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24.修道院でお手伝いしてみよう。

誤字脱字修正

もどってまいりました、俺の屋敷へ。



えっと、もう帰って来たんですか?ミミーさんメアリーさん・・・お疲れ様です。


そしてめちゃくちゃ怒られた・・・ごめんなさい。


王妃様の予定がーとかドワーフは酒臭いーとか商人はセクハラがーとか・・・


おぉー凄い全ての調整が済んでいるんですね、流石っす!


ありがとうございますの気持ちを込めて、シュークリームを差し出した。


今回の新作はシュークリームだ。


相変わらず、牛乳、卵、小麦が有れば俺のスキルなら出来てしまう。


だが今回は何となくだがレシピを伝えることができた。


一回だけ実家で作ったことがあったのだ、ふふふ、俺は料理ができるのだ!


多分再現できるはずだ、クリームを変えて楽しめますと記載しておいた。


俺はホイップ派だ! 異論は認める。


あとはチョコレートの原料を見つければなぁーと思ったり、最近米が食べたくて食べたくて・・・


どっかに米ないかな、麦から米できないかな?


蕎麦は麦からできそう・・・もないな漢字だけの話だし・・・


当日は遅刻厳禁でって・・・あなた達がこの家にいる限り寝坊は無いっすよ。



そして良い話を聞いた。ドワーフのオーリーさんの事だ。

あののん兵衛、俺の家具が出来るまで禁酒だってよ、あははは、ざまぁー

あの飲んだくれのせいで全ては始まった訳だし当たり前だー


いやー家具が来るのが楽しみだ。


−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



翌朝、俺たちは冒険者ギルドへ行き、「最近王宮で流行っているらしい、お菓子について情報求」と「最近ドワーフの間で流行っているウィスキーと呼ばれるお酒についての情報求」依頼を受けた。


今日の受付嬢は知らない人だったが、俺が作成者だということを証明するために、目の前でお菓子を作ったり、お酒を造ったりして見せた。


慌てた受付嬢はギルドマスターを呼びに行ってしまった・・・


ここでも面倒事になるのかよ・・・


ギルドマスターが部屋から受付に降りてきて、俺の対応をしてくれた。


このおっちゃん強い!そして顔が恐い!

筋肉なのか人なのかわからない・・・言っている俺にもわからない。


名 前 ハリー(職業 剣豪)(43歳)

L V 45 (54377/149760)

スキル 剣術Lv7 盾術Lv6 気配察知Lv3・・・


もともと冒険者だったらしい気のいいおっちゃんだった。


顔は恐いが・・・


冒険者の中にはもっと強い奴がいるって笑っているが・・・凄い世界だ。


そして依頼内容と情報開示をして納得してもらった。


依頼達成は王族の証明があれば文句言うやつも居ないだろうってことで、次の休日に王宮へギルド関係者が来て確認してくれるらしい。


なので依頼達成は、後日だ。


この依頼の報酬だがどちらも金貨五枚だった、これは高いのか?安いのか?


俺の《望んだ料理を作る》がなければ全て作れないのだから情報聞いても意味がないと思われる。


ん〜どうなんだろう?


しかし問題もあるのだった、そう俺自身の身の安全についてだ。


この世界はハッキリ言って人の命が軽い、サクサク殺すし、殺される。


俺が誘拐されたり刺されたりなら良くないが良いけど、レイリーやジュリアがってことになると不安になる。


そんな不安をハリーさんに聞いたが、笑われた。


「おいおい、あそこに居る護衛達より強い奴なんてそうそういないぞ」ってね。


バレてますよ、メイドさん。



−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



薬草を採りに行かずに、収納空間から取り出して薬草を納品し次の依頼を探す。


これであと三つだ。ジュリアはあと六つだけど・・・


今日はなにしようかなーと掲示板を見てみる・・・


『修道院でケガや病気の人の治療を行うので会場の管理のお願い、男女問わず』


「なぁレイリーこれってどう思う?」


「いいのではないでしょうか?私の聖魔法の練習になるかもしれませんし。」


「あ〜そうだな、よし!これに決めた!」


ソフィアさんこれでお願いします。


修道院の場所は、チヒロさんの家に行くときに通ったところだった、と言うことは、あの奴隷商も近くにあるってことだ。


これは期待がふくらむ、何かもふくらむ・・・


レイリーにバシッと叩かれたがいつもの事なので誰も気にしない・・・


いやいやそこは気にした方が良いと思うよ、まったく気にしていない俺が言うのもなんだけどさ。



よし!修道院へ行ってみよう。



−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


修道院へ着いた俺は謎の怒りに震えていた・・・


出迎えてくれたシスターは若く可愛かった。金髪のロングで腰のあたりまで髪がある。


そして優しい雰囲気だ、これが母性なのか?


