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189/193

189.みんなで取り合ってみよう。

やってまいりました、アレックスへ。



 ここのところの数日は平和な日を過ごしている。 主に自国の内政に力を入れている。


 俺のやることはほとんどないはずなのに、あっちに行って治水工事しろとか、そっちにも道が欲しいとか……


 これが国王という仕事なのか?!


「お兄様は書類関係を一切行っていないのですよ?それくらいやるのは当たり前です!」


 ぐぬっ…… このアホな妹二人に真面目に云われると心に堪える…… 


 真面目な妹達と言うの珍しいことなのだが、その理由は王妃様が来ているからなのだ。


 さすがに恐怖の母親の前では猫を二重にも三重にも被っていて怒られないように防衛している。



 さて、今回は王妃様がここへ来ている理由は、やはり元魔族の二人の事が気になるようで急に手紙で迎えにこいと言われまして今に至るわけです。



 ミニクさんとクサイオのさんは名前はそのまま魔族の時の名前を使用している。 まぁ珍しい名前だが見た目がかなり違うので誰も同一人物とは気づかないだろうと言うことで使い続けている。


 そしてモテモテなのである! 名前の話なんかどうでもいい……しモテモテでも関係な……  ぐすっ…… この二人内政に関して……天才だったようだ。 ぐすっ……


 あっという間にメイド達から色々なことを学び終え、今はメイド達にも考え及ばない事を俺に指示している……


 しくしく……


 この二人に全て丸投げしてしまえば俺って自由だーーーーっとなるはずだったのに、働きたくない俺に膨大な量の仕事を指示してくる…… 先ほど語った工事関係、魔物討伐、結界の作成、盗賊退治等の治安維持等々…… これ俺のやる仕事なのか!?


「王なら転移でどこへでも一瞬で行けるのですから、我が儘言わないでくだされ。 まずは国が安定しなくては、我らの国を守ることもできんのですぞ!」


 ぐぬぬ! 平和のため平和のため…… これでエリクシアもにっこり…… が、頑張るぞ!


 じゃ! 次の工事に行ってくるね。


「ふふふ、イオリちゃんの扱いがお上手だこと。」


「ありがたきお言葉ですが、まだまだですな。我らが王は全能、ならばその全能を無駄なく使わねばもったいないと言うものです。」


「ふふふ、確かにそうですね。 あなた達が元魔族と聞いた時は、さすがにあの子頭が……と心配になりましたが、貴方達をじかに見て納得しました。私の家臣に一人欲しい程の人材です。」


「はは、ご冗談を! 我らの主はイオリ殿のみ! 我らの仕事は自国を守ること、ここを離れるわけにはいきませぬ。」


「ふふふ、ごめんなさい、イオリちゃんが羨ましくて少し意地悪してみただけです。これでこの大陸の東側は私が、西側はイオリちゃんが、そして獣人の国はラヴィーニャちゃんがまとめてくれたのです、これでやっと平和な世が訪れそうですね。」


「そうですなアンタルシアの王妃よ、これで平和な世が訪れることでしょう。ははは。」



目を合わせにっこりしている3人…… 視線には今にも火事が起きそうな火花が激しくぶつかり合っている…… 



((むむ、この女侮れん! 気を付けておかねば、我が王をこき使われてしまうな!))


(むむ、この二人侮れませんね! このままでは、イオリちゃんの使用権が減ってしまいますわね、イオリちゃんは私が使い倒すのですからね!)


 ん? ん? ん?


「「「 あははは、平和ですなー」」」


(((や、やはり侮れんーーー!!!)))




「あはは、王妃様とミニクさんたちイオリ様を巡っての争いがおきそうですね。」


「そうじゃのぉ、じゃが旦那様の使用権は我らが一番なのじゃから気にすることもあるまい。」


「ふふ、そうですね。じゃ、たまにはイオリ様と鍛練をしに行こうかな!」


「! それは今ではないと思うのじゃが……」


「そうかなー? イオリ様なら大丈夫!」


「…… 旦那様の身に危険が……」






…… ん?


ゾクッとしたぞ?


なんだ? なんだ? 誰かが噂してるのか? もしかしたらみんなで俺を褒めてくれているのか? ついに俺の活躍ぶりが広まってしまったか? 照れるじゃないか?


