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ささやかな奮闘記  作者: 北海
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3話 出会いⅡ

更新がすごいおくれましてすみませんでした。


 「あ、大丈夫ですか」

と聞かれた僕は、慌てて立ち上がる。

「だ、大丈夫です」

「あの、私、佐々木美穂って言います」

「へ?」

……急に名乗られた。

彼女は、私、変なこと言った?、みたいな感じになっている。

「あの、普通なんでここにいるんですか?、とかきかないんですか?」

「あ、そういえばそうですね」

今気付いたみたいだ……

「それであなたの名前は、なんというんですか?」

……やはり会話がかみ合っていない。

「名乗らずにすみません。僕は、山本良太です」

「山本良太さん……、いい名前ですね」

そう言って、微笑まれた。

……正直、ぐらっときた。

これが運命なのだろうか、と軽くトリップしていると。

「それで、何かご用でしたか?」

……最初の目的、完全に忘れていた僕だった。

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