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131.ギュッとしてみよう。

戻ってまいりました、コープラントの俺の屋敷へ。



 王妃様にはあまり迷惑もかけれないと思い、コープラントにある俺の屋敷へみんなで転してきた訳ですが。


王妃様が去り際に、「若いって良いわね! 私も頑張ってみようかしら?」 と言われたが何を頑張るのだろう……? きっと夜中にプロレスごっこでもするのだろう、頑張れ王様!




 そして誰も気にしていないと思うが、夏希さんのパーティーメンバーの行き先を言っておこう。


 スプルさんは「一から鍛えなおすわ!」と言って騎士団へ戻り、サーマさんは「顔の傷も治ったから、実家に帰って良い人見つけるね」と言って帰って行った。サーマさんも美人だし胸も大きいしこの世界なら、きっといい出会いがあるだろう。


そしてオタムさんだが、「私はお姉さまと一緒がいいと……」とマエリスさんをスリスリしているのでマエリスさんにお任せだ。 俺にはどうすることも出来ない。 最後にウィンさんだが、どうやら聖職者は辞めずに続けるそうだ。宮殿で治療士を続け「エリクシア様には分からない私だけの治療を確立するから!」と息巻いているらしい……まぁ頑張れ…… 



 さて俺達の方はと言うと、宣言通りラヴィーニャが単独で俺の部屋に乗り込んでくるそうだ。怒られることは確定だが、俺には別の理由もあり、かえって好都合というものだ……。ぐふふ。


しばらく、真面目に考え事をしていると、ノックのおとが聞こえる…… どうやら来たようだ…… 


俺は全力の土下座で出迎える…… ラヴィーニャの拳は滅茶苦茶痛いのだ……だからそれを回避するために全力で土下座をする。


「旦那様、どうしたのじゃその格好は?」


どうしたもこうしたも、俺の不注意によりラヴィーニャさん達に悲しい思いをさせてしまったことを深く反省している格好でございます……


ですので、暴力に訴えるのではなく、小言で納めて頂きたく存じる次第であります……。


「ふっもうよいのじゃ、旦那様がモテてしまうのは今に始まったことではないのだから……。 確かに悲しい気持ちにも寂しい気持ちにもなるが、これからもまだ増えていく可能性のが高いのじゃ、わらはもこれしきでメゲテおる訳にもゆかぬ……。」


ラヴィーニャ……。 ごめん……。



 何だ何だこのしんみり空間は……? 俺の最も苦手とする空間ではないか! まずいこのままでは俺のお願いを言い出すタイミングがない! 



 ラヴィーニャは、ゆっくりと部屋の中を進み、椅子に腰かけ、「今日来たのも、たまには旦那様と二人きりで話でもと思ってな……」と少し寂しそうにつぶやく……のだ!


 これは、ふざけている空気ではない! 咄嗟にそう判断した俺は、シリアスモードに切り替え、ラヴィーニャの後ろからそっと包みこむように抱きしめる。


俺にできるのか? 咄嗟にシリアスモードになったのはいいが、心臓が爆発しそうなほどドキドキしている。こんなこと女の子初心者の俺にできるわけがない! 自信をもって言おう、出来るわけがないと!


「ふふ、旦那様もこのようなことが出来るよになったのじゃな、少しは成長しておるということか……」


 何故だ!何故寂しオーラを出すんだ? どうすればこの空気が払拭されるのだ? この後はどうすれば? 正解は?正解を教えてくれ!


動揺した俺の手がラヴィーニャを包むのをやめようとする…… 「もう少しこのままで……」とさらに寂しそうな空気を出してくる〜〜〜〜!


あかん!もう無理! この空気もう無理っす! 


「……。」


はぁ? この空気のままさらに沈黙だと? あかん! このままじゃ俺、死んじゃう! この空気に飲まれて窒息死する〜〜〜! 




「ふふ、旦那様どうじゃわらはの演技は? たいしたものであろう? おかげで旦那様と二人きりの寂しい夜という呪いも解けたようじゃ、少し肩も軽くなったしのぉ」


ぽっか〜〜〜〜ん!  な、なんだって?


「いつもいつも大根役者だと言われておるからの、たまには本気を見せておこうと思っただけじゃ。 いつまでもそんな顔をしておるではない、ほれ今日は添い寝を許すからこっちへ来るのじゃ」


ぽっか〜〜〜〜ん! はぁ〜 この子は……


「はは、旦那様の考えることなどお見通しなのじゃ、添い寝は許すが、お触りは無しじゃぞ、何事にも順番があるからのぉ では寝るとするか旦那様。」


ぽっか〜〜〜〜ん! はぁ〜 相変わらずだな……



「そういえば、獣化したときの服はどうなっておるのかのぉ? 獣化したときは服は着ておらんが人型に戻ると服を着ておる。 不思議なこともあるもんじゃのぉ」


あはは、それは北斗のけんさん現象だろ? 破れてもすぐに元通り、そのことには誰も突っ込んではいけないのさ!


