表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

19/193

19.朝帰りをしてみよう。

誤字脱字修正

戻ってまいりました、自分の部屋に。



目が覚めるとそこは知らない天井だった・・・


そして金縛りにあっていた・・・



「う、動けん!誰かー助けてくれー!」


すぐにレイリーが駆けつけてくれたが、呆れた顔で寝袋の中で動けないのは普通では?


っておっしゃるのです!


奥様聞きました?私初耳ですわ。


稲妻に打たれてからの記憶が無いんだからしょうがないでしょ!



昨夜のお詫びでエリクシア様に届け物して来るねっと言って少し出かける、神界へ・・・


今更ながら、そう易々と神界へ行けていいのだろうか?本当に今更だが・・・


「昨夜はすみませんでした、これパンケーキ+アイスクリームです。お納めください。お代官様ー」


「お代官様ではありませんが、昨夜のようなことは無いようにしてくださいね。それと神罰を軽々しく使わないように!」


俺が使った訳じゃないのに怒られた・・・クッ相変わらず可愛い。


「順調に進んでいるようですね、大変喜ばしいことです。本当に伊織には期待しているのですから頑張ってくださいね。」


ニコッとほほ笑むエリクシア様・・・ぬぉぉー鼻血が出そうなくらい可愛い!


俺は頑張るぞ、俺はやれば頑張れる子!


お菓子は一人で食べたいと仰るので、今度は二人で食べましょうと言うだけは言ってみた。


少しだけ頬が赤くなったのできっと次回は期待できると俺はやる気になり屋敷へ戻った。


−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


屋敷へ戻り、レイリーとジュリアを呼びに向かいの部屋へ行ったが朝食を食べに食堂へ行ってるみたいで不在だった。


俺もお腹すいたので食堂へ行き朝食を食べることにした。


なぜかメイドCはモジモジしていたが先輩メイドにチョップされていたので見てないことにした。


「朝食後にジュリアにイロイロと話したいから一緒に部屋に来て。」


とゲス顔はやめて普通顔で言ってみたが


調子が狂うと言われ・・・どうしろと仰る・・・?


朝食後一緒に部屋へ行き説明をしようとして重要なことを思い出す。


あぁぁぁぁ椅子すらないの忘れてたー


仕方がないので床にお茶やお菓子を置いて説明開始だ。



レイリーに話した内容をそのまま伝え問題をだした。


「ここで問題です。

 1.察知系スキル

 2.魔法スキル

 3.耐性系スキル

 4.その他  どれがいいでしょうか?時間は30秒です。さぁーお答えください!」


「ふふふ、お兄ちゃんありがとね。やっぱりお兄ちゃんは優しいね。」


と嬉しそうなジュリアを見ているとほっこりした。


初めて会った時のやり取りを覚えていてくれたか、何だか嬉恥ずかしだな。


よしゲスはしばらく封印だ!



「実際30秒経っても答えは出ないと思うけど、ジュリアはこの先どうなりたい?目標とか目指す者とかある?」


「私は全ての魔法を使える大魔導士になりたいです!」


おぉおぉ無邪気で可愛いのー


そこで問題です大魔導士とはどうすれば成れるのでしょうか?


全ての属性の魔法を使えるジュリアはもう大魔導士では?


あれ?あれれ?


「なぁジュリア、もうすでに全属性の魔法使えるけどその場合はどうなるの?」


「あっ、あぁ、そうでしたー忘れてました。私魔法が使えるんだった。」


嬉しそうに楽しそうにジュリアがほほ笑む。

こんないい笑顔見せられると、変な虫が出てきてしまう、深呼吸深呼吸。


「じゃ、どの属性の魔法が得意になりたい?一つは魔力察知を取って欲しいんだけど、いいかな?」


「魔力察知ですかぁ、私がお兄ちゃんを魔法から守るね!ふふ」


な、なんじゃこりゃー可愛すぎるだろ、こりゃ神も仏も紳士になるわ!

人間なんか一溜りもないわ!


