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70.剣聖と旅をしてみよう。

痛いの痛いの飛んでいけ〜!


ニヤリと笑った剣聖が俺の腕を引っ張り稽古にいざなう・・・

イヤー!ヤメテー!乙女の叫びが・・・俺が乙女なら犯人はこいつです!と言えるのだろうが、俺の叫びでは誰も来てくれない。


剣聖さんは嬉しそうに俺をポコポコ叩く・・・俺のレベルに合わせてくれているのは分かるが・・・分かるだけだ。

「もっと真剣にやればいいとこまで行けそうなのにもったいないの〜」

これが俺の真剣、本気、マジ卍です!

「卍とは?」

ポコ!

ううう、ふざけている場合ではない!このままでは木魚になってしまう!

「木魚とは?」

ポコ!


ぐぬぬ、最早此れまで!


頭に来た俺は、シュウに剣聖さんの後ろから木刀を出現させるように頼み、同時に斬りかかる。

「ふははは。やはり勇者殿は面白い。」

サラッと何もなかったように躱しポコっと・・・

ぐあ〜〜〜頭が割れる〜!



メイドの目がぐわぁっと見開かれ俺の頭を注視する。

実際割れるわけがないのに・・・

「チッ!」と舌打ちをするメイド達・・・乙女はやらない方がいいですよ・・・

少しばかりムカついたので、仕返しを・・・痛いの痛いの飛んでいけー!飛んでいけーメイドへ!



稽古も終わり、お茶を始める剣聖さん・・・。

「ほぉこれは何とも美味い物だの〜。ほうこっちもいいの〜。」

お菓子をガツガツ食べ進める、お菓子は別腹なの〜という女の子のように・・・

「ところで、おっぱいの大きい娘、名は何と申す?」

だからセクハラで斬られるよ!

「私はレイリー、レイリー=エドワーズ、アンタルシア王国の貴族の娘です。」

「ふむ、ではレイリーよ色々と聞かせてもらおうかの〜先ずはその剣じゃが?」

「あぁ〜これはイオリ様に頂いた物でして、とっても大切な物です。」

「なるほど、で何処で手にいれた?」

「ドワーフの店に置いてありまして、確か売値は金貨100枚でしたね。」

「なんだか妙な言い回しだが、金貨100枚とは安すぎやせんか?」

「そうなんです!この剣物凄く私に馴染むし、強くなれるしで嬉しくて毎日一緒に寝てるんです!」

うわぁ〜剣を抱き寝むる少女・・・どこのホラー映画だよ!

まぁその剣の値段は、作った本人も余り価値に気付いてなかったというのもあるけどね・・・実際はタダだし。

「何とタダとは・・・。まぁよい、その剣はお主を主と認めておる、大事にするがよい。次だがレイリーお主その強さは異常だと自分でわかっておるのか?」

「え?そうなんですか?私達ならみんなこんなもんですよ〜」ニヘラと笑いジュリア、ラヴィーニャ、メイド達を見る。

「な、な、なんと!それはまことか?」

「みんな剣の道ではないですけど、その道では相当なものだと思いますけど。」

「な、な、なんと!ますます面白い。弟子共をほかって一人で出てきた甲斐があったというものじゃ!」

弟子を巻いてきたのか、通りで周りに誰も居ないわけだ・・・

ムムムと考えてるがどうしたの?



「そして勇者殿じゃが・・・儂の異質さに気付きながら驚く事もなく淡々と物事を進めるその胆力、お主いったい何者だ?」

何者と言われましても・・・転移して来たただの男の子ですけど・・・?

「普通はな、レイリー程の者でも儂の異質さには気付かんのじゃ、これは分かるな?」

うんうんと頷く。

「そして気付く者は皆、表情を険しくしガタガタと震えるもんなのだが・・・お主ときたら・・・儂、自信なくしちゃったよ。」

そんな可愛く言われましても・・・あっ!慣れですかね?慣れです、間違いない!

