七日目 五つ刻頃~六つ刻半頃
ベリアル「いつもありがとうございます。ねぇ常世。やっぱり登場予定の無いボクが司会進行役をするのはおかしくないかな?」
常世神命「問題無いかと思うが、まぁ今更ではある・・・というより、ベリアル以外に適任者は居ないのではないか?」
ベリアル「やっぱりボクしかヤル人居ないのね・・・さてさてそれはさておき、今回は七日目の続きだったよね?」
常世神命「まぁそうだな」
ベリアル「一寸・・・ねぇ?」
常世神命「それは見てからのお楽しみだな」
ベリアル「やっぱりねぇw・・・それではどうぞ」
七日目 五つ刻頃
「良いのか?昨日よりは進んだが、予定よりはまだ道半ばも過ぎていないが・・・」
「問題無い。リル様の時もそうだったが、こういうのは時間が掛かるのだろう?」
確かに今日だけでなく、明日どころか数日じっくり調べたいのだが、それだとそれは公私混同になってしまう。
中庸という観点で言えば、今日の残りを費やすのが適当であろう。
「そうか?それはあり難い。それでは、タレザ殿に甘えて今日の残りを使わせて貰う」
「ウム。それでは私は2、3獲物が居た様なのでそれを狩って来る」
どうやらタレザ殿にもそれなりにやりたい事があった様だ。
七日目 六つ刻頃
あれから今までは、半刻少々しか時間が無かった為に、この集落跡を一通り調べるだけになった。
とは言っても、住居跡に有る礎石ひとつ見ても、2、3百年前の物らしいというのが解る。
ああ、因みに、その礎石だが、ローマンコンクリートが使われていたので、大まかな年代が解ったので、これがその辺の石を礎石として使っていたら、専門的な機材が無い以上、解らなかっただろう。
まぁ、ザールラントの建物にはポルトランドセメントが使われていたので、そのせいも有る。
「ん!常世殿も今戻った所か」
「ええ、そんな具合です」
私が拠点に戻って来ると、丁度タレザ殿もひと狩り終え戻って来た。
七日目 六つ刻半過ぎ頃
昼食を終え、今度は崖の法面を調べる事になる。
タレザ殿はタレザ殿で、また狩りに行った。
因みに午前中の成果は、鹿が2頭に、猪が1頭で、ヒグマより一回り大きな熊が1頭の計4頭だ。
崖を暫く調べながら進んでいたら、大人が少し屈んで入れる洞窟を発見したが中は当然暗いので、調べるにはタレザ殿と合流する必要があるな。
ベリアル「ここまでありがとうございます。誤字、脱字などありましたらよろしくお願いします・・・引っ張るねぇセフェラは」
常世神命「余り引っ張り過ぎるのも問題だが」
ベリアル「そのさじ加減は、ガチで非才だし、読者の皆様にはその辺察して頂ければ助かります」
常世神命「次回は七日目の続きだ」
ベリアル「恐らく・・・というより絶対次じゃ終らないね」
常世神命「是非もなし」
ベリアル「そ、それでは今後とも異世界飛何をよろしくお願いします」