元気な少女 セツナ
第1話? やっと投稿!
と言いながらまだ2日しか立って無かったんですね。
では、第1話 読んでいただけると嬉しいです。
カーテンの隙間から太陽の光が漏れる天気のいい朝
大きなあくびをして時計を見る
「あれ、これってもしや遅刻!」
慌ててベッドから飛び上がり着替えを始める。
「やばいやばい、これ本当に遅れる」
そう言いながら着替え終わり自分の部屋を出て階段を降りる。
「今日も寝坊かい?朝ごはんはちゃんと食べて行きなさいよ」とおばさんが言う
「ごめん今日も間に合わないから、行ってきます!」と走って玄関に向かう
「食べて行きなさい!」と行った時にはもう玄関を出た後だった。
私、氷野 雪奈は氷族と呼ばれる絶滅の危機にある一族の生き残りの娘、父と母は小さい頃にとある事件で亡くなった。
今は親戚のおじさんとおばさんの家で暮らしている。
だが今は遅刻の危機で走っている。
「あーもう、なんでこうなるのー!」と叫びながら必死に走る。
そして校門の前まで来たところでキンコンカンコンとチャイムの音が聞こえた
「うわぁ、間に合わなかった...」もうダメだと言う顔でとぼとぼと学校の玄関まで歩いていく。
「今日も遅刻かセツナ」と私は職員室で立たされ目の前で座る先生に怒られている。
「いやーあまりにも布団が私から離れなくてー」と言うと
「布団がじゃなくてセツナが布団から離れなかったんじゃないのか?」と鋭いツッコミが入る。
「アハハハ、そうともいうかな」と私が言うと
「そうとしか言わないだろ」とまたツッコミを入れられる。
「明日こそは遅刻せずに来ます。」と私が言うと
「明日からと言うより今後も遅刻はして欲しくないかな」とこれまたツッコミまれる。
職員室を後にした私は教室にとぼとぼと帰る。
「セツナちゃんおっはよー」と元気よく私にあいさつしたのは友達の如月 美々(きさらぎ みみ)
「今日も散々だったよー」と私が言うと
「セツナちゃんはいっつも遅刻しますからねー、明日こそはファイトだよ!」とテンション高めで言う
「あっ今日弁当も忘れた!」私はバックの中を見て言う
「嘘!セツナちゃんが弁当忘れるなんて!今日は雨だ!」ととても失礼な事を言い始める
「しょうがない、今日は学食でも行くか、今月のお小遣いも少ないのに!」と私が嘆いていても。
「まぁ、今日は学食に出会うために弁当を忘れたって事にすればいいじゃん」と何かその前向き思考な言い方が逆に腹が立つ。
「しょうがないか」とため息をつく私だった
ここ二年間学校に行っていて高校初めての学食
「以外にメニューも沢山あるんだなー」と眺めていると
「おい、そこに立たれるとメニュー見れないんだが」と後ろから言われる
「いや、私もメニュー見てんだけど」と言い返しながら振り向くと、学生服の上から長袖のパーカーを来た同い年?くらいの男子が立っていた。
「そうか、だが早くしてくれ、あんまり長いと困る」と無愛想に言う
「ちなみに君は何年生?」失礼とはわかっているが、私は何か気になってそう聞く
「なんだ、いきなり...2年だ」と答える
そうか同い年か
「そうなんだ、ごめんねいきなり、ちなみに私も」と2年生と答えようとしたら
「2年の氷野 雪奈だろ。」と先に答えられる
「えっ!なんで!どっかであった?」と言うと
「お前はよく遅刻してるって有名だから」うぉ!その言葉が私の心に突き刺さる。すると続けて彼は言う
「まぁ、他にも理由はある、とりあえず何か頼んで食べながら話そう。」えっ私男子と一緒に食べるの初めて何だけど そう思った逆に緊張してきた。
なぜこうなった!と叫びたくなる 面識もない彼の名前は 霧夜 蓮と言うらしい。
「話しって言うのはお前の事を何故知っているか、それは」その後の言葉に私は驚いた。
「死神ゲノって奴は知ってるな。」その人物の名前を聞いた私は頭に過去の記憶が横切る
それは、私の目の前にバラバラになった体が転がっている。そして足元に2つの頭が転がってくる。そう私の父と母の頭だ。
私は泣き叫んでいる。そして上を睨みつける
そう、そこにいるのは、夜の月の逆光で影になっているが 白い仮面を被っていて 持っている大鎌の刃先には逆光で黒く写って分かりにくいが血がポタポタと落ちている。
私はそれを思い出してその後恐怖で体が震える。
「すまない、いきなり過ぎたな、お前はそいつに親を殺されたろ」その言葉に私は声が出なくなる。そしてその後のセリフにも驚いた。
「実は俺も小さい頃に親を殺された。」そう、レンも同じ過去の境遇を持つ者だった。
これは氷族の少女セツナと謎の同級生レンの物語、これから2人の過去がこれから悲劇を生む。
読んで頂きたいありがとうございます。
次回は3人目のメンバー?が登場予定です。
あっ友達のみみちゃんも次回出るかな?
また次回で、もし良かったら感想、意見をいただけると有難いです。