「慣れる?何処で慣れるというのだ?」

神界ですかね?あと魔王です・・・。神様の異常さに比べたら全然ですし・・・

「し、神界じゃと?お主何をいっているのだ?」

「えっとですね、イオリ様はエリクシア様に気に入られているので、神界へ出入り自由なんです。」

「へっ?そんなことあり得るのか?いやだからなのか・・・?」

ムムムと考えてるがどうしたの?



「よし決めた!儂はお主たちの旅に同行する!もう決めた!お主たちを儂の弟子たちに合わせ、鼻をへし折ってもらおう。いや〜愉快愉快、あ奴らの悔しそうな顔が・・・プッ!」

楽しそうだな・・・


はぁ面倒な匂いがするけどしかたない、レイリーの顔がすっごく嬉しそうだから。


それでは、弟子が居るというヨンモリッツ帝国首都コープラント向けて、出かけますか!


剣聖にポコポコされた日の夕食後 

 

名 前 八神 伊織(職業 勇者)(16歳)

L V 23 (484/1355)

スキル 望んだ料理を作る・聖魔法LvMAX・空間魔法LvMAX・収納空間・剣術Lv2・水魔法Lv1・気配察知Lv6・危機察知Lv5

    魔力察知Lv4・魔力耐性Lv1・奴隷契約・マッピングLv4・鑑定眼+3→神眼・神の加護(3/4)能力補正+100


    魔王倒すスキル 74/10000

    剣術       9/20

    魔力察知    10/40

    魔力耐性     7/10


状態異常 なし


HP   699(+180)

MP   628(+250)

力   123(+100)

体力  135(+100)

魔力  126(+100)

知力  17(+100)    

素早さ 127(+100)

運   22(+100)




名 前 レイリー=エドワーズ(職業 聖騎士)(17歳)

L V 31 (6543/8078)

スキル 剣術Lv7(+1)・槍術Lv3・聖魔法Lv2・魔力耐性Lv4・気配察知Lv5・危機察知Lv1・神の加護(能力補正+50)

    魔力察知Lv1・身体強化Lv4・魔法剣 [称号:剣豪 各種能力+25]


能 力 


HP   551(+115)

MP   258(+125)

力   137(+105)

体力  140(+75)

魔力  97(+50)

知力  16(+50)    

素早さ 99(+75)

運   30(+50)


    魔王倒すスキル 35/10000

    剣術スキル   45/80

    気配察知    45/50 

    身体強化    28/40


状態異常 なし 



ジュリア=オリムカル(職業 魔法使い)(10歳)

L V 22 (871/1084)

スキル 火魔法Lv3・水魔法Lv7・風魔法Lv7・土魔法Lv3・光魔法Lv3・闇魔法Lv3・神の加護(マジックマスター・・・魔法関係のスキル上昇率UP・魔力補正+50)

魔法耐性Lv3・魔法操作Lv3・魔力察知Lv5


    魔力耐性     8/30

    水魔法     41/45 

    風魔法      41/45


能 力 

HP   285

MP   258(+125)

力   70

体力  99

魔力  96(+50)

知力  33    

素早さ 72

運   22


状態異常 無し



名 前 ラヴィーニャ=ゼノーニ(職業 王女)(14歳)

L V 22 (44/1084)

スキル 王の威厳・気配察知Lv3・気配遮断Lv3・危機察知Lv5・神の加護(格闘系攻撃力UP 力、体力、素早さ補正+50)

    身体強化Lv5・体術スキルLv5・回避スキルLv5・獣闘術Lv4

状態異常 無し


    身体強化     12/50

    体術スキル   12/50 

    回避スイキル  12/50

    


能 力 

HP   333(+90)

MP   48

力   118(+50)

体力  99(+50)

魔力  48

知力  14    

素早さ 120 (+50)

運   25


状態異常 無し


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