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外道ノ転生  作者: 西の雷鳥
第五章 闘技大会編
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リースVSツルギその4

「リースゥゥ!僕ノ愛も受け取ッテくれヨ!」

「返品だ!コラァ!」


 脳が踊るっていうのカナ?

 何か妙な物質がドバドバ出てる感ジ。

 アぁ……気持ちイイ……


 リースは魔銃ヲ納めて両手で剣を構エル。

 弾ガ無くなったカナ?

 リロードなんてサセないケド。


 リースはまるで僕ノ攻撃を読ンデいるカノようナ動キをする。

 何を使ッてるカは知らないケド、結局無駄。


 反応速度ガついていケテナイからネ。

 次第に闘技場ノ隅に追イ詰められてル。


「リースゥゥ!」

「くっ!」


 僕ノ右手の刀ハ受ケ止められる。

 デモ隙ありダヨ☆


「ぐはッ……!」


 腹部ヘノ蹴りは避ケれなカッたネ。

 フラフラじゃないカ。

 もう魔力ガ無イんじゃナイ?


「ツーカまえタ☆」


 体勢ヲ崩したリースノ頬ヲ左手の刀ノ柄で殴リ飛バス。

 リースは吹キ飛バされテ壁にメリこんダ。


「終ワり?終わリジャナいよネ?よネ?」


 右手ノ刀で突きを放ツ。

 狙イハ、リースの可愛イ可愛イ顔。

 僕ノ愛を刻ミ込ンデ……


「ぐッ……!」


 そノ時、何かが飛来シ僕ノ左目を抉ッタ。


「ああ。すまねぇ。歯が折れちまったもんでな。捨てようとしたら当たっちまった」


 目の前の少女は追い詰められながらも不敵に笑う。

 僕ノ突きはリースノ頬を掠メテ彼女ノ後ろノ壁ニ突きささっタ。


「君は中々終わらナクテ、僕も楽しめルヨ…」


 左手で左目の異物ヲ抉リ取る。

 痛い……

 脳にマデ貫通シテいるかのヨウナ感覚……

 これ、手突っ込ンジャってイイのカナ……?

 マ、イッか。


 抉り出シタそれハ確かに歯だっタ。

 真っ白ナ歯二黒い血ガこびりツイてイル。

 可愛イ歯だなァ。


「上ノ歯?下の歯?」

「………上」

「じゃあ下ニ投げないトネ」


 僕ハ刀を持ったママ、指ノ動キだけデ歯ヲ投ゲ捨てた。

 狙イは……リースの左膝だ。


「ぐぁぁっ……!!」

「貫通シた?貫通しタ?」

「ぐっ……お前……ほんっとに……!」

「何?」

「調子乗んなよって話だ!」


 その時、リースの周囲ノ壁ノ瓦礫ガ浮き上ガリ、襲いカカってきタ。


 瓦礫ハ僕の左手ノ刀を弾キ飛ばす。


「偶ニそれヲ見るケド、本当にドウやってルノ?」

「教えるかよ!」


 今度ハ剣でノ体を狙ッテきた。

 デモ……


「遅いヨ」


 僕ハ身を翻し攻撃ヲ避ける。

 そして同時ニ壁から引キ抜いた刀デその剣ヲ弾キ飛ばス。


「くっそ!」

「それハ弾無イでしョ。無駄」


 引キ抜いた魔銃モ吹き飛バす。

 彼女の事だからモシかしタラ弾ガあったノカモね。

 デモ無駄だ。


 コれデ丸腰。


 彼女の白イ首が目ニ入ル。

 斬リタイなぁ。


 頭ノ中で、リースと出会ッテからノ思イ出がグルグル回ル。


 駄目だ。

 壊すのは。


 アァ……デモリースナラ……

 追イ込ンダラマダ楽シマセテクレルカナ?

 クレルヨネ。


 我慢出来ナイ。

 壊シチャオ。


「リーーースゥ!!」


 思ワズ声ガ出テシマッタ。

 今日1番ノ高揚。


 最高ダ。


「……大振りになってんぞバカ」


 ソノ時、僕ノ首ニ剣ガ突キツケラレタ。

 リースノ剣ダ。


 ピタット動キガ止マル。


「……サッキ、丸腰ダッタヨネ?」

「ああ。つい数秒前までは確かに丸腰だったよ。でも今は剣を持ってる。見たら分かると思うがな」


 僕トリースは暫ク見ツメアッタ。

 オ互イノ意図ヲ探リアウカノヨウニ。


「お前、これが実戦だったら死んでたぞ」

「……アア」

「お前が私の首を斬るより先にな」

「……アア」

「いくら私でもこれ以上続けるなら容赦はしないぞ」

「……アア」

「……どうする?」


 ソリャ決マッテル……

 鬼ハ敵ヲ殲滅スルマデ戦ウノヲ止メナイ。


 デモ……


「鬼でも、首が落ちたら戦えないよ」


 僕は振り上げた刀を地面に落として両手をあげる。


「降参です」

『……き、決まったぁぁーー!!半分以上何が起きたのかは分かりませんが、壮絶な斬り合いを制したのはリーシア選手!!』

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