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神様によるペナルティ  作者: ずごろん
第三章 夏休み編
99/217

73話 旅行⑨

またまた遅れてしまってすみません……(・ω・`)

やっぱり夏になると何もしていなくても体力がなくなって眠くなってしまうからダメですね……(・ω・`)


気が付けば総合評価が1000pを超えていました。

これもすべて読者の皆さんのおかげです(*´ω`*)

更新速度も遅くて文章も1回1回短いですが、

これからも楽しんで読んでいただければ幸いです。

「ん、んーっ!!」


旅行最終日の朝食も終わって、僕は外に出て伸びをしてるんだ。

まぁ、最終日くらいはって言って朝食の準備も後片付けもさせてもらえなくてやることが無いだけなんだけどね……。

それで外の空気でも吸おうと思って玄関を出たところにいるんだ。こっちに来たときから思っていたけど、やっぱり外の空気がおいしいんだよね。こういう体験が出来るのも、町の外(田舎)に出てきた甲斐があるってもんだよね、うん。

そんなことを思いながら、もう一伸びしようとしたところで、


「あっ、京!もう終わったわよ」


って言いながら真琴が出てきたんだよね。伸びをしようとしたところに話かけられて振り返ろうとしたものだから、思わず変な体勢になりながら


「う、うん。じゃあ、僕も中に戻るね」


そう真琴に答えたんだ。変な体勢になっちゃっていたもんだから真琴に


「なによ、その体勢?」


苦笑混じりに突っ込まれちゃったんだよね。だから僕も


「あ、あはは……。それよりも早く掃除しちゃおうか」


苦笑で返してから話題を変えるためにそう言ったんだ。まぁ、掃除をするってことは決まっていたんだけどね。この家には3日間もお世話になったんだからしっかり掃除はしないとね、うん。真琴も同じこと考えていたみたいで、


「そうね、早く戻りましょ?」


そう言いながら家の中へと戻ったのを見て、僕はその後を追いかけたのであった。


…………

……


「はい、これで大丈夫ですね。最後にもう一度確認しますが、忘れ物はありませんか?」


家の中の掃除が終わった僕たちは各自荷物を持って家を出たんだ。まぁ、真琴がふざけていじわるな小姑みたいなことをして優花ちゃんに怒られていたり、僕たちの中で一番掃除が上手だったのが村居さんだったりしたりと色々あったんだけど、何とか無事に片づけられたんだ。その後、生物部の活動があるからって言って村居さんと空元君が先に出て行ったのを見送った後に僕たちも最後の見回りをしてから家の外に出たんだよね。僕たち全員が出たことを確認した優花ちゃんが玄関の鍵を閉めた後に忘れ物がないか僕たちの方を見ながら聞いてきたんだよね。優花ちゃんに言われた通りに忘れ物がないかを思い返したんだけど、何も忘れていないって思った僕は大丈夫って意味も含めて優花ちゃんの方を向いて頷いたんだ。僕と同じタイミングくらいでみんなも問題なしということを優花ちゃんへと伝えていたんだよね。優花ちゃんもそれを聞いて安心したみたいで、


「大丈夫なようですね。それでは鍵をしまいますね」


そういうと玄関の横に設置されていた金庫みたいなところの中に鍵を入れたんだよね。その後特に何もせずに


「それでは行きましょうか」


僕たちの方へと優花ちゃんが歩いてきたから思わず


「あれ?その金庫の鍵は閉めなくていいの?」


って聞いちゃったんだ。そしたら優花ちゃんは


「えぇ、この金庫はオートロックなので、こうして扉を閉めるだけで大丈夫なんですよ」


すぐに理由を教えてくれたんだよね。だけど、金庫にどんな種類があるのかもわかっていない僕は、そういうものなのだと思いながら


「へぇ、そうなんだ。なら、安心だね!」


って()()()()()返したんだ。教えてもらってもよくわからなかったんだから仕方ないよね、うん。優花ちゃんにわかってないですよねって指摘されたらどうしようと内心冷や汗をかいていると、


「そんなことより早く行きましょう?駅のロッカーの中にさっさと突っ込んでおきたいわよ、ほんと」


真琴がわざわざ衣服とかが入ってる方の大きいカバンを持ち上げながらそう言ってきたんだよね。それを見た優花ちゃんは苦笑しながら


「そうですね、それではまずは駅の方に向かいましょうか」


そう言いだし、その言葉を合図に僕たちは駅へと向かったのであった。


…………

……


「そういえば、掃除の途中で村居さんと話していたよね?何の話をしていたの?」


駅へと向かっている途中でふとそのことを思い出した僕は僕の両隣にいた二人にそう問いかけたんだ。掃除をしていて丁度終わりが見え始めてきたころに、二人が村居さんと何かを話していたんだよね。そのときは丁度少し離れたところで窓ふきをしていたから内容まではわからなかったんだ。だから何の話だったのかなって思って二人に聞いてみると、