しかしだ、イガイガの元がイガイガの元がデカいのだ・・・この世界で見た中で一番デカいのだ・・・


巨乳シスターなんかどこに需要があるんだよ!シスターはペッタンだろ!(俺の中では)


と怒り狂っていた訳だが俺の事は放置で話が進められているらしい・・・



「あの人は凄い人なのですが、たまにあーなってしまいまして・・・ほかっておいても直に元に戻りますので・・・

 話が進まないと思いますので話を進めますね。にこっ」


レイリーさん俺の扱いが上手くなったね。


褒められたって照れ顔でこっちを見ないでください、褒めてないですよ・・・


「私もあの人も聖魔法が使えます、私は「ヒール」くらいしかできませんが、あの人は全ての聖魔法が使えます。そして回復薬、毒消薬も沢山持ってます。なので治療のお手伝いも出来ますがどうしますか?」


シスター巨乳は驚いたようだ聖魔法の使い手が二人も、一人は変な人だが・・・


「か、神の思し召しでしょう、是非手伝ってもらいたいです」、その前にマザーに報告しなくてはとシスター巨乳は奥へ入っていった。


嬉しそうに軽く飛び跳ねたシスター巨乳のイガイガの元が揺れた・・・


それを俺のイガイガセンサーが察知しより不快なイガイガに襲われたのだった。


このままではアナフィラキシーショックで死んでしまう。


今日俺は生きて帰れるのだろうか?こんなところに強敵がいるとは・・・


あれ?でも食べないから大丈夫なのか?見るだけでダメなのか?謎は深まるばかりだ。




修道院の奥からマザーと呼ばれる叔母さまとシスターキョニュウがやってきた。


何だか名前に見えてきた・・・「キョニュウ」って名前なら仕方ない


どうやら俺もレイリーもジュリアも治療班へ回されるそうだ、俺とレイリーは魔法で、ジュリアは薬と癒しで。


一応助手としてシスターが就いてくれる、病状や傷の具合でかける魔法が違うそうだ。


よっぽど「ヒール」以外は使わないらしいけど。



そして治療は始まった、本来会場の誘導役だった俺たちの代りに孤児たちが誘導している。


孤児院も兼ねているのか、後で軽いお菓子でも差し入れしよう。


治療場所は修道院の中の個室で行う。レイリーもジュリアも違う部屋だ。


訪れるものは、ほとんどが軽い症状だった。


患者にも選ぶ権利があるのか?俺の所には、赤ちゃんから幼児までとおばあ様とおば様しか来なかった・・・


きっと患者にはその他の人種は居なかったのだろう・・・きっとそうだ!



でもさっき外見たときには色々な人種が居たよなー、レイリーは大丈夫だろうけど、ジュリアが心配・・・じゃないな。


黒装束の人たちが強制排除するから心配ないな。


ボーっとそんなことを考えていたら、外から怒鳴り声が聞こえた。


「俺の順番はまだかよ!いったいいつまで待たすんだ!」あ〜いるいる、こう言う奴。


その男は会場整理をしていたシスターキョニュウに近づき掴みかかろうとしていた。


治療が目的じゃなく、巨乳が目的か?俺には理解できないが・・・


シスターキョニュウはビクビクオドオドしている。


俺は咄嗟にシスターキョニュウと男の間に入り、男の手を弾いた・・・弾いた・・・


弾いた男の手は男側へ・・・俺の手はシスターキョニュウの巨乳へ・・・


や、柔らかいが・・・死ねる・・・ 喉のイガイガに全身に蕁麻疹が・・・


や、ヤバい倒れる・・・意識がなくなりそうになったその時、男は飛んでいた・・・


レイリーさんによる吹き飛ばしである。男はこの後、黒装束の人たちに連れていかれた、ご臨終ですか?



