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神様によるペナルティ  作者: ずごろん
第三章 夏休み編
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70話 旅行⑥

かなり遅くなってすいません。

この前の土日に書こうと思っていたのですが、

土曜日に予想以上に体力を使ってしまって

気がついたら寝てしまっていました……。

ほんとすみません……(・ω・`)


まぁ、言い訳はこれくらいにして、

遅くなったのに今回は少し短めですが、

お楽しみいただければ幸いです。

「おっ、これなんかどうだ?」


「うん?おぉー」


健吾の見たいところ――といっても何故か女性向けの小物ショップだったけど――を見終わった僕たちはお土産売りがにあるグッズ売り場に来ているんだよね。そこで、この地域限定のグッズを見ていたんだけど、中々いいもの……じゃなくて、お土産(・・・)が見つからなくて店内を見回っていると健吾がこれはどうだって感じにそれを見やすいように僕の目線の高さまで持ち上げてくれていたんだよね。それで、持ってきてくれたものが可愛くて部屋においておいたら丁度……じゃなくてっ!そう、お母さんへのお土産に丁度よさそうなぬいぐるみだったんだよ、うん。だから僕は軽く歓声を上げた後、


「うん、丁度こんな感じのを探してたんだ。健吾ありがとう!」


ってお礼を言ってから健吾からそのぬいぐるみを受けとったんだ。さて、この子を家に帰ったらこの子をどうしてやろうか……。確かあの棚はまだスペースがあったはずだから……。


誰に言い訳をしていたのかもわからない言い訳のことなど早々に忘れた僕はこのぬいぐるみを家にお持ち帰りした後のことの想像していると


「やっぱりこれでよかったか。ほら、会計を済ませてくるからちょっとそれを貸してくれ」


って健吾が言ってきてから手を差し伸べてきたんだけど、


「いやいや、さすがに買ってもらうのは悪いし、この子は僕が自分で買うから大丈夫だよ?」


って言ってからレジの方に向かったんだ。いつも思うんだけど、どうしてぬいぐるみってこんなに高いんだろうね?1つくらいなら買えるけど、複数を一度に買おうと思うと中々手が出し辛い金額になっちゃうもんね……。


そんなことを思いながら会計を済ませてくると


「別に気にしなくてもよかったんだぜ?まだまだ金には余裕があるし」


って健吾が言ってきたんだよね。だけど、


「いやいや、お金に余裕があるからって僕に使うのは絶対におかしいって……。自分のお金なんだから、健吾自信のために使おうよ?」


自分のためじゃなくて僕のためにわざわざお金を使おうとする理由がわからなかった僕は首を傾げながらそう伝えると


「あぁ、それなら全然問題ないぜ。むしろお前のために使うなら金を使うことに躊躇いなどないからな」


「え?それってどういう――「あらあらあら?こんなところにいたのね!やっと見つけたわ!」」


健吾が僕のためなら問題ないとか言い出して、どういう意味か聞こうと思ったんだけど、その前に女口調の野太い(・・・)声が聞こえたんだ。思わず声が聞こえた方向に振り返ると、そこには何時ぞやに会った生物部の人が居たんだ。名前は忘れちゃったけどね……。それで、何でこんなところに?って思っていると無駄にくねくねしながら僕たちの方へとやってきて


「やっと見つけたわぁ。篠宮さんたちに商店街の方に居るっていうのは聞いていたんだけど、中々見つからなかった少し焦っていたのよ。いやぁ、無事に合流出来てよかったわ」


って言ってきたんだ。だけど、イマイチ状況が理解できない僕は


「えっと……、そもそもどうしてここに居るんですか?真琴たちも関係しているみたいですし……」


って聞いたんだ。やっぱり状況がわからないとどう反応したらいいかわからないからね。そしたら


「あぁ。やっぱり篠宮さんたちから聞いていないのね。通りで2人とも戸惑った反応をしているからおかしいと思ったわ。わたしは今生物部の合宿でこの場所に来ているの。それで、空元君が篠宮さんたちに話してくれたらわたしと空元君だけだけど、服部さんの別荘に泊めてもらえるっていうことになったのよ。折角だからご好意に甘えようってことになって今こうやって挨拶に回ってるのよ」


って、「ちなみに今朝ついたばかりなの♪」っていうウィンクも一緒にしながら教えてもらったんだ。だから僕はウィンクはいらなかったかなぁ……って思いながら軽く目線をそらしつつ


「そうなんですか?それでしたら空元君も一緒にいるんですよね?」


って聞いたんだ。すると


「えぇ、もちろん。わたしと一緒にあなたたちを探して……って、丁度来たわね」


って空元君が来たって言ったんだけど、どこに居るのかわからなかった僕は周りを見回してみたんだ。すると、僕の真後ろに空元君が居たんだよね。だから思わず「うわっ」って言いながら軽く飛びのくと


「ふふふ……。ボクに後ろを取られるとはまだまだッスね」


って、無駄にドヤ顔で空元君が言ってきたんだ。存在感が薄いことでドヤ顔している姿に僕は少し呆れながら


「……いや、別にドヤ顔することじゃないと思うんだけど……?確かにすごいとは思うけど……」


って返したんだ。そしたら、空元君は空元君が想像していた反応を僕がしなかったみたいで、少し不満そうな顔をしながら


「む……。思っていたのとは少し違う反応ッス。まぁ、それでも少しは驚いてもらえたから良しとするッス」


って言ってきたんだ。いや、何で僕が思い通りの反応をしないといけないんだろうね……。そんなに僕ってわかりやすいのかなぁ……。

そんなことを思いながらも、聞いても答えてくれないだろうから僕は


「あはは……。えっと、空元君も挨拶回りでみんなを探しているって感じなんだよね?」


そのことには触れないようにしたんだ。すると空元君もそれを察したみたいで、


「そうッス。って言っても熱海さんたちが最後ッス。だからこれから村居さんと一緒に服部さんの別荘に荷物を置きに行くッス」


って答えてくれたんだ。ってまだ荷物置いていなかったんだ……。それに、この部員さんはそういえば村居さんって名前だったね……。本人に聞くっていう事態にならなくてよかったよ、うん。

そう内心で思いつつ、


「そうなんだ。っていうより、まだ荷物置いてなかったんだね……。重くなかったの?」


って聞いたんだ。すると


「確かに重いか重くないかって言われると重いッスけど、1泊2日分だけッスから全然大丈夫ッス。それじゃあ、邪魔するのも悪いし、別荘に向かわせてもらうッス」


って言って、空元君が村居さんを連れて行こうとしたんだけど、


「あぁ、ちょっとだけ待ってくれないか?俺も別荘に戻るから」


って健吾が空元君たちを引きとめたんだ。


え?健吾も戻る……?まだ昼過ぎくらいの時間なのにどういうこと……?

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