「私の家系は水魔法が得意だし、火は危ないし、私は水魔法と風魔法を先に極めたいかな。」


うんうんいい子に育ってるなぁ。ここまで大きく育てた甲斐があったというものだ。


うんうん頷きながら俺は、水あめを舐めてねと渡した。


ジュリアは一瞬だがレイリーの方を見てからパクっと口に入れた。


信用がないの〜普段の行いかの〜?ジュリアがあまりに可愛いのでいつの間にかお爺さんにクラスチェンジしていた。


いかんいかん今回はゲスは無しとさっき決めたところじゃないか、いかんぞ俺!



ジュリア=オリムカル(職業 見習魔法使い)(10歳)

L V 5 (20/24)

スキル 火魔法Lv3・水魔法Lv3・風魔法Lv3・土魔法Lv3・光魔法Lv3・闇魔法Lv3・神の加護(マジックマスター・・・魔法関係のスキル上昇率UP・魔力補正+50)

魔法耐性Lv3・魔法操作Lv3


    魔力察知     1/10

    水魔法     1/15 

    風魔法      1/15


能 力 

HP   16

MP   22(+125)

力   19

体力  20

魔力  22(+50)

知力  11    

素早さ 23

運    8


状態異常 無し



えっとー神の加護が利いているのかいないのかは謎だが、じきにLvが上がるだろう。

スグにこの世界で一番の魔法使いになれそうだ。



俺は、神の加護が一つ足された。ジュリアを仲間に入れたことで上がったのだろう。


そしてお気づきだろうか?鑑定眼のLvが上がっていた・・・

宴会したり、雷に打たれている間に上がったようだ・・・


この世界へ来てから二週間と少し過ぎた、俺冒険してないけど大丈夫なんだろうか?この世界・・・



名 前 八神 伊織(職業 勇者)(16歳)

L V 10 (4/75)

スキル 望んだ料理を作る

    聖魔法 LVMAX 

    収納空間                      

    鑑定眼+2

    剣術Lv1 

    気配察知Lv1

    危機察知Lv1

    魔力察知Lv1

    神の加護(2/4)能力補正+50

    


    魔王倒すスキル 46/10000

    気配察知     7/10

    鑑定眼能力UP  6/30


状態異常 なし


HP   115(+90)

MP   102(+125)

力   40(+50)

体力  52(+50)

魔力  43(+50)

知力  10(+50)    

素早さ 45(+50)

運   10(+50)


そういえば他の勇者は何処にいるのだろう?

まったく話題に上がらないけど、生きてるのか?


エクリシア様に聞けばわかるのかな?


王妃様は知っていそうだけど・・・


真面目な顔して考えている俺を見ているレイリーがブツブツ言ってる?



「真面目も良いけど、いつもの感じもいいなー・・・ブツブツ・・・」


何言ってるんだコイツ? えいぃ!と頭にチョップしておいた。


ニコニコと笑い頭を撫でているが、本当に大丈夫か?



そんな気持ち悪くなってしまったレイリーをよそに、俺たちは冒険者ランクを上げるために薬草採りへ行くことになった。


何でもEランクからDランクになるには10回の依頼をこなせばいいらしい。

なんて簡単なんだ。なのに上がらない・・・


ジュリアは昨日登録したから問題ない?

10歳から登録は出来るそうだ、街の少年少女達も小遣い稼ぎや、生活のためにとイロイロあるらしく、登録可能らしい。

ランクが上がっても、当然討伐依頼は成人するまで受けれない。


そして俺も本来なら討伐依頼は受けれない、なぜって?Eランクだからだ。


しかし魔物は狩っていいのだ、自己責任で・・・


よし今日も魔物狩るぞ〜〜〜!



その前に鎧買いましょうねと、俺を優しく引きずっていくレイリーさんであった。


−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


屋敷の玄関へ引きずられていき、ドアを開けたら、そこには二人の全身鎧の騎士が待ち構えていた。


只ならぬ気配を感じる・・・いったい何があったのだろ?