ふふ。


さてと、とっとと終わらせてお嫁さんたちと遊びに行こうっと!



ゾクッとした日の夕食後


名 前 八神 伊織(職業 勇者)(16歳)

L V 32 (2800/10097)

スキル 望んだ料理を作る・理を壊す者・空間魔法LvMAX・収納空間・剣術Lv5・水魔法Lv2・火魔法Lv2・土魔法Lv2・風魔法Lv2・光魔法Lv2・闇魔法Lv2・気配察知Lv6・危機察知Lv5・気配遮断Lv6

    魔力察知Lv6・魔力耐性Lv7・魔力操作Lv6・奴隷契約・マッピングLv4・メンタリストLv7・薬学Lv3・魔道具作成Lv3・神眼・神の加護(4/4)能力補正+200 


    魔王倒すスキル 81/10000

    魔道具作成    8/30

    気配遮断     7/60

薬学      28/30


HP  1431(+280)

MP  1320(+350)

力   188(+200)

体力  200(+200)

魔力  191(+200)

知力  25(+200)    

素早さ 193(+200)

運   32(+200)


状態異常 なし



名 前 レイリー=エドワーズ(職業 剣聖)(17歳)

L V 35 (409/19722)

スキル 剣術MAX(+1)・槍術Lv3・聖魔法Lv2・火魔法Lv1・魔力耐性Lv4・気配察知Lv7・危機察知Lv6・縮地Lv5・神の加護(能力補正+50)

    魔力察知Lv1・気配遮断Lv6・身体強化Lv9・魔法剣 [称号:剣神 各種能力+200]


HP   698(+405)

MP   281(+275)

力   157(+330)

体力  160(+300)

魔力  112(+200)

知力  18(+200)    

素早さ 115(+300)

運   35(+200)


   魔王倒すスキル 39/10000

    縮地       0/50

    気配遮断     0/60 

    身体強化     58/130


状態異常 なし 



ジュリア=オリムカル(職業 ウイッチ)(10歳)(職業補正+20)

L V 32 (2303/10097)

スキル 火魔法LvMAX・水魔法MAX・風魔法MAX・土魔法Lv8・光魔法Lv4・闇魔法Lv3・神の加護(マジックマスター・・・魔法関係のスキル上昇率UP・魔力補正+50)

魔法耐性Lv7・魔法操作Lv6・魔力察知Lv5・薬学Lv1・心理学Lv5


    魔力操作     56/60

    光魔法     0/20 

    心理学      8/50

土魔法      28/55

 

HP   585

MP   550(+145)

力   106

体力  140

魔力  137(+70)

知力  53(+30)    

素早さ 108

運   32


状態異常 無し



名 前 ラヴィーニャ=ゼノーニ(職業 王女)(14歳)

L V 31 (1291/10097)

スキル 王の威厳・気配察知Lv4・気配遮断Lv4・危機察知Lv6・神の加護(格闘系攻撃力UP 力、体力、素早さ補正+50)

    身体強化Lv9・体術スキルLv9・回避スキルLv9・獣闘術Lv9・火魔法Lv1・獣化


    身体強化     76/130

    体術スキル   76/130

    回避スイキル  76/130

 

HP   654(+120)

MP   69

力   175(+75)

体力  140(+75)

魔力  69

知力  22    

素早さ 177 (+75)

運   42


状態異常 無し



名 前 マリーア=パール(職業 吟遊詩人)(215歳)

L V 44 (20023/124800)


スキル 弓術Lv6・風魔法Lv5・歌Lv7・応援Lv7・回避Lv7・隠密Lv5・気配察知Lv4・罠解除Lv5・神の加護(森ガール・・・森では能力補正+100、その他の地形では能力補正+25)


  歌        66/80

    応援      56/80 

    回避スイキル  56/80

  

HP   997(+50)

MP   953 (+50)

力   161(+25)

体力  176(+25)

魔力  173(+25)

知力  69 (+25)    

素早さ 163 (+25)

運   45 


状態異常 無し 



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― 新着の感想 ―
[一言] あれ?醜いおっさんと臭いおっさんは(表向き)処刑したのに ゲロ臭いおっさんは処刑しないん? ・・・獣人って強いが正義ならなんで魔王に従わないんだろうね?
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