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41.剣を試してみよう。

やってまいりました、鍛冶工房へ。


アムラスさんから買った剣を鑑定してみたら、凄いことになっていた。

特殊能力に『剣術Lv+1』と表示されていたのだった。

はぁ?何これ凄い。俺が使いたいぐらいだ。アムラスさんも唖然としていたが、お酒と交換済みなので、ぐぬぬぐぬぬと言っているだけだ。

少しやり過ぎたので、アムラスさんの店にある武器防具を鑑定し特殊能力があるものを教えておいた。

俺達にはあまり意味がなさそうなものばかりだったので、今回は許してあげた。何を許したかって?巻き上げるのをね。


アムラスさんが今日はやけ酒だと叫んだ。嘘つけ!最初から宴会する気だっただろ!俺も付き合ってやるか。と言った時には俺はもう全裸だった。

レイリーは特殊能力を聞いて凄く凄く嬉しそうだ。俺にくれとは言えないなさすがに・・・

レイリーはいてもたってもいられないそんな感じでウズウズしだし、ちょっと騎士団長と稽古してきます、と言って凄まじいスピードで走っていった。

騎士団長が暇だといいねレイリー。でも真剣で稽古するの?達人の域の二人には関係ないか・・・納得。


置いていかれた俺達はドワーフの宴会に混じり、日が暮れるまでばか騒ぎをしたのだった。

「神裸のあんちゃん、腕を上げたな!」

小物細工のお姉様が褒めてくれた。

「宴会する前から脱がれちゃ、かてねぇーぜ!」

俺は露出狂か?

「お兄ちゃん、横から見えなくなったね!」ジュリアさんから謎の誉め言葉をいただき帰宅したのだった。


−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


レイリー視点


相変わらずメイド達にイジメられているイオリ様。

いいように使われているけど、本人は楽しそうにしている。心が広いのか、頭が残念なのか・・・?


お金を持たすと、ろくでもない使い方をしてしまうイオリ様。私の知らない間に奴隷を買ったみたいだけど、本人本当に記憶にないみたい。よほどショックなことがあったのかな?

イオリ様のスキル《望んだ料理を作る》は本当に凄い。王妃様もドワーフ達もみんな虜だ。

イオリ様にもわからないお菓子の作り方だから再現できないのが辛い所だけど、毎日食べてるお菓子は思い出すだけでも涎が足れそう。


そんなイオリ様のことが私は・・・・なのだ。皆には秘密です。

私の呪いを解いてくれた人。いつも周りを気にかけている人。何も考えていないようで考えている人。本当になにも考えていないときもあるけど・・・


そんなイオリ様が今日私に剣をくださった。前にラヴィーニャとお揃いだけど指輪を買って貰った時よりも嬉しい。

主人に剣を授かる、騎士としては名誉なこと、凄く凄く嬉しい。


買っていただいた剣、イオリ様の鑑定によると「剣術Lv+1」だそうで・・・スキルのLvと言われてもあまり馴染みがないのです。

イオリ様が来るまでは、自分のLv、スキルLvの存在すらわからなかったのですから。


やっぱりイオリ様は凄いのです。と従者の私が胸を張ってもね・・・

私が胸を張るとイオリ様はイガイガするそうなので控えめに胸を張ります。


あまりの嬉しさと「剣術Lv+1」の件で舞い上がってしまった私は、居ても立っても居られないくなり騎士団長の下へ・・・

騎士としては失格ですけど、イオリ様は許してくれます。


真剣で稽古するなら気を付けろよーと後ろから聞こえますが、一体何のことでしょう?


王宮へ猛スピードで駆け訓練場で騎士団長を探す。今日も訓練をしているみたいだった。

早速お手合わせしていただくために、木刀に持ち替え・・・・あっそういう事か・・・


イオリ様から戴いた剣でなければ、剣術Lvが上がらない・・・流石イオリ様です・・・?あの場で気づいていなかったの私だけかも・・・?


