死神ゲノ
早くも出来上がりました。
今回はちょっと早い急展開とはなりますが、次回で別サイドのストーリーを書くつもりでいますので、ご了承ください。
あの日、霧夜 蓮の話しの時以来私は、ずっと過去のあの出来事を思い出す。
「どうしたらいいんだろう」私はまだ悩んでいる。
そうため息をついたところに
「セツナちゃん元気ないねどうしたの、まさかまた誰かに氷族は悪魔だとか言われたの!」とみみちゃんが心配して話しかけてきた。
「いや違うよ!ちょっと考え事してただけ!」と私は慌てて答える。
「ねぇ聞いていい、昨日霧夜 蓮て人と会ってた?」と聞いてきた。
「あ...うん昨日学食で会ってね」と答えると
「そのレンって人の噂は知らないよね」噂ってなんだろう。すると
「レンもセツナちゃんと同じようにとある一族の生き残りで、その一族の名前が骨族なの」それを聞いた私はまた死神ゲノの事が頭に横切る それは何故かと言うと
「あの殺人鬼の死神ゲノと同じ一族の人ってみんな怖がって近づかないの」そうその死神ゲノも骨族
私のような氷族は氷を自在に出したり操ったり出来る一族
そして骨族は持った武器の力を何倍にも出来る力を持つ
そう死神ゲノも大鎌と言う武器で沢山の人を殺している。
「でもレンは死神ゲノの被害者なんだよ!」と私が言うと
「そっかセツナちゃんも知ってたんだねレンの過去をそれも噂になってたけど本当だったんだ」そう答えるが
「セツナちゃん、それだったら尚更一緒にいない方がいい、また過去の事を思い出しちゃうよ」そっかみみちゃんその事を心配してくれてたんだ。
「みみちゃん、大丈夫、でも私真実を知りたい!」そう言うと
「そっか、セツナちゃんならそう言うと思ったよ、でもねもし、何かあったら私に相談して!だって友達でしょ!」その言葉がとても嬉しく感じた
「ありがとう、みみちゃん!」
「あーぁ、おいレンどうすんだよ、神族が動き始めた見てーだそ」そう俺に語りかけるのは 天秤 狼一族ではなく普通の人間だが、同じように過去に親を死神ゲノに殺られている。
「神族か、厄介だな、死神ゲノも今も何か行動を始めてると言う情報もあるのに...」そう神族とは全ての能力において高く その中でも 一つの能力は特別完璧に使いこなす。
そう、その神族が今動き始めたとなると 神族と人間は仲が悪い ほぼ争い...いや一方的に襲われるだろう。
「神族かー、かなりやばい、早いところなんとか手を打たないと」そう嘆くロウだが、俺達じゃ勝ち目もない
「とりあえず死神ゲノの場所は予想じゃこの近辺にいるはず、うまく行けば神族と死神ゲノの戦いになる。」とは言ったものの
「無理だろ、そう都合よく行くわけないだろ?とりあえずこの情報を警察にでも」っとその時上から大きな爆発音が聞こえ校舎が揺れる。
「まさか来たのか!神族!」
大きな爆発音で騒ぎだす学校中の生徒達 先生達も落ち着いて校舎の外へと言うがもう収集がつかない。
「みみちゃんとりあえず逃げよう!」とみみちゃんの手を引く
「セツナちゃん前!」そう言われて前を見ると、おぞましいオーラを放つ男が立っている。そして
「嬢ちゃん、邪魔や、どけ!」と行って手のひらから石のような物を出し 飛ばしてきた。
「危ない!」と氷の壁を出すが一瞬で壊された。その石のような物が当たりそうになった時 思いっきり押された。
壁に思いっきりぶつかったそして目の前に写った光景は みみちゃんが血まみれで倒れている。
「みみちゃん!」と私はみみちゃんにかけよる。
「残念だがその子は助からない何故なら僕は神族であり得意とする能力はメンタリズム君達が知っている言い方だと手品師だね、そう僕はさっきの霧の球体を一つだけ飛ばしたように見せて君たちの視覚から見えない位置からもう一つ飛ばしていたんだよだから」そう指をさして 私はみみちゃんの体を見るとお腹と、胸のあたりにも穴が空いていた。
「そう、この子は心臓も貫かれた おっと!自己紹介がまだだったね、僕は神族の1人土星神といいます、さっきの霧の球体もガスの塊でねその子の体も今ガスが体中に回っていてね、そのガスは後、数分でドカーンて訳さ」その言葉を聞いた途端みんな走って逃げ始める、そして私はもう、意識が飛んでただ死んだみみちゃんを見つめるだけ、その時!
「いた!セツナ逃げるぞ今各階で同じようにガスでやられた奴がいるこの校舎は大爆笑をおこすぞ!」でもセツナはボーとして動かない
「仕方ない」とセツナを背負って走る
「おいおい僕は無視かよ」と追いかけてくる。その時 廊下の窓から人の影が
「あいつはまさか!」そして窓を突き破って入って来たのはそう、白い仮面を被って 大きな鎌を背中に構える そいつは
「死神ゲノ!」そして死神ゲノは土星神に鎌で攻撃する。
「これはめずらしい!死神ゲノじゃねーかしかもこの強さお前骨族の武器強化だけじゃねーな!もう一つの骨族の能力も持ってんだろ!」だが死神ゲノはそれに答えず言った事は
「うるさい...お前もゲノ計画の試験体だろこの偽物の神族が!」その言葉に土星神も驚く
「やっぱり名前からしてゲノ計画の事を知ってる人間か、おもしれ!その仮面引っぺ返して、男か女か拝まさせてもらうぜ!」とまた手のひらから霧の球体をだすが!
「遅い...」とその一言のとたん土星神の腕が飛ぶ
「うあぁぁぁ」と叫ぶ両腕が切られ 大量の血が吹き出す。
「あれあのガキ逃げたか」と土星神を無視してレン達がいないことを確認する。
「偽物の神族ってなんだよ...」あの言葉そして
「ゲノ計画、それが死神ゲノの目的なのか」まだわからない事ばかりだ。そう考えながら走って学校を出る。
「レン!無事だったか!」とロウがかけよる
「あぁ、後色々情報も手に入れた、とりあえず避難所に、行くぞ」
そして、今回の急な襲撃により学校中の人々は特殊避難所へ向かった。
読んで頂きたいありがとうございます。
3人目のメンバーの登場とみみちゃんが亡くなったと驚きもあったでしょうが、まだ続きます。次回はレン視点で話しが進む予定です。