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4.仲間を求めて王宮に行ってみよう。

やってまいりました。王宮に。


昨日の夜エリクシア様と話したあとはグッスリと寝ました。


特に何もなかったですよ、男の子が賢者になることもしていませんから!



宿の朝食を食べたが可もなく不可もなくの屑野菜スープと堅めのパンだった。


異世界の安宿としてはこんなものか。当然、水あめもしっかり舐めておいた。



今日も宿に泊まることを告げ銅貨3枚を払い出掛けることにした。



そして冒険者ギルド前でレイリーと落ち合い王宮へ来た訳です、魔法使いを探すために。


なお、レイリーの知り合いの魔法使いはポンコツみたいで・・・



では早速行ってみましょう。



「おはようございます。ローガンさんはいらっしゃいますか?」



衛兵の方に聞いてもらった。



「おはようございます。勇者様。 本日はローガン様は多忙のため面会謝絶です。代わりにイヴィアン様がお会いになるそうです。」


ローガンさん病気かな?過労で死ぬのかな?


まぁ誰でもよかったけど、魔導士のイヴィアンさんなら好都合だ。


イヴィアンさんの部屋までメイドさんが案内してくれる。


「コンコン、勇者様をお連れ致しました。」

 

「あ~入ってもらえ」


中から渋い声が聞こえたイヴィアンさんかな?


「失礼します。おはようございます。勇者のイオリです。朝早くから申し訳ありません。」


「構わないよ。」


中にはイヴィアンさんの他にディランさんも居た。メイドさんがお茶を入れてくれるのを待ってからイヴィアンさんが問いかけてきた。


「今日はどんなん用件で来たのかね?」


「今日は魔法が使えるようになりたくて、誰か教えてくれないかなっと思いまして。一応俺、聖魔法が少し使えるようなので。ですが俺の居た世界には魔法がなかったので使い方がわからないので・・・」


「なるほど、そういうことか。分かった私でよければ教えよう。その代わりに、君に2・3質問させていただいてもいいかね。」


「マジっすか!イヴィアンさん直々にですか、ありがとうございます。」


「魔法は簡単だ、先ずは頭の中で唱えたい魔法を思い浮かべる。そして魔法の名前を唱えるだけだ、やってみるといい。」


周りの人の反応が変だな?えっ?顔してるぞ?


「えっ?どんな魔法の名前があるのですか?」


実は魔法の名前内容はすべてわかっているけど知らないふりだ。


「一番使われていて簡単な魔法は「ヒール」回復魔法だ。」


「分かりました「ヒール」ですね。やってみます。」


頭の中に思い浮かべてーーーー「ヒール!」


レイリーに向かって魔法をかけてみた。レイリーが薄っすらと光ったような気がする。


おっ出来たのか、案外簡単だな。と思って周りを見てみたら、イヴィアンさんはじめメイドさんまでドン引きであった・・・


何故だ?またやってしまったか?



「む、む、む・・・」


「む、む、む?って何ですか?」


「い、いや済まない、君がどの程度魔法が使えるのかを試させてもらった。初めて魔法を使ったのが無詠唱とは・・・」


えっ?イヴァアンさんが教えてくれた通りにやっただけなのに?


「本来なら「ヒール」にも詠唱が必要なのだが、例えば「イヴィアンの名の下に清き力を集め我が願叶えたまえヒール!」」


レイリーに向かって魔法をかけたみたいだ。

レイリーが薄っすらと光ったような気がする。


「ヒールは比較的簡単な魔法なので詠唱自体は短い、しかし無詠唱となると話は別だ。例え簡単な魔法であっても無詠唱で魔法を使えることはほぼない。私でも得意な火魔法以外は難しい。」


イヴィアンさんは険しい顔になって、ムムムって言ってるけど。


知らんがな!よし、もう用はなくなったさっさと退散しよう。


「よく分からないですけど、ありがとうございました。では俺たちはこれにて失礼させてもらいます。」

 

「まてっ!質問をする約束だったはずだが?」


チッ覚えていたか。ドン引き中に忘れてくれればよかったのに。


「俺なんかに何か聞きたいことでもあるのでしょうか?」


「うむ、まずレベルについて知りたいのだが。」


「レベルについてですね。分かりました。」


俺は説明した。あまりこちらの情報は出さないように。


「先日レイリーとたまたまスライムを狩った時に分かったのですが、魔物を倒すと経験値が増えます。多分ですが鍛錬でも増えると思います。そして経験値が一定数たまるとLVが上がります。その時にステータス例えば力とか素早さとかですねその数値が上がるみたいです。これは俺自身で確認しているので確かです。俺の眼は鑑定眼です。まだランクが低いみたいでほとんどの情報は見れません。これは先日お話した通りです。なので皆さまがあとどれくらいでLVが上がるとか、現在のステータスの数字とかは見ることが出来ません。 鑑定眼のランクの上げ方知っていますか?」


何も分からない感を出しながら話してみた。


「そのようなシステムが存在していたとはな・・・鑑定眼自体が珍しいスキルなので確認しようがないが事実なんだろう。すまないが鑑定眼のランクの上げ方は分からないよ。」


おっ納得してくれたか?


