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3八銀! AI自動運転将棋

作者: さきら天悟
掲載日:2020/07/24

3八銀!


その数十分後、藤井棋聖が誕生した。

17歳11月、史上最年少でタイトルを獲得した。


「地元の誇りだ」


T社長は叫んだ。


「これからは将棋の時代だ」


T社長はニヤリとした。


「いい商売になりそうだ」


T社長は遠い目をした。

未来を見つめるように。


「AIと融合させれば・・・」





2年後、T社長はAI将棋を完成させた。

T社長を祝福するように、

藤井棋士は4つのタイトルフォルダーになっていた。




「王手デス」

銀が斜め前の3八に移動し、相手の駒を弾き飛ばした。


数秒後、老人は頭をさげた。


「負けました」



AI将棋の勝利だった。

T社長が開発したAI将棋は、モニタに映るコンピュータ将棋ではなく、

実際の駒が動くのだ。

これが将棋好きな老人に大ウケした。

1セット、十数万円もするのだが。

駒は磁力で、リニアモーターカーのように移動し、

相手の駒を取る時は、弾き飛ばした。

これが自動運転将棋と言われたゆえん。

しかも、強かった。

コンピュータのAI将棋よりも。

それも、当然だった。

1駒、1駒にAI将棋プログラムが起動しているため、

つまり全20駒のAIが存在するため強いのだ。

『歩』、『飛車』、『角』の目線でそれぞれ数億手先を読み、

『王』が統合している。

T社長は自動車の自動運転技術のAI開発者を投入し、作り上げていた。


ふつうの老人が勝てるはずもないが、当然、強さのレベルが設定できる。

最強モードでは藤井棋士も勝てないと言われた。



世間は社長の道楽だと批判した。

しかし、T社長は計算ずくだった。

「この先読み技術を確立できれば、完全なる無事故が達成できる」と。

完全な藤井棋聖への便乗作品でした。

検索ワードを散りばめました。

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