気を失いそうな俺に、黒いメイドはゴブリン青汁を飲ませてくれた。そう気付け薬のかわりに、「ま、まずい、もういらない!」


初めて飲んだ時と同じネタを使った・・・そして俺は復活した・・・


万が一の時にと俺はイロイロと黒メイドに持たせているのだ、俺って凄い!



俺の隣でレイリーさんがブツブツ・・・・


「そんなに・・・さわりたいなら・・・ブツブツ・・・キャッァ!」


レイリーさんはモジモジして赤くなってる、何してるんだこいつ?


壊れたレイリーはほかって置いて、お俺は真面目に考えた。これって夕方までに終わらないんじゃね?っと。


マザーに尋ねた。


「毎回夕方までには終わるのだけど、今回はレイリーちゃんにジュリアちゃんと可愛い子がいるっていう噂がね広がっていつもより人が多いみたいなの」と困り顔。


そうなのか、俺達のせいで安い治療費で行っている慈善事業の邪魔をしてはいけないと思った俺は、治療が必要な人を広間に集めてくださいと頼んだ。


修道院の中の礼拝堂なのか?エリクシア様像が置いてある、場所に集められた人たち。


そう、俺はもう面倒臭くなっていたのだ・・・一人一人治療するのに飽きたのだ。


「ヒール」で事足りる人ばかり集められた礼拝堂に、俺は人目のない所から「エリアヒール」をかけた。


広範囲に「ヒール」が出来る魔法だ。エリクシア様の恩恵のような演出付きでだ。


ふふふ、これはポイント高いでしょエリクシア様?



礼拝堂の中からは、「神の奇跡だー」とか「女神様ありがとうございます。」とか「女神様結婚して」とか


最後のは許さん!エリクシア様は俺と結婚する予定なのだ!あくまで予定だが・・・



そして治療の慈善事業は何事もなく終わったのだった。



今日の教訓!


巨乳は揉んでも揉まれるな!


う、上手いこと言えてない・・・ガクッ・・・


作品へのご意見・感想・評価・ブクマをお待ちしております。

どうぞ宜しくお願い致します!


治療した日 夕食後



    聖魔法 LVMAX 

    収納空間                      

    鑑定眼+2

    剣術Lv1 

    気配察知Lv2

    危機察知Lv1

    魔力察知Lv1

    神の加護(2/4)能力補正+50


    魔王倒すスキル 58/10000

    気配察知     8/10

    鑑定眼能力UP 17/30


状態異常 なし


HP   145(+90)

MP   124(+125)

力   42(+50)

体力  56(+50)

魔力  48(+50)

知力  10(+50)    

素早さ 47(+50)

運   10(+50)




名 前 レイリー=エドワーズ(職業 聖騎士)(17歳)

L V 31 (1544/8078)

スキル 剣術Lv5・槍術Lv3・聖魔法Lv1・魔力耐性Lv3・気配察知Lv2・危機察知Lv1・神の加護(能力補正+50)

    魔力察知Lv1


能 力 


HP   551(+90)

MP   258(+125)

力   137(+50)

体力  140(+50)

魔力  97(+50)

知力  16(+50)    

素早さ 99(+50)

運   30(+50)


    魔王倒すスキル 35/10000

    剣術スキル   40/50

    気配察知    10/20

    魔法耐性     0/30


状態異常 なし 




ジュリア=オリムカル(職業 見習魔法使い)(10歳)

L V 8 (18/48)

スキル 火魔法Lv3・水魔法Lv3・風魔法Lv3・土魔法Lv3・光魔法Lv3・闇魔法Lv3・神の加護(マジックマスター・・・魔法関係のスキル上昇率UP・魔力補正+50)

魔法耐性Lv3・魔法操作Lv3・魔力察知Lv1


    魔力察知     2/10

    水魔法     12/15 

    風魔法      12/15


能 力 

HP   36

MP   41(+125)

力   28

体力  40

魔力  34(+50)

知力  15    

素早さ 30

運    9


状態異常 無し


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