鑑定眼の能力UP中でわからないのは事実だしな。 ふふふ。


「では、次の質問だ。君はいつくのスキルを持っている?」


「あぁ~それはですね。三つです。(普通にウソつくぜ)<<望んだ料理作成>><<鑑定眼>><<聖魔法>>ですね。」


イヴィアンさんは険しい顔になって、ムムムって言ってるけど。


今まで空気だったディランさんが


「今まで転生してきた他の勇者は皆一つしかスキルを持っていなかったが?」


「それはですね、俺が女神さまに期待されているからです!」


ドヤ顔で言ってみた。


「・・・・・・。先日の冒険者ギルドでのことは把握しているのだぞ。」


神罰のことか!バレていたか。ってことは女神さまに嫌われてると思われているかな。


「すみません本当は駄々こねてスキル貰いました・・・」


「駄々こねればスキルは貰えるものなのか?我々は鍛錬や座学によってスキルを得ているのだが?」


「はい、間違いありません!今度神託があった時にでも確認してください。」


面倒くさいことはエリクシア様に丸投げだ。


何故か残念な者を見ようような目で皆さまが見てくる、メイドさんも含む・・・俺頑張っているのになぜだー?


「もう行ってもいいぞ。また何か分かったら報告してくれ。」


「では失礼します!」


ふぅ~解放された、疲れたな~もう帰りたい。でも今からが本番だ。


あっ!しまった~王妃様用のお土産渡すの忘れてたウロウロしてからでいいか。


「レイリー、少し王宮内を見て回りたいけど勝手に行っても怒られないかな?」


「勝手にウロウロはまずいので、ディラン騎士団長に確認してきますね。」


レイリーはさっきの部屋に入っていった。


あの空気の中に躊躇なく入っていくとは、奴は鋼の心臓の持ち主か?


いや俺が蚤の心臓なのか?


すぐにレイリーは戻ってきて


「私が案内をするようにとのことでした、では参りましょう。」


「ありがとう助かるよ。」


「では、どのような所を案内いたしましょう?」


「う~んっと 魔法使いが仲間に欲しいから、魔法使いが沢山居るところかな。」


「分かりました、こちらです。」


レイリーに付いて行き王宮内をウロウロ~ウロウロ~


LVの高い人は居るんだが、面白そうな人がいないな~


いい加減飽きてきたころ、大きな罵声が聞こえてきた。


「おい!お前いい加減にしておけよ、毎回毎回なんども同じところで失敗しやがって!」


よし!スルーだ。


っと言いながら人とは恐いものが見たくなるたちである。


そっと部屋の中を覗いてみると。


魔法の練習場かな?かなり広い場所にローブを纏った人たちが魔法で案山子を焼いたり、水かけたりしている。



その部屋の端っこの方で10~12歳くらいに見える女の子が泣いていた。


あの子が怒られているのかな?


それにしてもこの国の成人は15歳のはずなのにあんな小さな子を働かせているとはなんてブラックなんだ!


俺は怒っている人の所に行き文句でも言ってやろうかと歩みだしたところでレイリーに止められた。


「止めてはいけません。あの子のためなのです。あの子、ジュリアって言いまして子爵の家の長女なのですが、私と同じで努力しても中々上達しなくて、私と二人でポンコツコンビって言われています。」


レイリーは悔しそうにそういった。


あの子が知り合いのポンコツ魔法使いか。


レイリーと同じで訳ありか・・・


ジュリア=オリムカル(職業 見習魔法使い)(10歳)

L V 5 (20/24)

スキル ***

状態異常 魔力循環不良


貴族の長女ならしょうがないのか?まだ10歳じゃないか・・・


まだ大人にはかなり遠い感じの可愛らしい少女なのに。


真っ赤に燃えるような赤毛で透き通るように真っ白な肌、なぜかローブも赤いけど。


顔立ちは流石貴族って感じの整った顔だな。


ここで説明しよう。俺は紳士(変態)ではない。


この少女を見ても何も感じないからだ。



昔ある偉い人が言ったらしいが、小学五年生以下(10~11歳以下)を愛でるのがロリコンなんだそうだ。


「小」・「五」・「ロ」・「り」を合体させると「悟り」となるかららしいけど。


初めて聞いた時には頭のいい人も居たもんだって驚いたけど、よく考えたら俺、悟りを開いた紳士ではないので関係なかった。



おっと思考がズレたな・・・



魔力循環不良か読んで字のごとくだよねやっぱり。


魔力がどこかで詰まっているんじゃないだろうか?


そう思いジッとジュリアをジット見つめていると途轍もない冷気を感じた。


レイリーさんから放たれた冷気は俺を包み込み・・・って俺は違うって!!!


「違う!違う!俺は紳士(変態)ではない!その冷気を止めろ~~~~」


「紳士?ですか?」


レイリーは首を傾けて考え中だが冷気はなくならない。


うぅうぅ身も心も凍るわぁー!


「あの子ジュリアって言ったか、あの子な鑑定眼で見ると魔力循環不良って出てるんだよ、だからどこかで魔力が詰まっているのかなって思ってさ。」


「魔力の循環不良ですか・・・」


レイリーから出ていた冷気が治まり平和が訪れた。


そして紳士の国は救われたのであった。


つづく。。。



つづかない!


「なぁ、レイリーあの子と仲良かったりしないか?」


「何度かお話はしたことはありますが、仲が良いというほどではありません。」


「そっかー、じゃぁ練習終わるまで待って話聞いてみるかな。」


「えっ?当分訓練は終わりませんよ。まだ9時ですし昼食までぶっ続けですから。」


まじか!ブラックすぎるだろ。


ん~どうしよっかな、暇だな。


「感想、レビュー、ブクマ、評価、待ってます!!」

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