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20.ドワーフ街で買い物してみよう。

誤字脱字修正

やってまいりました、ドワーフ街に。



もう昼なので、屋敷でご飯を食べてから出掛けることに・・・。



もうすでに俺は本日の冒険を諦めていたが引き込もっていても仕方がないので出掛けようと思う。


相変わらずメイドのご飯は美味しく相変わらず何の肉かわからないものが出た。


昼食後も謎の騎士に襲われたがレイリーさんがサクッと素早く対応してくれた。


さすがに二回目なので、うむも言わさず吹き飛ばしたため、今回はさほど時間がかからなかった。



そしてなぜか引きずられてドワーフ街へ行った。


どうやらこの移動方法が気に入っているらしい。



そろそろ俺も一人で歩けるぞってところを見せたほうが良いのだろうか?


悩みながら引きずられていく。



先ずは木工大工のオーリのところへ行く。


そこで、皮細工の工房を紹介してもらう予定だ。


どう考えても俺には全身金属の鎧は不可能なので皮の鎧することになった。


絶対重くて動けなくなるに決まっている。



レイリーさんだって上半身それも体は金属の鎧で包まれているが二の腕や太腿はあらわになっている。


手先は籠手、足は脛当てで包んでいる。


ってことでオーリーさんの所へ着いた。


「おっちゃん、皮細工の工房紹介してください。」


「まずは酒を持ってこい、話はそれからだ!」


相変わらず声がでかい。


「いやいや、家具を持ってこい酒はそれからだ!」


「「ぐぬぬぬ・・・」」


にらみ合うが決着はつかない。


昨日の今日で家具が出来ているわけもなく俺が折れることになった。


「俺の所だけじゃ一週間じゃできねぇから、こないだの宴会に居た奴にも半分手伝ってもらっている。そいつも腕はいいから安心しろ、だから酒をだせ。超高級家具にしてやるから金貨50枚な。でも俺は優しいからあの酒四樽と金貨10枚でいいぞ。だから酒を出せ!」


高すぎるだろ家具だぞ、金貨一枚10万円くらいの価値観だから・・・


俺は王様になるのか?それも家具だけ・・・



そして酒の価格が意味不明だ、どんだけ高いお酒ってことになるんだが、大丈夫か飲んだクレども?


まぁ俺は麦やトウモロコシからお酒作るだけだから、銀貨数枚で事足りるし大儲けだ。


飲んだくれに樽を持ってこさせて、お酒を注ぐ。


満足そうなオーリーに金貨10枚を渡し早く作れと言って工房を出た・・・



そしてすぐに工房へ戻り皮細工の工房の場所を聞く・・・当然酒を出せといわれたので、お酒を出し・・・


なぜか負けた気持ちになった。



皮細工の工房主はドゥリンと言うらしい。


この間の宴会にも居たらしいが記憶にない。


記憶も何も名前を聞いてないから知るはずもない。



ドゥリンさんのところへ着いた、第一声が「神裸のあんちゃん」だった・・・


俺は自己紹介した記憶があるが、なんだって?


「あぁ、あんちゃんは、神も驚く速さで裸になった男だ、だから敬意をこめて神裸と呼ぶことに決まった。」


えっと?決定事項何ですか?はぁそうなんですか・・・


「小物細工の工房主たちも褒めていたぞ。ドワーフは飲むとスグに脱ぎブラブラさせる。

 だがお前は敢えて隠すことでチラリズムと言うべきかわからんが、視線があそこに釘付けになる。

 目が離せないが離したくなるこの辺の感覚が非常に良いと言っていたな。」



ドワーフのお姉さま(年齢不明・容姿幼い)に褒められた何だか嬉しいが、神裸はないだろう・・・



「俺は神裸だと言えばドワーフ街では割引があるから、お得だぞ、がはは。で、今日は何しに来たんだ?酒でもくれるのか?」


こいつも酒かよ!当たり前だが、樽を持ってこさせお酒を注いだ後に交渉だ。


俺もバカではない、同じやり取りはしない、ふふふ。


学習するのですよ俺だって!


上半身を包む皮の鎧は無いか尋ねるが、どうも無いらしい。


というか、お前裸でいいんじゃねぇ?って言われて話にならない・・・



レイリーさん出番です。きっちり絞めてあげてください。


謎の冷気を漂わせ、レイリーさんが迫る。


謎の冷気がどこから出ているのか気になるが、俺は女性の気持ちがわかる男、余計な詮索はしない。


「今すぐ皮の鎧、まぁ今回は胸当てをもって来るか、この酒樽をぶちまけるか今すぐ選んでください。」ニコッ


何故、ほほ笑んでいるのに恐怖を感じるのだろう、永遠の謎である。


「わかったわかった、奥から持ってくるから少し待ってろ」といわれたので少し待つ。



ドゥリンさんが奥から皮の胸当てを持ってきた・・・


見た瞬間に危険な香りが猛烈に漂う、胸に悪魔のような形を彩る毛が生えているからだ。


どうも剃っても剃っても生えてくるらしい。


何処の恐怖の人形かな?完全に呪われている。



しかしこの鎧、品質は良いし、皮も凄い魔物の皮を使っているらしい。


でも呪われているんでしょ?安くするって?当たり前○のクラッカーだよ!


