多いですね?」

まぁまぁそう言わないで頼むよ〜

「よし儂も手伝ってやろう、貸してみるといい。」

出たなリア充の主め!グヌヌ貴様には貴様には・・・頼る!その方が速いからね。

ありがとうございます。あとはこっちでやりますので、楽しんでいてください。


シュウ、色を塗る物はないかな?白と黒が理想だけどなければ何でもいいよ。

「白色は木の実から取れる汁でどうにかなるって《望んだ料理を作る》さんが言ってた。」

ほう、ほう、そうなのか?で、黒は?


スッと俺は後ろに気配を感じるが身動きが取れない、それは首元に短剣があり首が少し斬れているからだ。

「あなたの血でよろしいのでは?」

メイドの一人がニターと笑いながらそんなことを言うのですが・・・血は赤いですよ。

「乾けば黒っぽくなりますから大丈夫ですよ、それよりもっと切り込みいれたほうが血が出ますけど?」

だ、大丈夫です、もう足りてます。ぶるぶると首を振り否定する。


「あのメイドも相当強いのぉ、しかし勇者殿とメイド達の関係がいまいち分からないのだが・・・?」

剣聖さんを困惑させるとは許さん!この間は不完全燃焼だったからな次こそは次こそは・・・。

「じゃれ合ってるだけですので、気にしなくてもいいですよ。」

あははとレイリー達は笑っているが、俺斬られてますからね!


まぁいい、いつもの事だ、相手にしていても仕方がない。シュウ、黒はないのかな?

「《望んだ料理を作る》さんも血が良いって言ってるよ。魔物の血から染料が取れるんだって。ご主人の血からは取れないって。」

グヌヌ、やはり流し損じゃないか! 流し損麺がこの後静かなブームになるとは誰も知らなかった・・・。(静かなブームとは流行っていないを指す言葉である。)


よしシュウ、染料で半分の64枚ずつ色を塗ってくれ。

「ご、ご主人!計算が出来るんですね!」

できるよ、これくらい!ううう、まさかシュウにもバカにされるとは・・・

「ごめんなさい、ご主人いつもバカみたいなこと言ってるからてっきり本当のおバカだと思って・・・。」

そうか、そうか俺の普段の行いが勘違いさせたか、ごめんよシュウ〜〜〜〜。

ギュッとシュウを抱きしめ涙を流し分かち合い感動する俺達。傍から見たら少し歪んだ空間に抱きついて涙を流す俺なのだが・・・通報されそうだ。


ぐふふ、出来た出来た。よしこれを張り付けるぞシュウ!

「了解ご主人!でもノリ無いよ?」

な、なんだってー!そうなの?何かべったりした物ないかな?

「あるよ、前に雫様がくれたんだけど、これべったりするって言ってたよ!」


・・・。

シュウさんや・・・

お話があるのですが・・・


米、米、米やないか〜〜〜〜〜い!

ずっと探していた米じゃないですか!

何でもってるんだよ?

「えっ?前に雫様に会った時にくれたよ。」

なんだって!自分で探せって言っておきながら?優しいのか意地悪なのか?だがそこが良い!


よし!リバーシにもう興味はない!シュウしまっておいて。俺は米を炊く!

「了解!ご主人、炊いてあるのもあるからそれ使って貼っておくね。」

ぐはぁ、炊いてあるの?ならそれ食べよう!かつ丼の上の部分作るぞーーーー!


《望んだ料理を作る》たまには俺のために仕事しろ!

「いつもしてると思うけど・・・。」


久しぶりにかつ丼を食べた。

美味しくて美味しくて、涙が出た・・・口の中をやけどしたからね。




かつ丼食べた日の昼食後 

 

名 前 八神 伊織(職業 勇者)(16歳)

L V 23 (506/1355)

スキル 望んだ料理を作る・聖魔法LvMAX・空間魔法LvMAX・収納空間・剣術Lv2・水魔法Lv1・気配察知Lv6・危機察知Lv5

    魔力察知Lv4・魔力耐性Lv1・奴隷契約・マッピングLv4・鑑定眼+3→神眼・神の加護(3/4)能力補正+100


    魔王倒すスキル 74/10000

    剣術      11/20

    魔力察知    12/40

    魔力耐性     9/10


状態異常 なし


HP   699(+180)

MP   628(+250)

力   123(+100)

体力  135(+100)

魔力  126(+100)

知力  17(+100)    

素早さ 127(+100)

運   22(+100)




名 前 レイリー=エドワーズ(職業 聖騎士)(17歳)

L V 31 (6565/8078)

スキル 剣術Lv7(+1)・槍術Lv3・聖魔法Lv2・魔力耐性Lv4・気配察知Lv5・危機察知Lv1・神の加護(能力補正+50)

    魔力察知Lv1・身体強化Lv4・魔法剣 [称号:剣豪 各種能力+25]


能 力 


HP   551(+115)

MP   258(+125)

力   137(+105)

体力  140(+75)

魔力  97(+50)

知力  16(+50)    

素早さ 99(+75)

運   30(+50)


    魔王倒すスキル 35/10000

    剣術スキル   47/80

    気配察知    47/50 

    身体強化    30/40


状態異常 なし 



ジュリア=オリムカル(職業 魔法使い)(10歳)

L V 22 (893/1084)

スキル 火魔法Lv3・水魔法Lv7・風魔法Lv7・土魔法Lv3・光魔法Lv3・闇魔法Lv3・神の加護(マジックマスター・・・魔法関係のスキル上昇率UP・魔力補正+50)

魔法耐性Lv3・魔法操作Lv3・魔力察知Lv5


    魔力耐性     10/30

    水魔法     43/45 

    風魔法      43/45


能 力 

HP   285

MP   258(+125)

力   70

体力  99

魔力  96(+50)

知力  33    

素早さ 72

運   22


状態異常 無し



名 前 ラヴィーニャ=ゼノーニ(職業 王女)(14歳)

L V 22 (66/1084)

スキル 王の威厳・気配察知Lv3・気配遮断Lv3・危機察知Lv5・神の加護(格闘系攻撃力UP 力、体力、素早さ補正+50)

    身体強化Lv5・体術スキルLv5・回避スキルLv5・獣闘術Lv4

状態異常 無し


    身体強化     14/50

    体術スキル   14/50 

    回避スイキル  14/50

    


能 力 

HP   333(+90)

MP   48

力   118(+50)

体力  99(+50)

魔力  48

知力  14    

素早さ 120 (+50)

運   25


状態異常 無し


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