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62.メイドネットワークを拡大してみよう。

到着しました、関所の街へ。


関所の街にオーベに到着した。

街は川の両岸にあり、橋を渡ることで国境を超えることになるようだ。橋の向こうはヨンモリッツ帝国の関所街カロリーナ。

国境なので、一応手続きはあるようだが、メイド達にお任せである。

街には活気があり、人々は忙しそうにしている。色々な店が並び色々な物が売っている。

品数は王都より多いのかも知れない。食べ物で言えば、魚だ王都では干物的な魚しか売っていなかったが、ここでは生で売っている。

目の前の川で取れるのだろうか?

雑貨、小物類も見たことのないものが並ぶ、きっと隣国の物なのだろう、隣国の物なら隣国へ行ってから買った方が安いような気がするが、入国にお金がかかるのか?


色々な物を見て回る、色々な食品が売っている。ふと思う、メイド達に言われた陰口を・・・

新作お菓子か・・・確かに最近作っていない、チョコレートを手に入れたのだから、無限に可能性は広がる、はず・・・?

正直、あまりお菓子に詳しくない、甘いものに興味がないのだ・・・

何かないっすか?スキルさん?仕方なく《望んだ料理を作る》に聞く。

「あるよ。」

マジか!宜しくお願いします。奴らをギャプンと言わすやつで。

「ないよ。」

ないんかい!

「アイデアは自分で考えて、頼りすぎると成長しないよ、料理の腕が、あはは」

グヌヌヌ、馴れ馴れしいんじゃーと憤っても仕方がない、何かアイデアは無いものか?

魚か・・・んー魚をチョコレートで挟むか?殴られそうだな、全国のチョコレートメーカーに。

チョコレートアイスはエリクシア様の所で出したしなぁー、もういっそうチョコレートのソースでも作って勝手に何にでもかけろ!っのもありか?

後は・・・「ま」から始まるなんだったっけ?丸い一口で食べれそうなやつで・・・ま、ま、マッケンロー!テニスする人か・・・?

じゃなくてー、ま、ま、マンチカン!可愛いよね。じゃなくてー、マカロン!味多いから有りだな。

あっ!魚をチョコレートで挟むんではなくて、魚でチョコレート挟めばいいじゃん!これが、後のたい焼きである・・・。


お菓子のアイデアを貯める苦難は続くが、今回はこれくらいで許してやろう。

誰が誰を許すのかは謎だが。


では、今回の旅の目的剣聖について聞いて回ろう、隣国まですぐの所まで来たのだ何か情報があるに違いない。

「剣聖様ですが、予定通りヨンモリッツ帝国首都コープラントに滞在しているようです。」

・・・。メ、メイドさん、こういった聞き取りも冒険の醍醐味なんですが・・・

「へ〜」

・・・。こ、このやろーー!!心の中で叫んだ。


「そんなことよりも、もっと大事なお話があります。」

俺の冒険をそんなこと呼ばわりとは・・・

「ヨンモリッツ帝国に入ってしまいますと、私達のメイドネットワークが及びません。したがってアンタルシア王国にいる時と同じ感覚でいますと大変な目にあう可能性もありますのでご注意ください。」

・・・。俺以外の三人を見て話してるよな?俺の信用のなさがさせるのか・・・?

まぁそんな些細なことはいいとしておいて、流石に国が違えば力は及ばないか。

「ですので、そこで他所事を考えている勇者、お前の力を借りることになった。」

・・・。け、決定事項!?

「不本意だが、我々の勢力拡大に力を貸せることを、神に感謝し十分に励め!」

・・・。禿げじゃない!

「はぁ〜。お前はそれがあるから、いまいち信用できないのだが・・・。」

・・・。マジ呆れは、心に堪える・・・。

「では、実際に何をするかの話に入ろう、まず帝国内を進む、勇者が屋敷に転移し数人のメイドを連れて戻るを繰り返すだけだ。簡単だろ?」

・・・。一つ障害が・・・。お前ら俺と手を繋ぎたくない人だらけじゃないですか!

