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セツナ (Godindex)  作者: ラルス
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悪戯神(ロキ)

久しぶりの投稿、特に悩んだ理由でもなく、前回よりは内容は少し長くなっております(まぁいつも短いですが)是非読んで頂ければと思います。

私達は特別避難所へと避難してきた。

 沢山の人が死んだ。親友のみみちゃんも、もうこれ以上は、

 そしてアナウンスがなる。

「皆様無事でございますでしょうか、今学校には、特別隊員が出動中です。申し訳ございませんが、もうしばらくここでお待ち...」とアナウンスが途中で終わる。

「なんだ?変な終わり方だな。」嫌な予感しかしない。

「なんか向こうが騒がしくないか?」と周りの皆は騒ぎ始める。

 そして、嫌な予感は的中した。

「うあぁぁぁ」と叫び声がした。

 その叫び声のした方には体を大きく引き裂かれた生徒がいた。

 そしてその生徒の近くには 右腕から黒い大きな爪のような物が出ている、1人の男が立っていた。

「ほんと、人間ってあっけなく死ぬよな...なんでこんな奴らに場所を奪われなきゃ何ねーのかな...」とブツブツと言っている。

「おい!お前!」とレンがその男に話しかける。

「ん?誰だお前...」しばらくしてニヤッと笑う。

「もしかして霧夜(きりや) (れん)じゃねーのか?」とレンの名前を言う。

「なんで俺の名前を知ってんだ!」と聞き返す。

霧夜(きりや) (じん)それがお前の父の名前だろ?」と父親の名前まで知っている。

「お前何者だなんで父さんの名前まで!」と、言ったら、こう帰ってきた。

「そりゃゲノ計画の実験の一つを成功させた男だからだよ。神族で知らねー奴は以内くらいだ」と答えた。すると、レンは腰から武器を出しその男の首に潜り込む形で腰から出したトンファーを突き立てる。

「父さんは、そのゲノ計画で何をしていた、まずゲノ計画ってなんだ!」と叫ぶが

「質問ばっかだね君、つまらない...」とそのセリフの次

 一瞬で分からなかったがレンは遠く離れた壁にぶつかっている状態だった。

「大丈夫か、レン!」とロウはレンに駆け寄る

「俺の心配はいい!セツナを頼む」と言うが

「セツナってこの娘の事?」と別の女の声に視線を向ける。すると周りのみんなは

「もしかして 高校生アイドルの翔麗(しょうれい) 美華(みか)ちゃんじゃないか!」とみんな騒ぎ始める。

「わー、ファンのみんなもいっぱいいたんだね〜、でも...今日はライブじゃ無くて」ミカがうつむいた瞬間周りのみんなは手にいつの間にかナイフを持っており自分を指し始める。

「今日は血祭りだから、ごめんね...」ミカからオーラのような物が見える。どうやら何かの能力を使っているようだ。

「さぁ、セツナちゃん?友達を殺された気分と目の前で生徒全員が体を指し始める所どっちが怖い?」とセツナの顔を見ながら言う。

「あいつ!」とレンが攻撃しようと立ち上がった瞬間 また吹っ飛ばされる。

「おいおい俺の事忘れんなよ。」と謎の男は吹っ飛ばしたレンに言う。

「レン!」とロウがレンの所に行こうとしたら、

「邪魔な人間だな」といつの間にか目の前にいて腹パンをされる。

「グゥっ」とお腹を抑えてかがみ込む。

「ねぇ、悪戯神(ロキ)どうする?」と謎の男の事をそう読んで話しかける。

「おいおい、いきなり名前ばらすんじゃねーよ」と頭をかきながら言う。そして

「どうするって?お前らが今から鎌で切り殺されるんだよ。」と突如現れたのは死神ゲノだった。

「死神ゲノ、現れたな、よくもまぁゲノ計画の最初の成功作を殺してくれたな...」と悪戯神(ロキ)は言う。

「その成功作も殺すのが目的だからな、さぁお前達も死神ゲノに関係している以上全員ここで死んでもらう!」と鎌を構えて悪戯神(ロキ)に切り込む。

「そんなんで、殺られるかよ!」と右腕からまた爪のような物を出して鎌とぶつかる。

「さすがに本物の神族は強さが違うな」と死神ゲノは余裕な感じで言う。

「おいおい知らねーのか俺は神族序列でも3位の実力者だぞ。」と言う


 

 そう俺は神族序列3位 神族序列とは神族の能力の力の順番みたいな物 上のトップ10は特に他の神族にも注目される。

 だが俺はいまいち、この順位の基準がわからない、戦った事がある訳でもない、もし俺より下の順位の奴の方が強かったら変わるのか?

