リースVSツルギその4
「リースゥゥ!僕ノ愛も受け取ッテくれヨ!」
「返品だ!コラァ!」
脳が踊るっていうのカナ?
何か妙な物質がドバドバ出てる感ジ。
アぁ……気持ちイイ……
リースは魔銃ヲ納めて両手で剣を構エル。
弾ガ無くなったカナ?
リロードなんてサセないケド。
リースはまるで僕ノ攻撃を読ンデいるカノようナ動キをする。
何を使ッてるカは知らないケド、結局無駄。
反応速度ガついていケテナイからネ。
次第に闘技場ノ隅に追イ詰められてル。
「リースゥゥ!」
「くっ!」
僕ノ右手の刀ハ受ケ止められる。
デモ隙ありダヨ☆
「ぐはッ……!」
腹部ヘノ蹴りは避ケれなカッたネ。
フラフラじゃないカ。
もう魔力ガ無イんじゃナイ?
「ツーカまえタ☆」
体勢ヲ崩したリースノ頬ヲ左手の刀ノ柄で殴リ飛バス。
リースは吹キ飛バされテ壁にメリこんダ。
「終ワり?終わリジャナいよネ?よネ?」
右手ノ刀で突きを放ツ。
狙イハ、リースの可愛イ可愛イ顔。
僕ノ愛を刻ミ込ンデ……
「ぐッ……!」
そノ時、何かが飛来シ僕ノ左目を抉ッタ。
「ああ。すまねぇ。歯が折れちまったもんでな。捨てようとしたら当たっちまった」
目の前の少女は追い詰められながらも不敵に笑う。
僕ノ突きはリースノ頬を掠メテ彼女ノ後ろノ壁ニ突きささっタ。
「君は中々終わらナクテ、僕も楽しめルヨ…」
左手で左目の異物ヲ抉リ取る。
痛い……
脳にマデ貫通シテいるかのヨウナ感覚……
これ、手突っ込ンジャってイイのカナ……?
マ、イッか。
抉り出シタそれハ確かに歯だっタ。
真っ白ナ歯二黒い血ガこびりツイてイル。
可愛イ歯だなァ。
「上ノ歯?下の歯?」
「………上」
「じゃあ下ニ投げないトネ」
僕ハ刀を持ったママ、指ノ動キだけデ歯ヲ投ゲ捨てた。
狙イは……リースの左膝だ。
「ぐぁぁっ……!!」
「貫通シた?貫通しタ?」
「ぐっ……お前……ほんっとに……!」
「何?」
「調子乗んなよって話だ!」
その時、リースの周囲ノ壁ノ瓦礫ガ浮き上ガリ、襲いカカってきタ。
瓦礫ハ僕の左手ノ刀を弾キ飛ばす。
「偶ニそれヲ見るケド、本当にドウやってルノ?」
「教えるかよ!」
今度ハ剣でノ体を狙ッテきた。
デモ……
「遅いヨ」
僕ハ身を翻し攻撃ヲ避ける。
そして同時ニ壁から引キ抜いた刀デその剣ヲ弾キ飛ばス。
「くっそ!」
「それハ弾無イでしョ。無駄」
引キ抜いた魔銃モ吹き飛バす。
彼女の事だからモシかしタラ弾ガあったノカモね。
デモ無駄だ。
コれデ丸腰。
彼女の白イ首が目ニ入ル。
斬リタイなぁ。
頭ノ中で、リースと出会ッテからノ思イ出がグルグル回ル。
駄目だ。
壊すのは。
アァ……デモリースナラ……
追イ込ンダラマダ楽シマセテクレルカナ?
クレルヨネ。
我慢出来ナイ。
壊シチャオ。
「リーーースゥ!!」
思ワズ声ガ出テシマッタ。
今日1番ノ高揚。
最高ダ。
「……大振りになってんぞバカ」
ソノ時、僕ノ首ニ剣ガ突キツケラレタ。
リースノ剣ダ。
ピタット動キガ止マル。
「……サッキ、丸腰ダッタヨネ?」
「ああ。つい数秒前までは確かに丸腰だったよ。でも今は剣を持ってる。見たら分かると思うがな」
僕トリースは暫ク見ツメアッタ。
オ互イノ意図ヲ探リアウカノヨウニ。
「お前、これが実戦だったら死んでたぞ」
「……アア」
「お前が私の首を斬るより先にな」
「……アア」
「いくら私でもこれ以上続けるなら容赦はしないぞ」
「……アア」
「……どうする?」
ソリャ決マッテル……
鬼ハ敵ヲ殲滅スルマデ戦ウノヲ止メナイ。
デモ……
「鬼でも、首が落ちたら戦えないよ」
僕は振り上げた刀を地面に落として両手をあげる。
「降参です」
『……き、決まったぁぁーー!!半分以上何が起きたのかは分かりませんが、壮絶な斬り合いを制したのはリーシア選手!!』