騎士が俺の屋敷に来るなんて、ただ事ではない。


「お主、よくも抜けぬけと現れおったな、それも初日から朝帰りとは・・・万死に値する!取り合えず死ねぇぇぇぇぇぇ!」



「えぇぇぇぇぇー」


二人の騎士が俺に切りかかってきた!


理不尽メイドより理不尽な言い分に俺は慌てて逃げる・・・


おいおい、この世界はどうなっているんだ?いきなり切りかかってもいいのか?


屋敷の中へ逃げる俺。


二人がレイリーの横を通り過ぎた瞬間ガキ〜ンと金属が響く音がし、二人は倒れた。


「お父様、お兄様なにをしてらっしゃるの?」


冷気全開で二人に迫るレイリーさん。



あっ身内の方でしたかそれはそれは・・・残念な身内をお持ちで大変ですね・・・


完全に他人事モードへ入った俺に死角は無い。



説明お願いします。レイリーさん。



昨日家を出るときに何故か私とジュリアが屋敷を購入し二人で住み始めると勘違いしまして・・・


儂も、俺も連れて行ってくれと泣き叫び大暴れしまして・・・


面倒なのでバッシュっとやって意識を刈り取りましてお母様に丸投げして出てきました・・・



俺は沈黙し考えた答えた。


「判決を言い渡す、レイリーさん有罪!」


なんで?って顔しない!


いやいやいや、あなた説明不足チャンピオンですか?


お母様にはちゃんと説明したって、胸張って言うな! イガるからやめい!(イガイガするの略語)


もう面倒臭いから捨ててくるって?


面倒臭がるからこうなるんでしょうが!



はぁ俺も面倒臭くなってきた、だが一つ訂正させてもらおう、朝からイベント一杯でもう昼だよとね。



とっくに朝帰りは終わり昼帰りなんだよ!


さらにここ俺の家だーーー!



意味の分からないことを叫び俺は頭を抱える。



俺の冒険(薬草採り)はいったいいつ行けるのだろう・・・



親が攻めてきた朝食後


名 前 八神 伊織(職業 勇者)(16歳)

L V 10 (4/75)

スキル 望んだ料理を作る

    聖魔法 LVMAX 

    収納空間                      

    鑑定眼+2

    剣術Lv1 

    気配察知Lv1

    危機察知Lv1

    魔力察知Lv1

    神の加護(2/4)能力補正+50

    


    魔王倒すスキル 46/10000

    気配察知     7/10

    鑑定眼能力UP  6/30


状態異常 なし


HP   115(+90)

MP   102(+125)

力   40(+50)

体力  52(+50)

魔力  43(+50)

知力  10(+50)    

素早さ 45(+50)

運   10(+50)




名 前 レイリー=エドワーズ(職業 聖騎士)(17歳)

L V 31 (1453/8078)

スキル 剣術Lv5・槍術Lv3・聖魔法Lv1・魔力耐性Lv2・気配察知Lv1・危機察知Lv1・神の加護(能力補正+50)

    魔力察知Lv1


能 力 


HP   551(+90)

MP   258(+125)

力   137(+50)

体力  140(+50)

魔力  97(+50)

知力  16(+50)    

素早さ 99(+50)

運   30(+50)


    

    魔王倒すスキル 35/10000

    剣術スキル   29/50

    気配察知     9/10 

    魔法耐性     9/20


状態異常 なし 




ジュリア=オリムカル(職業 見習魔法使い)(10歳)

L V 5 (20/24)

スキル 火魔法Lv3・水魔法Lv3・風魔法Lv3・土魔法Lv3・光魔法Lv3・闇魔法Lv3・神の加護(マジックマスター・・・魔法関係のスキル上昇率UP・魔力補正+50)

魔法耐性Lv3・魔法操作Lv3


    魔力察知     1/10

    水魔法     1/15 

    風魔法      1/15


能 力 

HP   16

MP   22(+125)

力   19

体力  20

魔力  22(+50)

知力  11    

素早さ 23

運    8


状態異常 無し


作品へのご意見・感想・評価・ブクマをお待ちしております。

どうぞ宜しくお願い致します!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