 俺は気に入らなかっただって、今の俺達のリーダー 金星神(スサノオ)はこの神族序列トップ10外だからだ。何故リーダーなんだ、普通は順位の上な俺だろ。

 

 俺は神族序列の実力者という言葉を言った瞬間、今まで思っていた事が頭に浮かんだ。

「なるほど神族序列3位か...」と何を思ったのかボソッとつぶやく死神ゲノ

「なんだ、なんか可笑しいか?」と悪戯神(ロキ)は聞く。

「いや、大した事ではない」と話しを流す。

「そうかよ、だがな、俺は神族の上位の男、お前見たいな骨族しかも死神の眼を持った奴に負けるわけがない。」とそのセリフにレンも驚く

「やはり、死神の眼を持っているのか!死神ゲノ!」そうレンも聞く

「おい..さっきから 神族序列だの死神の眼だのなんの話ししてんだよ」とお腹を抑えながらロウは答える。

「死神の眼、それは骨族の限界の力」と悪戯神(ロキ)が答える

「俺にも死神の眼があれば」と強く拳を握りながらレンはつぶやく

「お前には無理だよ」と悪戯神(ロキ)は言った

「なんでだ!俺も骨族だぞ、俺もそれなりの実力はある。」そう強く言うと悪戯神(ロキ)は大きく海老反りしながら笑い

「知らねーのかよ!死神の眼はゲノ計画で作られた、骨族の限界の力を放出させる能力だぞ、しかもこの死神の眼を完成させたのが、さっきも言ったが」その後の言葉にレンは言葉を失った

「霧夜 仁だぜ?」

 

「セツナって言ったっけ?あんたいつまで、何もかも失ったって顔してんの?」と 周りからアイドルである 翔麗(しょうれい) 美華(みか)という人物はセツナに話しかける。

「友達のみみちゃんも殺されて、今も目の前でみんな...」言葉が詰まるセツナ、それを聞いて何か気に入らなかったのかミカは

「あんただけが絶望の中で生きてる訳じゃ無いんだよ」とボソッという

 セツナはそれを聞いて どういう事 と聞きなかったが言葉が出ない

 

 だって今の私よりも悲しそうな顔をしているから。

 

「おいおい、2人して私を無視かい?」とレンと悪戯神(ロキ)に話しかける死神ゲノ

「あんたもゲノ計画の事知っているんだろ?だから死神の眼も持っているそれで正解か?」と死神ゲノにいきなり聞く

「ハズレ」と即答だった。

「じゃあお前はあの計画に参加してた奴か?」とまた質問

「いや、不正解 だが近いな 私はあの人のためにお前らゲノ計画の連中を殺している。」あの人って誰の事だろうかだが少なくとも、悪戯神(ロキ)は知っているという顔をしている

「お前、あの情報泥棒の仲間か?」と言うと死神ゲノは鎌を悪戯神(ロキ)に向けていう

「ふざけるな、あの人は情報も実験資料も盗んでいない!そして、私も」その言葉に俺もレンって奴も驚いた。

 

 「骨族じゃなく、神族だ。」

 

「おい、セツナ、元気にしてたか?」私とミカの後ろから声がする 振り向くと 黒い仮面を被った氷の鎌を持った人物が歩いてくる。

 そして私はまた、昔の母と父の死んだ時の記憶が蘇る。

 

 だって私の父と母を殺したのは死神ゲノじゃ無くて、いや死神ゲノであって欲しかった。

 

「さぁまた、始めようか、あの日 俺達 の父さん母さんが俺に殺された悲劇の続きを」そういってその人物はゆっくり仮面を外す。

 

 そして顔が現れた時私は睨みながら言った。

「この!人殺し兄貴!なんでお父さんとお母さんを殺したの!」その言葉に隣にいたミカも言う

「なるほど、まさか死神ゲノの仲間の兄妹って訳か、んでそこの死神ゲノのお仲間さんはなんて名前なわけ」と聞く

「俺か?氷野(ひょうの) (まこと)だ、今はお金のために死神ゲノに着いている、もちろん!父さん母さんを殺したのも死神ゲノに依頼されたからだよ〜」と挑発気味に話す。すると、

「お金!そのためにお父さん、お母さんを殺したの!」そう私は叫ぶと 兄はニヤニヤしながら口を開きこう言った。

「当たり前だろ、この世は金がすべて、家族はその踏み台でしかないんだよバーカ」その言葉にプツンと音がなったかのように私は兄に氷で固めた拳で殴りかかる。

「その程度かよ、貧弱が...お前も死ね」そういって氷の鎌をセツナの頭に振りかざす

 すると、驚く事に味方ではない、ミカが光の壁でその鎌から私を守る

「おいおい神族が人間の味方すんのかよ」そう言うとミカは言った

「そいつの味方をしたんじゃない!あんたの話し聞いてたらムカついたの!あんたに家族の大切さが分かるまで私がアンタを叩きのめす」そう、たぶんあの時暗い顔をしてたのと関係しているのだろう。

 私は何も出来ずあの2人の戦いを眺めてるだけとなった。


 そして死神ゲノが神族だったという真実を聞いた2人も...

では、次回、悪戯神(ロキ)との戦いは決着を迎える予定! ではまた近いうちに投稿出来ればと思います 汗

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