「相変わらず旦那様はよくわからんことを言うのぉ」


ふふ、そうだな俺にもよくわからん! 俺は獣化したラヴィーニャをベッドの中でギュッと抱きしめる。


「コラッ!旦那様! お触りは無しなのじゃ!」


獣化を解き人型で文句をいうラヴィーニャ…… ただの照れ隠し、いや本心を隠しているだろ?



 ははは、本当は演技ではなく本心なんだろ? お前は何だかんだで隠すのが下手だからな、全てお見通しだ! でも今回は演技ってことにしておくよ。


「がうっ」


 はは、獣化して誤魔化したな、でも今夜はギュッとして寝るから、よろしくな!


 ラヴィーニは本心を隠すのが本当に下手だ、なぜか俺達に心配させないように振舞う。 きっと幼少のころ姉に色々とやられ、その度に周りが心配をする…… いつしか周りに心配をかけることが心苦しくなったのだろう……  



「は、離すのじゃ!これではわらはがドキドキして寝れんではないか!」



そうだな、でも寂しくないだろ?  ってことで、お・や・す・み! 



感想、レビュー、ブクマ、評価、待ってます


夏希さんを見習いとした日の夕食後

 

名 前 八神 伊織(職業 勇者)(16歳)

L V 30 (146/6462)

スキル 望んだ料理を作る・聖魔法LvMAX・空間魔法LvMAX・収納空間・剣術Lv5・水魔法Lv1・気配察知Lv6・危機察知Lv5

    魔力察知Lv6・魔力耐性Lv4・魔力操作Lv1・奴隷契約・マッピングLv4・メンタリストLv1・神眼・神の加護(3/4)能力補正+100


    魔王倒すスキル 79/10000

    メンタリスト   3/10

    魔力操作     4/10

    魔力耐性    30/40


状態異常 なし


HP  1244(+180)

MP  1142(+250)

力   171(+100)

体力  183(+100)

魔力  174(+100)

知力  22(+100)    

素早さ 175(+100)

運   30(+100)




名 前 レイリー=エドワーズ(職業 聖騎士)(17歳)

L V 33 (8459/12622)

スキル 剣術Lv8(+1)・槍術Lv3・聖魔法Lv2・魔力耐性Lv4・気配察知Lv7・危機察知Lv2・神の加護(能力補正+50)

    魔力察知Lv1・身体強化Lv6・魔法剣 [称号:剣王 各種能力+50]


能 力 


HP   637(+115)

MP   272(+125)

力   148(+130)

体力  151(+100)

魔力  106(+50)

知力  16(+50)    

素早さ 109(+100)

運   33(+50)


    魔王倒すスキル 37/10000

    剣術スキル   65/110

    危機察知    14/20 

    身体強化    34/60


状態異常 なし 



ジュリア=オリムカル(職業 魔法使い)(10歳)

L V 29 (4619/5170)

スキル 火魔法Lv3・水魔法Lv9・風魔法Lv9・土魔法Lv3・光魔法Lv3・闇魔法Lv3・神の加護(マジックマスター・・・魔法関係のスキル上昇率UP・魔力補正+50)

魔法耐性Lv5・魔法操作Lv3・魔力察知Lv5


    魔力耐性     37/50

    水魔法     40/65 

    風魔法      40/65


能 力 

HP   484

MP   451(+125)

力   91

体力  133

魔力  130(+50)

知力  48(+10)    

素早さ 93

運   29


状態異常 無し



名 前 ラヴィーニャ=ゼノーニ(職業 王女)(14歳)

L V 29 (3807/5170)

スキル 王の威厳・気配察知Lv4・気配遮断Lv4・危機察知Lv6・神の加護(格闘系攻撃力UP 力、体力、素早さ補正+50)

    身体強化Lv6・体術スキルLv6・回避スキルLv6・獣闘術Lv6・火魔法Lv1・獣化

状態異常 無し


    身体強化    61/70

    体術スキル   61/70 

    回避スイキル  61/70

    


能 力 

HP   549(+120)

MP   65

力   156(+75)

体力  133(+75)

魔力  65

知力  19    

素早さ 158 (+75)

運   37


状態異常 無し

  


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