普通なら金貨10枚は貰いたいところだが、今回は神裸さん価格で金貨1枚でいいよってか。


アホでしょ、こんなの人に売る気なの?これはないわー悪魔型の毛の生え方はないわー


ナイナイとジュリアと俺は言っていたが、レイリーが呪去すればいいのでは?とおっしゃる。



そういう問題?呪去する→悪魔が天使になるって?


何そのメルヘンチックな出来事?


ナイナイとジュリアと俺は首を横に振った。


てか天使型に毛が生えても嫌だ、悪魔より嫌だ!


見た目が悪魔の方がカッコいいし、天使ってメルヘンは、お・こ・と・わ・りです。



でもどうしてもってレイリーが引かないからしょうがなしに呪去した。



「カースベルォルヴ」


ふぅー成功したかな?


名  前 皮の胸当て(ワイバーン)  

効  果 気配遮断

品  質 良

状態異常 無し



ん?なんかいいものが出来た。呪いは何処へ行ったのやら?

天使型の毛もないようだ、凄く助かった。


流石に胸に天使が居る鎧着て街は歩けませんよ。



ドゥリンさんもレイリーもこれなら安心と言うので購入することにしたのだが、呪去したとたん値上げしたので冷気ビームを放っておいた、誰がとは言わないが・・・


冷気ビームを食らったその姿があまりにもあまりにもだったので、お酒を一樽置いていくことにしたのだが・・・


ドゥリンさんは、演技が上手く行ったぜ、ヤッホーイと言って工房の奥へ消えていった・・・


俺はまた負けた気持ちになった。


どうやら俺はドワーフには勝てないらしい・・・



時間もまだあったので、ドワーフ街をめぐり、ジュリアのスタッフ・俺の手袋、お嬢様達メイドのおしゃれ用小物を神裸価格で購入し屋敷へ戻るのであった。



小物細工工房で、お姉さまドワーフに捕まり全裸にされ、お盆の特訓をさせられたのは秘密にしておこう。


もっとキレがあった方がいいとか、横からの視線もガードしろとか・・・


宴会の勢いがないと、ただの拷問だよ・・・


だれかとめてくれー


親が攻めてきた日の夕食後


名 前 八神 伊織(職業 勇者)(16歳)

L V 10 (4/75)

スキル 望んだ料理を作る

    聖魔法 LVMAX 

    収納空間                      

    鑑定眼+2

    剣術Lv1 

    気配察知Lv1

    危機察知Lv1

    魔力察知Lv1

    神の加護(2/4)能力補正+50

    


    魔王倒すスキル 48/10000

    気配察知     9/10

    鑑定眼能力UP  8/30


状態異常 なし


HP   115(+90)

MP   102(+125)

力   40(+50)

体力  52(+50)

魔力  43(+50)

知力  10(+50)    

素早さ 45(+50)

運   10(+50)




名 前 レイリー=エドワーズ(職業 聖騎士)(17歳)

L V 31 (1453/8078)

スキル 剣術Lv5・槍術Lv3・聖魔法Lv1・魔力耐性Lv2・気配察知Lv2・危機察知Lv1・神の加護(能力補正+50)

    魔力察知Lv1


能 力 


HP   551(+90)

MP   258(+125)

力   137(+50)

体力  140(+50)

魔力  97(+50)

知力  16(+50)    

素早さ 99(+50)

運   30(+50)


    

    魔王倒すスキル 35/10000

    剣術スキル   31/50

    気配察知     1/10 

    魔法耐性    10/20


状態異常 なし 




ジュリア=オリムカル(職業 見習魔法使い)(10歳)

L V 5 (20/24)

スキル 火魔法Lv3・水魔法Lv3・風魔法Lv3・土魔法Lv3・光魔法Lv3・闇魔法Lv3・神の加護(マジックマスター・・・魔法関係のスキル上昇率UP・魔力補正+50)

魔法耐性Lv3・魔法操作Lv3


    魔力察知     3/10

    水魔法     3/15 

    風魔法      3/15


能 力 

HP   16

MP   22(+125)

力   19

体力  20

魔力  22(+50)

知力  11    

素早さ 23

運    8


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