すみません団長、今日は真剣で稽古お願いします。


「待てレイリー!真剣での稽古なら俺の方が先だ!俺は真剣の方が強い、特殊能力付きの剣を所持しているからな。」

ブツブツ隊長が(イオリ様がそう呼んでいるので私も)団長と私の間に割り込んできた。

特殊能力付きの剣を持っているのか・・・へ〜・・・まったく興味がない・・・

仕方ないのでお相手してあげました。まぁ結果はお察しの通り私の圧勝です。

ブツブツ隊長は、「力Upの特殊能力付きの剣でも負けるとは・・・・ぶつぶつ・・・」

相変わらず、ぶつぶつ言ってました。


さて、いよいよ団長と勝負です!

先日イオリ様に教えていただいた団長の剣術Lvは7、私はこの剣のおかけで団長と同じ剣術Lvになりました。


といっても流石団長です。経験の差がハッキリと出てます。全ての攻撃が読まれている、そんな感じです。

この前よりは善戦できてますが、まだまだです、私。


私は団長に少し近づけた気がしたので、ニコニコです。もっと稽古しましょう!


はぁはぁと肩で息をする団長、「もうお前とは稽古しない!」って?酷いです団長〜〜〜



私、もっと強くなってしっかりとイオリ様をお守りできるよう頑張ります!


そしてイオリ様がもっともっと強くなれるように頑張ります!ふふ。


作品へのご意見・感想・評価・ブクマをお待ちしております。

どうぞ宜しくお願い致します。


少女を置いて行った日 夕食後

 

名 前 八神 伊織(職業 勇者)(16歳)

L V 18 (143/444)

スキル 望んだ料理を作る・聖魔法LvMAX・収納空間・剣術Lv1・気配察知Lv3・危機察知Lv2

    魔力察知Lv1・奴隷契約・マッピングLv2・鑑定眼+3→神眼・神の加護(3/4)能力補正+100


    魔王倒すスキル 69/10000

    危機察知    16/20

    マッピング   14/30

    危機察知    11/30


状態異常 なし


HP   409(+180)

MP   360(+250)

力   92(+100)

体力  104(+100)

魔力  95(+100)

知力  13(+100)    

素早さ 96(+100)

運   17(+100)




名 前 レイリー=エドワーズ(職業 聖騎士)(17歳)

L V 31 (2960/8078)

スキル 剣術Lv6(+1)・槍術Lv3・聖魔法Lv2・魔力耐性Lv3・気配察知Lv3・危機察知Lv1・神の加護(能力補正+50)

    魔力察知Lv1・身体強化Lv1


能 力 


HP   551(+90)

MP   258(+125)

力   137(+50)

体力  140(+50)

魔力  97(+50)

知力  16(+50)    

素早さ 99(+50)

運   30(+50)


    魔王倒すスキル 35/10000

    剣術スキル   29/70

    気配察知     9/40 

    身体強化     9/20


状態異常 なし 



ジュリア=オリムカル(職業 見習魔法使い)(10歳)

L V 17 (203/355)

スキル 火魔法Lv3・水魔法Lv5・風魔法Lv5・土魔法Lv3・光魔法Lv3・闇魔法Lv3・神の加護(マジックマスター・・・魔法関係のスキル上昇率UP・魔力補正+50)

魔法耐性Lv3・魔法操作Lv3・魔力察知Lv2


    魔力察知     21/30

    水魔法     16/25 

    風魔法      16/25


能 力 

HP   176

MP   153(+125)

力   55

体力  80

魔力  77(+50)

知力  23    

素早さ 57

運   17


状態異常 無し



名 前 ラヴィーニャ=ゼノーニ(職業 王女)(13歳)

L V 14 (33/146)

スキル 王の威厳・気配察知Lv3・気配遮断Lv3・危機察知Lv5・神の加護(格闘系攻撃力UP 力、体力、素早さ補正+50)

    身体強化Lv2・体術スキルLv2・回避スキルLv2・獣闘術Lv2

状態異常 無し


    身体強化     6/30

    体術スキル    6/30 

    回避スイキル   6/30

    


能 力 

HP   174(+90)

MP   29

力   75(+50)

体力  68(+50)

魔力  29

知力  10    

素早さ 77 (+50)

運   16


状態異常 無し


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