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外道ノ転生  作者: 西の雷鳥
第四章 北方編
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拝啓

ミラへ


元気か?

こっちは色々あったけど私は元気だ。

ジリルで手紙を出してから1ヶ月ぶりだな。


私達は煉獄山を越えて、ゾディアス王国第二の都市、レディアスに来た。


煉獄山で凄いものを見た。

氷帝竜ってデカい竜種だ。

あの地竜なんて比較にならないデカさだったよ。

危うく死にかけたけど、あれは中々見れるもんじゃないな。


その時ゴッチという老人に助けてもらった。

ゴッチ老は魔帝国の軍人だったらしい。

知ってるか?


しばらくゴッチ老の家にお世話になってたんだが……

聖神教がゴッチ老に刺客を送ってきたんだ。

昔、色々とあったらしい。

ゴッチ老は事前にそれを察知して私達を逃がしてくれたんだが、その後奴に……


私は我を忘れて飛びかかった。

今思うともっと冷静になるべきだったな。

なんとかジーナとツルギの助けでゴッチ老の仇をとることができた………


でもこんな事をしても意味はない。

死んだ人は帰ってこない。

それに聖神教のあの司教……

殺す瞬間、綺麗な笑みを浮かべていた。

何を考えてたんだろうな。


私は何のために戦ったんだろう。

分からなくなった。

だが、これだけは言える。

私はまだ弱い。




レディアスでは毎日仕事と鍛錬だ。

レディアスのギルドマスターがエルフの爺さんなんだが、ツバキさんから私達の事を聞いたみたいで、ツバキさん以上にこき使ってきやがる。

まぁいいんだけどさ。


しばらくはレディアスを拠点に、もう一度腰を落ち着けて自分を鍛えなおしてみようと思う。

だからしばらくは安定して文通が出来る。

返事はレディアスのギルド宛で頼む。


そっちはどうだ?

もう2年生だろ?

学園には世界中から優秀な奴らが集まってくるって聞いた。

私も学園に行ってみたいな。

そしたらミラやアンナ、ザリの後輩になるな。

私もあと2年で入学出来るし考えとこうと思う。


ミラは心配ないとは思うが、身体には気をつけろよ。


リーシア・シルフェリオン・ジルドより


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