「すでに対応済だ、此方で使い捨ての分厚い手袋を準備した!これで安心安全避妊だ!」

・・・。俺って手を繋ぐと妊娠させてしまうのか・・・ゴメンレイリーそう言う事だから・・・もしかするともしかするかもで・・・。

「はいはい、イオリ様はへこまない、メイドさん達は意地悪しすぎですよ。私たちの誰かだ同行しますので手袋は不要です。」

・・・。レイリーは優しいな。荒んだ心に潤いが戻る感じがする。

「お気使いありがとうございます、これで我々も安心して任務にあたることが出来ます。それと通貨ですが、ヨンモリッツ帝国でも同じ通貨なので心配なさらずに活動できます。では国境を渡る手続きは済んでいますのでいつでもご出発ください。」

「ありがとうございます。いつも面倒なことを任せてしまって。すみません。」

「いえ、これが仕事なので・・・。」そう言って行ってしまった。

「あんなにしっかりとしたメイドさん達に嫌われているなんて、イオリ様何かしたんですか?」

まぁ、それなりに・・・色々とやって来たよね。レイリーも知ってるでしょ?

「そうでしたね・・・イオリ様の育て方間違えましたかね?」

・・・。お母さんかよ!


じゃ今日はここで泊まって明日の朝出発ね。

一応、念のため、気に入らないが、チョコレートを溶かしソース風にしてお収納空間に突っ込んでおいた。

手紙を添えて。ケーキでもアイスクリームでもビスケットでもパンでも何にでもかけて食べてねと、しかし挑戦は自己責任でお願いします。


関所街での夕食後 

 

名 前 八神 伊織(職業 勇者)(16歳)

L V 23 (4/1355)

スキル 望んだ料理を作る・聖魔法LvMAX・収納空間・剣術Lv2・水魔法Lv1・気配察知Lv5・危機察知Lv4

    魔力察知Lv3・奴隷契約・マッピングLv4・鑑定眼+3→神眼・神の加護(3/4)能力補正+100


    魔王倒すスキル 73/10000

    気配察知    38/50

    魔力察知    19/30

    危機察知    36/40


状態異常 なし


HP   699(+180)

MP   628(+250)

力   123(+100)

体力  135(+100)

魔力  126(+100)

知力  17(+100)    

素早さ 127(+100)

運   22(+100)




名 前 レイリー=エドワーズ(職業 聖騎士)(17歳)

L V 31 (6463/8078)

スキル 剣術Lv7(+1)・槍術Lv3・聖魔法Lv2・魔力耐性Lv4・気配察知Lv5・危機察知Lv1・神の加護(能力補正+50)

    魔力察知Lv1・身体強化Lv4・魔法剣 [称号:剣豪 各種能力+25]


能 力 


HP   551(+115)

MP   258(+125)

力   137(+105)

体力  140(+75)

魔力  97(+50)

知力  16(+50)    

素早さ 99(+75)

運   30(+50)


    魔王倒すスキル 35/10000

    剣術スキル   24/80

    気配察知    24/50 

    身体強化     7/40


状態異常 なし 



ジュリア=オリムカル(職業 魔法使い)(10歳)

L V 22 (791/1084)

スキル 火魔法Lv3・水魔法Lv7・風魔法Lv7・土魔法Lv3・光魔法Lv3・闇魔法Lv3・神の加護(マジックマスター・・・魔法関係のスキル上昇率UP・魔力補正+50)

魔法耐性Lv3・魔法操作Lv3・魔力察知Lv4


    魔力察知     27/40

    水魔法     20/45 

    風魔法      20/45


能 力 

HP   285

MP   258(+125)

力   70

体力  99

魔力  96(+50)

知力  33    

素早さ 72

運   22


状態異常 無し



名 前 ラヴィーニャ=ゼノーニ(職業 王女)(13歳)

L V 21 (831/867)

スキル 王の威厳・気配察知Lv3・気配遮断Lv3・危機察知Lv5・神の加護(格闘系攻撃力UP 力、体力、素早さ補正+50)

    身体強化Lv4・体術スキルLv4・回避スキルLv4・獣闘術Lv4

状態異常 無し


    身体強化     31/40

    体術スキル   31/40 

    回避スイキル  31/40

    


能 力 

HP   308(+90)

MP   46

力   113(+50)

体力  94(+50)

魔力  46

知力  13    

素早さ 115 (+50)

運   24


状態異常 無し


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