「あぁ、あれか。村居さんから連絡先を教えてもらっただけだよ」


健吾がさらっと連絡先を教えてもらっただけって教えてくれたんだけど、何でこのタイミングなんだろ?って思っていると、


「村居さんがいうには、"万が一"のときのための準備らしいのう。俺らにも心当たりがあったから快く交換した次第じゃ」


勇輝君が補足してくれたんだよね。だけど、それでもよくわからなかった僕は


「えっと?万が一ってどういうこと?」


って聞いたんだ。そしたら


「それはじゃな……その……」


勇輝君は何故かすごく言い辛そうにしていたんだよね。どうしたんだろ?って首を傾げていると


「要はおまえがどんくさいから、ナンパに引っかかって面倒くさいことになりそうになったら呼んでくれってことだよ」


横から健吾がそう言ってきたんだよね。その言葉に思わずムッとした僕は


「僕はナンパになんか……」


すぐに言い返そうとしたんだけど、頭の片隅に青木君のことを思い浮かべてしまって一瞬言葉が詰まっちゃったんだよね。だけど、ここで言葉を止めるわけにもいかず


「……ナンパになんか引っかからないんだからねっ!!」


なんとか言い切ったんだ。だけど、やっぱり言葉に詰まっちゃったのが悪かったみたいで、


「なんで言葉に詰まってるんだよ。もしかして……」


健吾が訝しみながら僕に問い詰めようとしてきたんだよね。だから僕は慌てて一歩後ろに下がってから両手を前で振って


「いやいやいや、本当に大丈夫だよ?今回の旅行で()()()の人に話しかけられたことなんかなかったし」


って言って健吾が思っていることを否定したんだ。そしたら健吾がまだ少し納得いっていないような表情を浮かべながら


「……そうか。まぁ、おまえがいいのならそれでいいんだが……」


渋々とだけど引き下がってくれたんだよね。そのことに心の中でホッとしながら、


「うん。まだ(・・)大丈夫だから、そんなに心配しなくても大丈夫だよ?」


って返したんだ。そしたら二人の雰囲気が急に変わったんだよね。どうしたんだろ?って思っていると、健吾が、


「京、今お前……」


とだけ言ってきたんだけど、言葉をそこでとめた意味も二人の雰囲気が急に変わった意味がわからない僕は


「え?え?な、なに?」


どうしたらいいかわからず戸惑っていたんだよね。そしたら健吾と勇輝君が二人視線を合わせてから頷きあってから


「よし、京、お前家に帰るまで俺か丘神のどっちから絶対離れないようにな」


健吾がそんなことを言い出したんだ。


「え?なんで!?」


急にそんなことを言われた意図もわからなかったから何でか聞き返すと勇輝君が


「いや、どうにも嫌な予感がするんじゃ。京さんや。初対面の人からはナンパを受けていないとは言っておったが、それは初対面じゃない人からのナンパは受けておったってことじゃろ?わざわざこんなところに来てまで京さんをナンパする理由はわからんが、"万が一"があってはいかんじゃろ。じゃからどうか中山の言ったことを聞き入れてくれんかのう?もちろん京さんが迷惑じゃというのなら引き下がるつもりじゃが……」


僕に諭すように言ってきたんだよね。青木君(ナンパ)のことは黙っていたはずなのに、どうしてバレたの!?って愕然としていると健吾が軽くため息をつきながら


「その反応からしてやっぱり図星か……。一体どのタイミングでされたのかはわからんが……。まぁ、それより、丘神の言った通り俺らが一緒にいたら迷惑だって言うんだったら引き下がるが、どうする?」


改めて僕に聞いてきたんだ。思い返してみれば、青木君と会ったのって、まるで図ったかのように僕が一人になったタイミングだったんだよね。それを考えると青木君と会わないようにするためにはやっぱり3人で行動した方がいいのかな?そう思った僕は


「ううん、むしろ僕が迷惑をかけちゃうと思うけど、よければお願いしてもいい?」


と二人に言ったんだ。そしたら二人は苦笑しながら「迷惑じゃないから聞いたんだけどな」って返してくれたんだ。それから僕たちはお互いの顔を見てから笑いあっていると、僕たちの前を歩いていた真琴が


「ちょっと、そっちで何の内緒話してるのよ?」


僕たちの方に振り返りながらそう聞いてきたんだよね。そしたら健吾が


「あぁ、すまん。駅に着いてからなんだが、俺ら3人で行動してもいいか?」


そう真琴に返していたんだよね。そしたら真琴は


「はいはい、お熱いことで……ではないか。まぁ、あたしからはがんばってとでも言わっておくかしら?もちろんこっちはこっちで楽しませてもらうわ」


最初は呆れた表情を浮かべていたんだけど、何か思いついたみたいで顔をニヤニヤさせてそう言ってきたんだよね。それに勇輝君は


「ははは……。まぁ、お手柔らかにしてくれるとありがたいのぅ」


と頬をかきながら返していたんだ。だけど、3人のやり取りの意味が理解出来なかった僕は


「えっと……。どういうこと?」


って聞いたんだけど、


「まぁ、無事に俺ら3人での行動が認められたってことだ」

「そういうことじゃ。大まかにはそういうことじゃから、京さんは気にしなくても大丈夫じゃよ」


健吾も勇輝君も教えてくれなかったんだよね。その後も何度か聞いたんだけど、全部はぐらかされてしまった僕は一人釈然としないまま駅へと続く道を歩くことになったのであった。

やっぱり更新頻度って1週間に1回くらいはあった方がいいですよね?

その方がいいと言われても確約が出来ないですが……(・ω・`)

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